そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#3.0395-3.0397

2009年06月24日 |  / 万葉集
6/24
「託馬野タクマノに生ふる紫草衣染ソめ未だ着ずして色に出でにけり
(笠郎女が大伴宿禰家持に贈れる歌1/3首 #3.0395)」
「染物を着ないうちから色に出る無粋なものは理由わからず()」
「託馬野は二説があって近江らし後のひとつは肥後の長嶺()」
「陸奥ミチノクの真野マノの草原カヤハラ遠けども面影にして見ゆちふものを
(歌2/3首 #3.0396)」
「陸奥の真野の草原遠けれど面影にして見えるというが(真野は鹿島辺りの草原)」
「奥山の磐本菅スゲを根深めて結びし心忘れかねつも(歌3/3首 #3.0397)」
「岩本の菅の根本は深くして同じ心で契りしものを()」
「家持と笠郎女どのような関係なりし少し興味が()」
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万葉集#3.0398-3.0399

2009年06月24日 |  / 万葉集
6/24
「妹が家に咲きたる梅の何時も何時も成りなむ時に事は定めむ
(藤原朝臣八束が梅の歌1/2首 #3.0398)」
「君が家咲きた梅に実がつけばいつでもことを決めようものを()」
「妹が家に咲きたる花の梅の花実にし成りなばかもかくもせむ
(歌2/2首 #3.0399)」
「君が家咲きたる梅が実をつけば仰せのとおりかもかくもせん()」
「この歌の底には梅のエトセトラあるはわかるが中味わからず()」
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