wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

角川武蔵野ミュージアムーその2(エディットタウンーブックストリート、荒俣ワンダー秘宝館など)

2022-04-02 07:13:16 | 博物館・科学館・図書館

角川武蔵野ミュージアム(2022年3月13日)のその2は、4Fを中心にご紹介します。

 

角川武蔵野ミュージアムのコアともいえる「エディットタウンーブックストリート」。編集工学者を自認する松岡正剛館長の監修によるもの。

 

エディットタウンの本はこの9つのカテゴリーに分けられています。

 

ここは要するに図書館です。本棚は隈研吾事務所のデザインだそうです。

 

ふつうの公立図書館と違って、ここには比較的最近、10~20年以内に出版されたものが多いような印象があります。きっと正剛さんが読んだ本ばかりなのでしょう。面白そうなものが揃っています。ここにいたら1日でも過ごせそうです。

 

進化関係もいろいろ揃っています。本屋さんに並んでいる品ぞろえと、公立図書館に並んでいる品ぞろえの中間的な感じでしょうか。公立図書館では、本のカバーや帯を外していますが、ここの本にはちゃんとそれらが付いたままです。これは大事なことです。本の見た目が大きく変わります。電子ではなく紙の本が好きな私のこだわりどころです。

 

霊長類学関連の本たちもなかなか揃っています。読んだことのないものばかりですが。

 

そして、ここが圧巻の「本棚劇場」。劇場ですから。約8メートルの巨大本棚に四方を囲まれています。

プロジェクションマッピングの上映が始まりました。

本だけでなく、このようなスペクタクルも楽しめるのです。

 

こちらはちょっと怪しげな「荒俣ワンダー秘宝館」。荒俣宏監修によって、動植物鉱物人工物と地球上のあらゆるものが展示されています。

人面カメムシだそうです。このカメムシたちは、自分の背中に人の顔が描かれていることを知らないはずです。何万世代とかかってこんな紋様になったら自然選択で生き残ってしまったのですね。ここには4種類いますが、お互いに近縁関係なのでしょうか。

 

これは4Fから5Fに上がる階段脇に飾られた荒俣宏氏の蔵書からなる「アテックステップ」。

 

5Fから「本棚劇場」をのぞき下ろします。

 

5Fのエレベーターホールにはダイダラボッチの絵が。これも「ゲゲゲの鬼太郎」に出てきて怖かったんですよ。

チケットは3時間見れるタイプでしたが、2時間以上みたらもう満足したし疲れました。角カフェでお昼して、ショップ、書店も見て、抹茶ソフトの店で休憩してと、十分たんのうしたので帰ることにしました(チケットの追加でまだまだ見れるところはあるのですが)。

公園では、チームラボによる「どんぐりの森の呼応する生命」というインスタレーションが準備されていました。夜、光ってキレイらしいです。

 


東京パズルデー「ナゾ解きパズルラリー」の答

2019-10-18 22:22:51 | 博物館・科学館・図書館
前回ご紹介した東京パズルデーの「ナゾ解きパズルラリー」問題をやってみた方はいますか?

その答をお教えします。

問題2:カレンダー
問題3:ヒヤシチューカ
問題4:カレールー
問題5:しょうがやき
問題6:おうだんほどう
問題7:ひこうきぐも
問題8:③
問題9:コトバ
問題10:2019
問題11:めいたんてい(これは超難問!)
問題12:ヒバリ
問題14:コクゴ
問題16:かうんたーでおりがみくださいといってね

いかがだったでしょうか。


問題の周りに集まる人たち。



東京パズルデー(三菱みなとみらい技術館)

2019-10-12 20:26:40 | 博物館・科学館・図書館
三菱みなとみらい技術館のイベント「第7回東京パズルデー 2019 in 横浜」に行ってきました(2019年10月6日)。


15:30-16:30開催、家族チーム対抗の「ジグソー早組み大会」への参加が最大の目的で、午前中に行って整理券をかろうじてゲットしました。定員25組のところ、最後の25番目の整理券ということで、ギリギリ間に合いました。他にもパズル関係のいろんなイベントをやっていましたが、その大会の時間までは娘と二人で「ナゾ解きパズルラリー」に挑戦しました。


