5月5日(金)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「食べられる野草の観察会・試食会」のお手伝いに行ってきました。東北道が事故渋滞で通常だと1時間のところ2時間かかってしまいましたが、どうにか間に合ってよかったです。
参加者はワンダースクールの2家族4名+地元の2家族6名の4家族10名。何だかちょっともったいなかった感じ!?
まずは、メイン講師の荻島さんが食べられる野草に関していろいろと教えてくれました。
展示されていたこちらのサンプルを見てもらいながらなので、参加者の方もわかりやすかったと思います。ノビル、ユキノシタ、ドクダミ、サンショウ、ヨモギ、セリ、ハリギリ、アシタバ、ハコベ、タラの芽、カキドオシ、コゴミ、ハリエンジュ、竹の子、カキ等々ですね。
昆虫館を出てすぐ裏手の利根川の土手へ。
田植えが済んだ田んぼです。荒川や利根川の近くの田植えは早いですよね。
実は食べられる野草だらけの土手の階段を上ると。
子どもたちはさっそく階段の両脇の草むらでチョウを追いかけはじめました。昆虫館に来る子どもたちは野草摘みより虫捕りですからねぇ~。まあ、たか爺の師匠たちも同じかも!?
土手の上では野草摘みをされていたママもいました。
利根川河川敷の下流方向です。2日前の5月3日に「ジャンボこいのぼり」で有名な「加須市民平和祭」が開催されたので、左側に仮設トイレが残っております。
お花の天ぷらがおいしいムラサキツメクサです。シロツメクサやタンポポもお花丸ごと天ぷらがお勧めですよ。
阿部さんが摘んでおいてくれたので、あとで久しぶりにいただきました。甘くておいしかったです。
ムラサキツメクサが群生していればヤセウツボも。マメ科のシャジクソウ属に寄生する植物ですね。
昆虫館へ戻ると、いよいよ食べられる野草の試食会。
毎年埼玉昆虫談話会会長の江村さんが揚げてくれる天ぷらは絶品です。もちろん、「これは〇〇の食草で」等々の解説付きでございます!?
いただきます!
お味の方はいかがだったでしょうか。
そういえば、昔ちびっこ探検隊のお母さんたちのお世話になっていた頃から、野菜嫌いだった子が野草の天ぷらを食べたあと野菜も食べられるようになったという話をよく聞きました。なぜでしょうね?
庭のビオトープ池もきれいに整備されていました。
庭のエゴノキ。
コシアブラもおいしかったです。
子どもたちはまた虫捕りモードへ。
庭でテリトリーを張っていたキムネクマバチ♂も捕まえてくれました。念のためまずはたか爺がつかんでみせます。というか、メスだったらたか爺だってつかんだりしませんけれどもねぇ…。
触ってみてもらって。
そうそう自分でもつかんでみないとねぇ~。
記念撮影中!?
この子も自分で捕まえておりました。
今度は何を捕まえたのかな?
アオスジアゲハでしたねぇ~。
利根川の土手ではモンシロチョウ、モンキチョウ、ヤマトシジミ中心でしたが、昆虫館の庭ではアゲハ、アオスジアゲハ、アカボシゴマダラも飛んでいました。でも、大きなチョウを捕まえたのはこの子だけです。
何竹になるのかわかりませんが、小さな竹の子の天ぷらもおいしかったぁ~。
でも、たか爺はやっぱりハリエンジュの蕾が一番好きかな。
毎年荻島さんが早起きして、苦労しながら集めてきてくれています。ありがとうございます!
自然教室は10時半から12時の予定でしたが、20分ほどオーバーして無事終了。何だかお手伝いというよりも「ごちそうさま!」でございました…。
このあと、7日(日)と14日(日)のワンダースクールのほうは2週続けて雨天中止…。昨日の里山体験プログラム「タマネギの収穫と牛丼作り」は好天に恵まれて無事開催できました。
でもなぁ…。本日下見に行ってきた28日(日)の「親子で勝負! ザリガニ釣り」のほうは、今度は逆に池の水が干上がりそうでどうするかというところです…。「初夏の生きものさがし」にでも内容を変更して、希望者のみで開催するしかないかもしれません。
本日のさいたま市は12時から東京は15時から24時まで雨の天気予報も大ハズレで、雨なんかまったく降らなかったし…。明日は本当に1日雨なんでしょうかね? ある程度降ってくれたら明後日また様子を見に行ってくる予定ですが、そのあと日曜まで晴が続くとなるといったいどうなることやら…。まあ、なるようにしかなりませんけれどもね!?