(前回の続き)北海道最北端の稚内にて絶景を堪能した後は一寸行きたいところが有りまして東側の海沿いを南下。美深町というところに向かいます。
ドライブ中、一頭のシカが車の前に飛び出してきましてレンタカーN-WGNのホンダセンシングが効いて見事回避するというアクシデントが有ったりしながらも(もしぶつかってたら修理代発生するところでした…怖)
海岸線に沿って広く見える広い陸地は「樺太島」と思われ。今戦争中のロシア領な訳ですが歴史を鑑みるに口惜しい思いが胸に溢れますね。いつか北方領土問題が解決することを祈るばかりです。
さて約160kmの3時間弱を走り抜けて美深町の目的地に到着。実は美深町に「トロッコ王国」という施設が有りまして一度体験してみたかった。
こちら昭和60年に廃止された旧国鉄「美幸線」の廃線を使ってエンジン付きのトロッコで走ることが出来るアクティビティ施設との事で、廃線跡にレール自転車を置いてペダルを漕いで走るのはたまに聞きますがエンジン付きのトロッコに乗れるって所に惹かれました(楽そうでw)
旧国鉄の隣駅だった場所まで片道約5キロのコースになっていて往復で約30分程度でしたが川を渡る鉄橋(往路で結構怖かった)や
踏切(リアルに農道と交差しておりトロッコ側が一時停止しないといけない)とか有ってなかなか楽しい。
メチャクチャ景色が良くて空気が綺麗で良くてガチで素晴らしい。
屋外なので最初マスク外して乗ってたんですが、景色に見とれて大口開けてると口に葉っぱやら虫やらが飛び込んでくるので結局マスクして乗ってました。マスク着用がオススメです(笑)
さて今夜は札幌市内に宿を予約してありまして、すすきの駅前一等地に在ります「ANAホリデイ・イン札幌すすきの」に向かいます。北海道の隣県割(ブロック割)等を駆使して素泊まりでビックリするくらい安く泊まることが出来ました。多分今だけだろうなぁ。
※ただホテル駐車場が別途1泊1,800円と少々高めでした。何といってもススキノ駅前ですからね、これは仕方ない。
さて札幌すすきのド真ん中の宿に泊まったからにはラーメンを食べておかないとバチが当たります。ホテルを出て歩いて数十秒の所に「元祖さっぽろラーメン横丁」が在りまして早速行ってみよう。こちら昨年10月に一度来ておりまして(クリックで過去記事へ)その時は「ひぐま 横丁本店」で味噌を頂いておりましたが、
今回は新店を開拓すべく有名な「白樺山荘」と悩みましたが今回は昭和46年こちらの横丁が開業された時から営業されているという一番の老舗店「味の華龍(かりゅう)」に入店してみます。
有名人のサイン色紙が並ぶ中壁に貼られたメニューを拝見。コーンバターラーメンやホタテラーメンが人気との事ですが素のスープを味わいたくノーマルな味噌をオーダーしてみます。
早速のスープですが豚骨、鶏ガラのベースは濃厚で油量強くややこってり気味に取られた動物系はコクが十分でガラの臨場感も有り力の入った仕上がり。
香味野菜が効いて鶏油が浮かんで札幌味噌の相場の中ではやや甘めか。
合わせられる味噌ダレは白味噌っぽく見えますが塩気が強めで昆布系らしき味気スープ中に挽肉が仕込まれて肉味も有りしっかりと芯の有る旨味を醸し出しています。本場の札幌味噌ラーメンらしいしょっぱ旨な味わいのスープ印象ですね。
麺は味噌に合うよう設計された中太の縮れ麺で加水率は高め。子にっとした固めの食感が強めのスープとよくマッチしています。その他チャーシューは肩ロース部位の大き目なものが一枚鎮座し細めカットのメンマ、ネギ、海苔、モヤシが乗っかります。
さて「味の華龍」ですが老舗らしい手堅い作りの味噌ラーメンになっておりコッテリだけどコッテリ過ぎないそれでいて札幌味噌ラーメンのトレンドをしっかりと感じられる一杯に思います。それにしても「札幌ラーメン横丁」って良さしか無くていつか1週間くらいススキノに滞在して全店制覇してみたい(僕の夢)
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