東京都庭園美術館ではじまった「生命の庭」展(2020年10月17日~2021年1月12日)を見てきました(2020年10月24日)。
芸術の秋ですね。最近は美術館に行くことが多いです。久しぶりに晴れた土曜日の朝、妻が突然行こうと言い出したのが、東京都庭園美術館でした。娘は、パパとは別行動!と言い張るので、付かず離れずで行動しましたが。以前からその傾向はありましたが、小3にしてすでに反抗的な娘です。「くさっ」とか「きもい」とかいつも言われています。娘は今、ホルモンの影響で脳の回路の変更が起きていて、前頭前野の成長が追い付いていないため、攻撃的な反応をしてしまうのでしょう。親がよくわかってあげないといけないのですよ。私はというと、おとなしい手のかからない子どもでした。叔母から乙女(おどめ・茨城の方言)と呼ばれていましたから。そんな子どももいます。
さて、目黒駅から歩いて行ける東京都庭園美術館は初めてです。となりの国立科学博物館附属自然教育園には以前来たことがあります。
「生命の庭」展は、「8人の現代作家が見つけた小宇宙」というサブタイトルが付いた、8人それぞれが生命や自然を表現したアートを特集したものです。
正門を入ると森です。
明治時代の宮家、朝香宮家が建設したアール・デコ様式の本館と内装による美術品のような邸宅で、1983年に庭園とともに美術館として開館しました。
邸宅から眺められる緑豊かな庭がきれいです。
展覧会の作品群を作家ごとに並べていきます。
山口啓介
様々な花や葉をアクリル樹脂で封じ込めたのでしょうか。植物標本のようなアート。
本館から新館への渡り廊下のガラス窓にも下のような作品があって、
バックの緑と陽光がいいコントラストを作っていました。現代アートによくあるコンセプト以前の、見てキレイや驚きがあるこういう作品が好きです。
淺井裕介
原始的な雰囲気とマンガ的な描写が融合した現代的な作風です。
加藤泉
色使いが鮮やかですね。
康夏奈
この絵の拡大写真が下です。
佐々木愛
志村信裕
タンパク質の分子構造のようなプロジェクション。ヒモが動いていました。
青木美歌
この作家の、広い暗室内でガラスの造形に薄い光を当てているインスタレーションがあって、そこだけ撮影禁止でしたが、一番インパクトのある作品だったと思います。
小林正人
これは、廊下に吊り下げられていた照明ですが、なんともキレイなので撮影しました。
庭に出ると生き物が豊富で、これはショウリョウバッタ。私は用事があったので途中で帰りましたが、この後もオオカマキリなどの昆虫やらキノコやらを見つけたそうです。それこそ「生命の庭」です。となりの自然教育園から迷い込んできたものもいるのでしょうね。
庭園側から見た本館。
新館。
日本庭園の池。
ムラサキシキブ。
池のほとりに茶室があって、
ちょうど、茶会が開かれていました。
都心にある”端正な自然と美”を感じられる庭園でした。