そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

猿女の君

2014年04月07日 |  / 古事記・古代史

2014/04/07

「天降りす邇邇芸は宇受売に先導をした猿田彦送っていけと()」

「猿田彦に宇受売改め猿女とてお仕えしろと邇邇芸に言わる(猿田彦の神の名前を受けて猿女の君となった)」

「猿田彦阿耶訶アザカに坐し漁スナドリで不慮の事故にて溺れて死ねる
(1比良夫貝にその手を咋ひ合わされ海塩ウシオに沈み溺れた
,2底どく御魂:底に沈んでしまったときの名
,3つぶたつ御魂:沈むときに出る泡がつぶだつときの名
,咲く御魂:底から泡が上がり割れて咲く名
)」

「猿田彦送りし猿女が帰りきて諸の魚に仕えるか聞く
(1:魚どもは皆仕えると言う
,2:海鼠だけ答えなかった
,3:天の宇受売はこの口は返事をしない口かといって小刀でその口を裂きました
,4:だから海鼠の口は今でも裂けている
,5:こんなわけで代々志摩の国から魚類の貢ぎ物が猿女を通じて献上される
)」

コメント
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