(前回の続き)空調を効かせた暖かい部屋のふかふかベッドでぐっすり休んだ翌朝は、ホテルの朝食バイキングを堪能。
朝カレーが売りらしいんですが昨晩お代わりして食べすぎてたんで他の物をチョイス。みそ汁の他にせんべい汁も有って岩手県感がありますな。今時のビジホの朝飯って工夫があって素晴らしい。
たらふく朝ご飯を頂いたら今日はもうやることなし。仙台に帰るだけですがせっかくなので大船渡市方面へ寄り道。
大船渡市に着いたら評判のパン屋「Le・trefle (ル・トレフル)」に立ち寄ってみます。軽く下調べして無さそうだなとは思ってましたがお目当てのメロンパン・シナモンロール等の菓子パン系はやっぱり無くて…、
こちら酵母にこだわった系のお店のようで「クルミとチョコ」「オレンジ&クリームチーズ」が美味しそうで購入。パン生地自体が美味しくてなかなかのクオリティだったので特にベーグルとか好きな方におススメです。
さて大船渡に来たのはパン屋開拓だけでは無くて、このコロナ禍を逆手に取って人出が少ないうちに人気のラーメン店を攻略しておこうという目論見が有りました。兼ねてより、っていうかもう十数年も前から長らく宿題店となっておりました「秋刀魚だし黒船」に行ってみます。
大船渡市と言えばサンマのラーメンをご当地ラーメンとして盛大にプッシュされていますが(大船渡さんまラーメン)その筆頭格と言いますか結構昔からサンマラーメンを出されているお店で何度かカップ麺になったりしてる人気店。
過去に何度か訪れた事があるんですがひどく長い行列で諦めてたり臨時休業だったりして、特にコロナ禍になってからも2回行ってますがありつけずにいた岩手県で最重要宿題店となっておりました。
今回コロナ禍で3度目の正直で訪れてみましたが…、まず店外に行列は無し。暖簾が出てるから臨休でもなし。
前回もここまではクリアできたのですが暖簾をくぐって入店したら店内に行列が出来てて諦めたのですが、今回は…
おおお待ち人1組しか居ませんでした。ラッキーです。長年の宿題がいまやっと解消の運びに(喜々)
待合スペースで少しだけ待機。券売機見ながらメニューを観察。限定メニューも良さそうですが初訪だしベーシックを食べておくべきか。
壁に飾られたBiSのサイン色紙とか見てたら席が空いたので着席し券売機で買ったチケットを渡してしばしの待機。この時間って何回目でもワクワクしますね。
麺の佇まいが雰囲気有って良きですね。そしてドンブリのキャラ感強め。まぁこういうのって結構大事。
さて早速のスープですがベースは鶏ガラ主体であっさりと取られて香味野菜が入った昔ながらのスタンダードな味わい。
そこに煮干し主体の魚介系をさらりと効かせてさらに秋刀魚の香油を浮かべて効果的に香りを立たせてあり雑味やクセ等の少ない香りが鼻腔をくすぐってくれています。トータルやや油量多めで割と今風なコクの深いスープに仕上がってますね。
塩ダレは尖りが無く円やかで配合やや強め。秋刀魚の旨みをしっかりと盛り立ててくれています。ネギの他に水菜も乗せられてややこってり気味のスープにしっかりと薬味を与えてくれています。
麺は加水率中程度のストレート細麺を使用。岩手産小麦使用との事で全粒粉仕様になってます。チャーシューは豚バラのロールでホロホロっと柔らかめなものに対しメンマは角材タイプの極太でコリッと食感が対照的。
今回、岩手県の超人気3店舗を一気に回れてよかった。まだまだ行けていない宿題店が沢山あるので近いうちにまた復興道路をドライブしてみよう。
そして今回の「秋刀魚だし黒船」ですがより秋刀魚を味わえるのは醤油より塩かなと思い今回塩味を頂きましたが(醤油味はカップ麺で食べたことありましたので)予想通り美味しいラーメンで満足でした。黒船の2号店は貝出汁系だらしい。次回はそちらにも行ってみよう。
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