たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

オギのトトロやフクロウ作り~里山体験プログラム~

2017年11月16日 | ネイチャー=アート
 11月12日(日)の里山体験プログラム「こんにゃく作り」の番外編です。



 よしざわ自然農園のヤギさんは、名前も聞いてこないと…。
 一度聞いたことがあったような気もするけど、もう忘れております…。



 ヒツジさんも!? 川沿いのオニグルミの葉痕ですね。



 こちらは、招かれざるお客さまの足跡。イノシシですねぇ…。
 イノシシやアライグマが増えてしまって、里山の農作物や自然環境も現在ちょっと大変なことになってしまっております…。猟が解禁になって、みのるじぃじも罠をしかけたりするんだろうけれども、気をつけてくださいね。



 こんにゃくがゆであがるまでは、ご家族ごとに自由に過ごしてもらいました。越辺川の生きものさがしでは、まだ小さなカワトンボ・コヤマトンボ・コオニヤンマ・コシボソヤンマのヤゴたちや、ヌカエビなどが見つかっていました。庭の池にはメダカもいたんですねぇ~。



 あとは、スリル満点のブランコで遊んだり。



 ハンモックでお昼寝をしたり。



 オオスズメバチのオス蜂と記念撮影をしたり。
 3日の「ミツバチの話と蜂の子試食会」の際にsundog師匠からいただいてきたオス蜂たちも、本日までに5頭がお亡くなりになり、現在残り5頭となりました。もうしばらくは、ハチに関する啓蒙活動に貢献してください!? ご参考までに
 


 リクエストがあったので、「オギのトトロやフクロウ作り」も。
 なんかこのままでも面白いけどね!?



 ママがちょっと手直しを。



 このトトロは傑作でしたねぇ~。



 これは2010年のたか爺作。
 トトロはやっぱり左側のものや、この日の上のトトロのようなふっくらしたもののほうがいいかもね!?



 よしざわ自然農園さんのハクモクレンです。冬芽の毛皮のコートですね。
 たか爺はいつもトトロの耳に愛用しておりますが、ネイルアートにもなりますよ!?

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里山体験プログラム「こんにゃく作り」

2017年11月15日 | よしざわ自然農園


 11月12日(日)は、越生町のよしざわ自然農園さんへ。



 朝日のあたる家で、くるみばぁばの「こんにゃく作り」です。



 参加者は4家族13名。人数は少なくなってしまいましたが、こころよく引き受けてくれたよしざわ自然農園さんには改めて感謝です!
 台風22号の影響で中止した10月29日(日)は12家族37名の予定で、キャンセル待ちも10家族32名でしたが、順延日程となるとやはり参加者は集まりませんよねぇ…。毎年11月は特に、七五三があったり学校行事も多かったり、習い事の発表会やら野球やサッカーの大会やらも多いようで、他の日程のキャンセルも多い月ですからねぇ…。こればっかりはいたしかたございません。



 こんにゃく芋はゆでたものが用意されていたので、皮をむいて一口大に切るところから。



 すりおろします。



 一口大に切ったこんにゃく芋とお水を入れてミキサーでも。



 水を足しながらまぜまぜします。



 こんにゃくの素を入れてから、さらによくかきまぜてください。
 がんばっていましたね。



 パットに移して。



 形を整えたらちょっと休憩!? 1時間はねかせます。



 その間に、ハヤトウリも収穫させていただきました。



 ハヤトウリですね。



 こんにゃくをゆでるかまどです。



 1時間後、お鍋にこんにゃくを。



 1時間はゆでます。



 こんな感じですね。
 こんにゃくがゆであがるまでは、お弁当を食べてから川の生きものさがしをしたり、オギのトトロやフクロウ作りをしたりして自由に過ごしてもらいましたが、これは次の記事にて。



 収穫させてもらったハヤトウリの食べ方の一例として、みのるじぃじがわざわざ作ってくれたハヤトウリのごま油炒めです。にんにくもきいていて、うまかったなぁ~。
 


 こんにゃくもゆであがりました。



 さっそく試食タイムです。
 市販されているこんにゃくパウダー製ではなく、こんにゃく芋から作った本物のこんにゃくですからねぇ~。おいしいに決まっています!



 これはたか爺がおみやげにもらった分。どれをどのご家族が作ったものかはわからなくなってしまいますが、みんなしばらくはいろいろな味のおいしいこんにゃくが食べられますね!?

