(前回の続き)石川県加賀市でミーハー的・聖地巡礼した後は一路「ラバウル」へ
銀翼連ねて南の前線♪
じゃなくて…
片山津温泉を通りがかった際に味わい深いお店を発見。田河水泡先生の有名な漫画作品がモチーフになってましたけどおそらく店主さんは戦争経験者なんだろうな。
# 雨森雅司さんの声が懐かしい。やっぱバカボンパパの声はこの人が一番だよなぁ。作品違うけど。
さて加賀市を発ってからは主幹線の国道8号線を日本海沿いを添うように東進。富山方面へ向かいます。
富山市に着いたころにはすっかり夜になってしまいましたが、狙っていたご当地グルメ「ます寿司」専門店にギリギリ滑り込んで夜食をゲット。
ちょっと値段は張るけど値段相応いやそれ以上の美味しさが有るので富山に来たら「ます寿司」は外せない。こちらは夕飯の富山ブラックを食べた後で晩酌のお供に頂く事にします。
ってなことで富山ブラックを2軒完食してから滑川市「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」に車を停めてこの旅で何度目かの車中泊と決め込みます。
そして今夜のドリンクは加賀市で買っておいた鹿野酒造「旨口本仕込 本醸造 常きげん」
一口目は透明感が有ってするするっと飲めてしまう印象が有り飲み進めるうちに濃厚なトロミのような味わいが膨らんできて実に美味しい。吟醸香が控えめでちょい辛口なので魚料理など特に「ます寿司」とも相性バッチリ。720mlで786円とお買い得でした。
文字通り”上機嫌”になりながら録りだめしておいたブルーレイを見つつ何時しか夢の中に。これぞ車中泊の醍醐味ですね。そして今回の旅行は約一週間で約3500キロを走破しましたが距離程の疲れが無かったのは旅行中楽しい事しかなかったから、ですかね。楽しかった!
さてラーメンは翌日に新潟県長岡市で頂いた一杯から
新潟の5大ご当地ラーメンのうち長岡市エリアで頂けるのが長岡生姜醤油ラーメン。
東京にも進出している「青島食堂」(店名クリックで過去記事へ)が有名ですが、地元でそれに負けない人気店なのが今回の「ラーメンたいち」です。
せっかく長岡市に来たらやはり食べておきたいという事で年末に寄り道。前回醤油を頂いたので今回は塩を頂いてみます。
さて早速のスープですが動物系は豚骨ベースで見た目よりあっさりめ。そこにチャーシューから滲み出た肉味がスープに溶け込んでおり生姜と香味野菜がしっかりと効いていて旨味は十分。丁寧な仕込を感じます。
塩ダレはスタンダードな味わいで適度な塩気が有ってベースの旨味を盛り立ててくれています。油脂も適度でコクも有りあっさり過ぎない絶妙なバランスのスープ印象ですね。
麺は中太の縮れ麺で加水率は中~高程度でスープとのマッチングも上々。チャーシューはウデ肉と肩ロースが乗っかり味付けはやや強め。相変わらずチャーシューが旨い。
(18/10/27食)
「醤油ラーメン」650円
濃口醤油主体の醤油ダレに生姜が強めに仕込まれており鮮烈な照りがスープ表層に光沢のある輝きを反射させています。もう見るからに美味しそうなのが長岡生姜醤油のポイントか。
こちらの醤油スープにホウレン草がよく映えます。家系のホウレン草ともまた違ったマッチングが有りますね。
麺は塩と共通のようで中太の縮れ麺。チャーシューは腕肉メインで噛み応えがあり肉味もふんだんで実に旨い。連食でなければチャーシューメンにすべき逸品でしょう。
さて「ラーメンたいち」で今回頂いた塩と醤油の2杯ですが、個人的には塩よりも醤油スープの方がより魅力的に感じられました。日本人の味覚にDNAに直接訴えかけてくるような長岡生姜醤油ラーメンの魅力が詰まった一杯と思います。ごちそうさまでした。
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