そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

海幸彦の服従

2014年04月15日 |  / 古事記・古代史

2014/04/15

「ここに来た最初の理由思いだし火遠理は大きなため息をする()」

「ため息を聞きし豊玉その父に知らせ相談したまいき()」

「綿津見は火遠理に聞けるため息の理由ワケと来ませる由はいかにと
(1:綿津見に火遠理は答えるつぶさにと兄の釣り針無くししことを
,2:綿津見は大ヒロモノ小サモノの魚たち集めて問える失せし釣り針
,3:赤鯛の喉に刺される骨ありてもの食べられず愁えていたり
,4:赤鯛の喉探せれば針があり除き洗いて火遠理にかえす
)」

「綿津見が火遠理に釣り針返すとき色々策を教えたり
(1:この針を返すときには呪をかけて次のごとくに返しなさいと
,2:この針は貧乏針で悲しみの針だと言いて後ろ手に渡す[淤煩鉤,須々鉤,貧鉤,宇流鉤]
,3:兄さんが高きところに田をなせばあなたは逆に低きところに
,4:兄さんが低ところに田をなせばあなたは逆に高きところに
,5:われは水を掌ツカサどるゆえ兄さんは三年のうちに貧しくなれる
,6:攻め来れば塩満シオミツ珠で溺れさせ謝すれば塩乾シオヒル珠で助けよと
,7:かく言いて塩満シオミツ・塩乾シオヒル珠二つ渡して鰐に送らせんとす
)」

「鰐集め火遠理を送るに幾日がかかるか皆に問いたまうなり
(1天津日高の御子虚空つ日高[火遠理=山幸彦]いよいよに上つ国にと帰るときくる
,2鰐が皆己が身の丈計りつつ答えの日数申したり
,3そんなとき一尋鰐が答えるにわれなら一日かけて還えらん
,4その鰐に送るを命ずその際にビックリさせてはならじといえる
,5鰐は頸に客を乗せては出立し
期限内にと送り届ける
,6虚空つ日高佩きたる紐つき小刀を鰐の首へとかけて帰せり
,7それゆえに送りし鰐を佐比持の神と称して今に至りし
)」

「綿津見の神の教えに従いて火遠理はしたり兄の火照に
(1まぢちの効果:
,2すすちの効果:
,3うるちの効果:
,4おぼちの効果:
,5隼人の由来:土下座して火照謝りそれ以降火遠理の命の守護人となる
,6隼人舞:隼人舞火照が溺れる様映す今に至りしことであるとか
)」

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