「ナゾ解きパズルラリー」は、会場のあちこちに貼ってある問題を解いて、このカードに答を書いていって、全てそろったらくじを引いて賞品が当たるというゲームです。

撮影した問題をこれから並べていきますので、みなさんも答を考えてみてください。なかなか難しいですよ。

問題2


問題3


問題4


問題5


問題6


問題7


問題8


問題9


問題10


問題11


問題12


問題14


問題16

私が分かって娘にヒントを出して考えてもらったり、娘が自分で解いたり、係員の人のヒントを聞いて考えたり、よそを周ってから同じ問題に2度3度と挑戦したり、頑張ったあげくなんとか全ての問題を解くことができ、くじを引いて賞品のパズル型手紙セットをもらいました。
上の問題の解答は次のブログでお教えします。


そして妻と合流して、家族で「ジグソー早組み大会」に挑みました。
これから解くジグソーパズル25セットが並んでいます。


パズル組み立て中。150ピースです。


出来上がりましたが、久しぶりにやったので30分くらいかかりました。


1位の家族は12分でパズルを完成させ、写真の1000ピースのジグソーパズルを景品にもらっていました。1位から3位までは景品が出ました。参加者も全員、今回組み立てた柴犬ジグソーパズルを頂きました。
この後は、娘と私がミニ算数検定を受けてみたりと、もりだくさんの1日でした。

ロボット教育セミナー(三菱みなとみらい技術館)

2019-08-18 21:15:22 | 博物館・科学館・図書館
夏休中、娘とロボット教育セミナーに参加してきました(2019年8月10日)。

三菱みなとみらい技術館で開催される「ロボット教育セミナー からくり工作2019 in横浜」に応募したら当選したので行ってきました。


沼津高専の先生が講師、そして学生さんたちが助手をしてくれました。


教室の様子。


セミナーのスケジュール。
我々は午前の回に参加。午後の回もあります。各回40名が定員。


歯車(ディファレンシャル・ギア)を仕込んで、腕と頭が回転するロボットを作ります。




ロボットの樹脂の部分はこの3Dプリンターで作ったそうです。1体作るのに5時間かかるとか。80名分で400時間かかります。
数年前に3Dプリンターという機械が世に出てきたときは、なんか胡散臭い技術が出てきたなと思っていました。実際のところは複雑な立体を正確に作れるようで、3Dプリンターで料理を作るなんていうことを考えている人もいて、少しずつ普及してきた感じがあります。


ロボットを組み立てていきます。


油性ペンでペインティングもしました。ちゃんと動いたので、完成。


雑誌「子供の科学」の工作付録などで遊べる企画展も開催中で、娘はこちらでも遊びまくって満足したようです。

三菱みなとみらい技術館のイベントに参加

2019-03-23 22:07:01 | 博物館・科学館・図書館
最近、三菱みなとみらい技術館のイベントに娘と参加しています。
ここが開館するのは10:00ですが、イベントには定員があるので、9:30くらいから並んで整理券をもらう必要があります。




2月11日は、「ゲームでさんすうを楽しもう!」に参加。ブロックを組み合わせて、カタチを作って、対戦するゲームです。


3月17日に行ったら、一部のフロアがリニューアルされていました。エムエイチアイ(三菱重工)・フューチャーゲートというコーナーができて、三菱重工グループの歴史や未来が一望できます。


今の飛鳥Ⅱですが、建造時のクリスタル・ハーモニーのときのカラーリングでディスプレイされています。


ロケット。


ジェット旅客機MRJ。


海底資源探査船ラムフォーム・タイタン。これ、模型だから胴体を輪切りにして見せていると思いますよね。そうじゃないんです。このまんまの三角形をした船なんです。帰ってから調べて知りました。びっくりです。


この日の午前中は、「犯人をさがせ!-黒いペンの秘密-」というイベントに参加。




この前のサイエンス教室「わく☆ドキ サイエンス」みたいに、ペーパークロマトグラフィーの実験です。水性ペンのインクを分離して、何色の色素からできているかを調べるというものです。


黒いペンでも何種類かの色素が混ざっています。


最後は、こんなシオリを作って終了。


午後は、「SCI LAB.科学捜査研究室」というイベントに参加。


殺人事件が起きたという設定で、証拠品を様々な鑑定手法にかけて事件を解決するというもの。


血液判定。


DNA鑑定。


科学捜査に使われる器具や薬品類。

二つのイベントともけっこう本格的で、娘は大満足して帰りました。
ところで、三菱重工は某国からいじめられていますが、ちゃんと某国語での説明もしているんですよ。懐の広さが違いますね。