
2月21日(日)は、親子でワンダーの「冬のクワガタさがし」です。

倒れたり伐られた朽木が多い雑木林の一角で、親子で冬の虫たちを探してもらいました。

参加者は午前10時-12時が7家族18名、午後2時-4時が6家族21名で、定員各20名前後ずつのちょうどいい人数です。楽しみにしていたのに、骨折やインフルエンザで参加できなくなってしまった子どもたちは、かわいそうでしたね…。

アシスタントはまさパパとしおん。この写真と次の写真は、まさパパが撮っておいてくれたものです。

次回は「区外実施型ねりま遊遊スクール」としての開催になるため、練馬区教育委員会の規定により「6歳以上」限定となりますが、ワンダースクールとしては幼児の参加もOK。というよりも、できればお子様が幼いうちから、自然の中でもっと親子で遊んでもらいたいわけですからね。たとえ0歳の赤ちゃんだって、パパに抱っこされながら、冬の雑木林の風や空気を感じてくれたんじゃないのかな。

まさパパが最初に見つけてくれたクワガタの幼虫です。今回はカミキリムシよりもクワガタの幼虫のほうが多くて、かなり大きなものを見つけていた親子も多かったですね。

成虫のコクワガタもこれぐらいの大きさだと、クワガタを見つけたという達成感もあったかな?

同じく。成虫もけっこう見つかっていましたが、昆虫ゼリーはまだ食べないと思うので、持ち帰ってもしばらくはそっとしておいてあげてください。

ゴミムシダマシの仲間も。

キイロスズメバチです。スズメバチは午前午後で17頭見つかりましたが、コガタスズメバチが14頭、キイロスズメバチが3頭でした。

コガタスズメバチよりもスリムで精悍な顔立ちをしております。

午前中まさパパに回収しておいてもらったスズメバチたち。あたたかいケースの中でウォーミングアップ済だったようで、最後にたか爺が大きな木片の上に置いて伏せておこうとしたら、すぐに飛び去った個体も3~4頭おりました…。

アカハネムシの仲間の幼虫は、尾端の形からいくとムナビロアカハネムシになるのかな? とりあえずは、アカハネムシspということで…。

昔から「森のシラス」と呼んでいる謎の幼虫たちは、ある程度まで調べてみたことがあったと思うけど、もうすっかりと忘れております…。「謎」のままにしておいたほうが無難ですね…。

このハチの繭も同じく…。今度こそアカスジツチバチではなかろうかと思うのですが、以前アカスジツチバチの繭かと思って試しにいくつか持ち帰ってみたら、シロスジギングチが出てきたことがありました…。そのときの繭とは大きさも表面の感じも違います。

たか爺としては、午後は風も出てきてちょっと心配しましたが、親子で冬の宝物さがしを楽しんでもらえたようで何よりです。持ち帰った幼虫たちが羽化するまで、大切に育ててあげてくださいね。
でも、さすがに午前午後2往復のW開催は疲れたぁ…。今日は昼過ぎまで寝ておりました。次回は午前のみにしておいてよかった…。あとは週間予報次第で、日曜にも開催するかどうかというところです。