「全力少女R」と言えば九州を拠点とする伝説のアイドルグループ「流星群少女」(クリックで過去記事へ)を「Ru:Run」が吸収合体して2016年に生まれたグループでアイドル史上に残る名曲「一発逆転!下剋上」を正当に引き継いだグループなので残念で悔しい。
コロナ禍でこんなニュースしか回ってこない昨今が憎たらしい。早く平穏な日常が戻って欲しいところです。
さてラーメンの話に
新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行していきます)
(前回の続き)初売りでピーチエアの格安航空券をゲット出来まして、今回は今年2月に車でなかなか行けないエリアまでラーメン遠征に出かけた時の話から
目的地は沖縄!恥ずかしながら人生初の沖縄旅行2泊3日でございます。ちなみに航空往復10,880円とか有り得ない安さでコロナ禍様様ですね。
沖縄ではレンタカーを借りまして車種:日産の某小型車が3日間で6,150円とか安いにもほどが有ります。緊急何とか宣言?知らん知らん(ヲイ)
とりあえず沖縄で一番に行きたかったのがこちら「ひめゆりの塔」と資料館でした。
沖縄を代表する観光地と思われましたがコロナ禍という事でお客さんはまばら。逆にじっくり当時の遺産や資料を見学することが出来て良かったです。閉館の放送が流れるまでつい見入ってしまいました、が。
聞きしに勝る当時の日本国の戦争を邁進していく下衆ぶりが理解しやすく時系列で展示されておりエピソードを見進める毎に涙が出るどころか吐き気を催しそうになる展示物の数々が心に沁みました。
こちらは彼女らが過ごした防空壕のリアルな跡地。こんな跡地が島の南部に複数あるという現実。
彼女らはちょっとしたボランティア合宿感覚で駆り出されたのに急遽生死を彷徨う戦士たちの面倒を見させられ、挙句戦局悪化で唐突な「海ゆかば」パーリーにて現地解散を余儀なくされるとか十代の少女にはハード過ぎるサバイバルで生き残れる筈がありませんやんという気の毒な感想しかありません。
何故、何故なのか?乙女たちは戦闘部隊ではなかった。
雑草を食し水たまりを啜り生き残れたのはごく数名。何故大多数の彼女らが草むす屍にさせられたのか。とかく戦争とは愚の骨頂。この施設は日本人として一度見といたほうがいい。合掌。
さて「ひめゆりの塔」を勉強させて頂いた後は景観の良さが評判の「ニライカナイの橋」に移動。ニライが未来を意味しているらしく写真だとあまり伝わらないですが車をドライブしててとても楽しいルートになってました。
橋の付近で海鮮丼の旗に惹かれて「天ぷら・鮮魚 なか村水産」に立ち寄りお弁当を購入。
沖縄って実は天ぷらがおやつ感覚で食されていて”さかなの天ぷら”とは”たかさご”や”しいら”など白身の小魚の天ぷらを指すらしい。
海鮮丼弁当と天ぷらと今夜の夜食をゲット。終わり際の時間帯だったからと思いますがかなり安い値段で今夜の夜食をゲット出来ました。有り難い。
そして今夜の宿ですが流石にレンタカーに車中泊するわけにもいかず本部町に予約を取っておりました。那覇市から下道で2時間超の遠方でしたがこの宿が滅茶苦茶安かった。
45平米の和洋中ルームが2泊で8,800円とか素泊まりとはいえ安すぎ。正直こんな広い部屋自腹で泊ったことないです。
なんといってもオーシャンビューですよ。右にエメラルドビーチが、左には美ら海水族館が見えますね。いやなんかサマーズのTV番組で紹介されそうなロケーションで場違いすぎて申し訳ない気分。やっぱコロナ禍で安く泊まれたんですかね。
さてラーメンネタは本日頂いた沖縄”ソーキそば”の話から
せっかく沖縄に来たのだし名物「ソーキそば」を食べておきたい。出来れば地元の人しか行かないようなちょっとマイナーなお店が良いかなと思って宿に行く前、ネットで調べて国道329号線沿い与儀エリアに在ります「島人(しまんちゅ)そば」に立ち寄ってみます。那覇から結構遠いので観光客は少なそう。
店前の看板が読めない。”じゅうしい”だけ分かったけど、台湾旅行とかで漢字だけ読めるのより意味わかんない(笑)異国感ありますな。
※ちなみにソーキソバと沖縄そばとは厳密には違うらしい。
沖縄そばとソーキそばの違いとは? | 沖縄そば情報ポータルサイト『すば』
うん、読んだけどようわからん(笑)
まぁざっくり纏めるとどっちも豚出汁のスープに違いはなく具材が違うようです。
さて「島人そば」ですがメニュー見ると定食メニューが充実してて安いですね。あと沖縄のタコライス店ゲートワンと姉妹店との事で沖縄名物タコライスも扱っててこちらも気になります。
うーん、ソーキソバもタコライスも両方食べてみたい。セットで頼んでみよう
三枚肉が乗っているので前述の定義だと”沖縄そば”セットになるのかな。このセットで700円は安いなー。有り難い。
さて早速のスープですが透明なスープ色とは裏腹に豚の出汁が濃厚に強烈に効いていてビックリ。これが”あぐー出汁”ってやつですね。
豚はラーメンスープのような豚骨メインではなく豚肉など丸ごとからの味わいが感じられてダイレクトにスープに反映されている模様。その分豚の特有のクセが隠さず出ていてパンチがある風味になってますね。カツオも効いているらしいのですが豚が強すぎてちょっと分からず。
なるほどこれは豚を食べなれている方々にマッチしたスープで苦手な人は苦手かもしれない。九州の豚骨ラーメンの延長線で考えてたら思わぬところからパンチを食らったような気分。個人的には生姜とかを入れたくなる風味かもしれない。
麺はそばというよりうどんに近いものでコシは薄めで程よい固さでゆがかれたような麺になってます。
「タコライス」はメキシコ風アメリカ料理のタコスの具材を米飯の上に乗せた沖縄県の料理との事でチーズと野菜、挽肉が上手くマッチしていて実に美味しい。
こちらは豚の煮付けの盛り合わせにそばとライスを合わせた豪華なメニュー。
豚は三枚肉と骨付きソーキ(スペアリブ)そして”てびち”と呼ばれる豚足の煮込みがデーンと鎮座して”おでん”の具材と共に盛られてます。
てびちは柔らかく煮込まれていて豚のコラーゲンたっぷりな食感と味が特徴ですね。これ豚足好きな人はたまらない味だ思います。
ソーキは軟骨も含まれててこの軟骨がビックリするくらい柔らかーく煮込まれていて今まで食べた事ないレベル。時間かけてるのが伝わりますね。
ただやはり豚の旨みと共にクセも出て来てて特にてびちはダメな人はダメかもしれない。
時計を見せる気のない壁が沖縄っぽいですが(笑)サイン色紙が多数飾られててお店の人気度が伺えます。ほとんど知らない方ばかりではありますがそういう文化の違いを知るのも旅行の楽しさですね。
さて「島人そば」ですがコロナ禍という事でお客さん2,3組居ましたがいずれも常連さんのようで地元感満点なお店で良かった。そして「ソーキソバ(沖縄そば)」ですが仙台で昔食べたものとは正直全く別物で衝撃でした。食べやすくアレンジされたものと本物との差異を体感出来て良かった。これぞ旅の醍醐味か。
それにしても定食類が安くてびっくりの「島人そば」でした。タコライスもめっちゃ美味しかったし沖縄に来たらまたいつか食べに来てみよう。
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