
4月6日(火)は、小鹿野町まで「化石でワンダー探検隊」の事前調査へ。集合場所のおがの化石館の駐車場から見たようばけ方向です。

皆野寄居道路が延長されてそのまま299号につながるようになったため、小鹿野町もかなり近くなった感じかな。当日もお天気に恵まれてくれるといいですね。


駐車場に設置されている解説板です。

おがの化石館ですね。希望者は当日開催時間の前後に見学していってください。

屋外に展示されている二枚貝の化石の密集層です。

宮沢賢治と保阪嘉内の友情の歌碑。盛岡農林高等学校在学中の大正5年に地質巡検で訪れたとのこと。

ようばけへと下る道の前に設置されている注意書きです。何年か前に川を越えた落石は、子ども10人でも乗れてしまうほど大きなものでした…。

ようばけですね。

解説板も設置されています。

国指定天然記念物のようばけへは立入禁止! 化石の採集も禁止されています。まあ、そうでなくてもいつ落石があるかわからないような場所なので使えませんけれどもねぇ…。

こんな場所に桜の木もあったのかぁ~。

一昨年まで利用していた上流方向です。

一昨年の台風19号による豪雨で川の流れが激変して、ちょっと流れの速い浅瀬を渡らないと中州には行けなくなりました。以前利用していた左岸の崖も、手前に流れができてしまってもう使えません…。

昨年からは下流側に広がる中州利用ですね。

下流側から見たようばけ方向です。

流れがとまってしまった場所には魚の群が。アブラハヤかな。当日誰か捕まえてくれるでしょうか?

さらに下流側から見たようばけ方向です。今年も転石狙いで楽しめそうですね。

すでに誰かが割ったあとの転石もあなどれません!? 一つ一つよく見ていくと、こんな貝化石はすぐに見つかります。例えばご家族だけで初めて採集に来られた方は、どれが化石か分からずにそのままになっていたり、ベテランの方は状態のいい化石だけを持ち帰りますからねぇ~。さらに細かく割ってみたら出てくるということもあります。

本日はここまで。さらに下ってはさみばけまで行ってみたいところですが、ちょっと離れすぎてしまうので、Uターンして左岸側を歩いて戻ることにしました。

左岸の崖には、ミヤマキケマンが群生している場所があります。




ワサビは以前より少なくなったかな。上のほうばかりで摘めませんでしたけれどもねぇ…。

シカの足跡です。

やっぱり誰かが割ったあとの転石をよく見てみたら、カニの甲羅が出てきました。

凹も。

二枚貝も。


ヤマブキです。

クサノオウ。

セリバヒエンソウ。

オニグルミですね。

とりあえず今年も楽しんでもらえそうでひと安心です。帰りにはまた風布の日本の里へ立ち寄りました。続く。