そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#8.1577-8.1580

2010年11月03日 |  / 万葉集
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「秋の野の尾花が末ウレを押しなべて来しくもしるく逢へる君かも(宴する歌4/7首 #8.1577)」
「秋の野の尾花の穂先押し分けて来た甲斐があり逢えました君()」

「今朝鳴きてゆきし雁が音寒みかもこの野の浅茅色づきにける(宴する歌5/7首 #8.1578)」
「今朝鳴いていった雁の音寒そうもこの野の浅茅色づいており()」
「(右の二首は、阿倍朝臣蟲麻呂。)」

「朝戸開けて物思モふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな(宴する歌6/7首 #8.1579)」
「朝戸開けふと考える白露をつける秋萩ぼんやり見える()」

「さ牡鹿の来立ち鳴く野の秋萩は露霜負ひて散りにしものを (宴する歌7/7首 #8.1580)」
「さ牡鹿が来て鳴く野には秋萩が露霜受けて散ってしまった()」

「馬養ウマカヒは有名人かこのあとに出てくるのかなでたらよろしく
(右の二首は、文忌寸馬養アヤノイミキウマカヒ。天平十年戊寅秋八月二十日。)」
コメント
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