そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#3.0385-3.0387

2009年06月19日 |  / 万葉集
6/19
「どさくさにまぎれて冗談言うほどのこの仙人は隅に置けぬか
(仙柘枝ヒジリノツミノエの歌三首)」
「霰降り吉志美キシミが岳を険サガしみと草取りかねて妹が手を取る
(1/3首 #3.0385)」
「あられ降る吉志美キシミが岳が険しと草取りそこね妹の手をとる()」
「この草は山桑なるか岳にある故事によりてか女を得たと()」
「味稲ウマシネが流れてきたる山桑を取れば美女へと変わる故事あり
(右ノ一首ハ、或ルヒト云ク、吉野ノ人味稲ウマシネノ柘枝ツミノエ
仙媛ニ与フル歌ナリ)」
「この夕へ柘ツミのさ枝の流れ来ば梁ヤナは打たずて取らずかもあらむ
(この歌は作者が脱落して不明2/3首 #3.0386)」
「この夕べ柘ツミのさ枝の流れ来ば梁がないのでとれないだろう()」
「古に梁打つ人の無かりせばここにもあらまし柘の枝はも
(右ノ一首ハ、若宮年魚麻呂ワカミヤノアユマロガ作3/3首 #3.0387)」
「いにしえに梁うつ味稲ウマシネいなければ今もありけん柘ツミの枝はも()」
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万葉集#3.0384

2009年06月19日 |  / 万葉集
6/19
「我が屋戸に韓藍蒔き生オほし枯れぬれど懲りずて亦も蒔かむとそ思ふ
(山部宿禰赤人が歌一首 #3.0384)」
「わが宿に鶏頭育て枯れたけど懲りずにまたも蒔かんと思う()」
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