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つたえ農場の収穫祭

2017年11月14日 | 里山体験プログラム

 
 11月11日(土)はつたえ農場の収穫祭へ。会場の嵐山町南部交流センターです。
 ワンダースクールでは昨年から、6月の「どろんこ田植え体験」と9月の「稲刈りにチャレンジ」でお世話になっているので、仲間内の収穫祭へもおじゃまさせてもらいました。開催時間も「10時頃から日没ぐらいまで」と、アバウトで楽しめます!? 調理実習室でみんなでお料理を作ったり、庭で餅つきや焼きいもをしたり、できたものから適当に食べたり飲んだりみたいな感じですね。
 今年度はワンダースクールの年間予定にも入れてご案内しましたが、土曜授業があったのは練馬区立小だけではなかったようで、ワンダースクールからの参加者は田植えに参加されていた1家族5名のみ…。全体では30名ちかく来ていたかな。 



 よっしーさん手作りのしゃれた袋に入った新米です。



 生ビールサバーも用意されているので、今年は平成楼泊の予定で翌日もあけてあったのですが、孫たちが夕方から家に来ることになったり、翌日も10月に台風で中止した「こんにゃく作り」の順延日程だったり…。まあ、つたえ農場の方たちのように武蔵嵐山駅から徒歩40分だったり、10時30分発しかないというバスを利用したりして、帰りは駅までタクシー相乗りという手もあるのですが、たか爺は昔から外で飲んだらそのままお泊りみたいな感じですからね!?



 差し入れのこんなお酒もあったのですが…。



 たか爺は今年もこれで我慢です…。



 話のタネにオオスズメバチのオス蜂たちも持参しました。
 子どもたちより、つたえ農場のおじさまたちにうけていたかも!?



 子どもたちは落葉集めのほうがお気に入り。



 「葉っぱでアート」や「葉っぱのフレディ」にも遊びに来てくださいね。
 あとはお隣の幼稚園の遊具で遊んだり、お絵かきをしたり、ロケットラワンで遊んだりしておりました。



 これはフィンランド風?
 フィンランドの方も田植えや稲刈りに参加されていましたからね。



 酒ようかん!?



 ワンダースクールの会員の方たちも含め、みんなで田植えをして稲刈りもしたもち米ですよ!



 何度もお餅つきをして、みんなでいただきました。



 最初はきな粉もち。次におろしもちで、その次は納豆もちでしたね。
 左側はよっしーさん手作りの「きゅうりのキューちゃん」です!? これもおいしかったなぁ~。



 焼いもです。ジャガイモも。



 サラダは大人向きの味つけでした。ポテトサラダもおいしかったです。



 差し入れのコマイの干物もおいしかったなぁ~。ハタハタやホッケの干物も出てきましたね。飲めてたらもっとよかったのに…。 



 今年はピザではなく、広島風お好み焼きに挑戦!?



 おいしゅうございました!
 来年は飲めるといいなぁ…。

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イズノシマウメバチソウなど~植物多様性センター~

2017年11月13日 | みんなの花図鑑
 11月9日(木)の神代植物公園は、ムラサキセンブリとリンドウの花が見られただけで大満足でした。



 そしたらまさか、たか爺の大好きなウメバチソウにまで出会えるとは!



 毎年夏の終わりに関越道から上信越道をかっとばして、池の平湿原や鹿沢高原まで見にいっている花ですからねぇ~。



 イズノシマウメバチソウです。
 


 植物多様性センターの伊豆諸島ゾーンですね。 



 おいおいおい…。これまたたか爺お気に入りのダイモンジソウまで!
 イズノシマダイモンジソウということです。まあ、やっぱり夢の平林道の過酷な自然の岩場に咲くミヤマダイモンジソウのほうが可憐ですが、これにもびっくりでしたねぇ~。 



 イソギクも咲いていました。



 ハマコンギクです。



 ハチジョウアザミは名残り花ですね。

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リンドウも花盛り~植物多様性センター~

2017年11月12日 | みんなの花図鑑
 11月9日(木)は神代植物公園の本園のあと、植物多様性センターへも。



 園芸種のオオヤマモミジの紅葉です。
 


 キヅタも。



 入口付近のリンドウはもう名残り花だったので、あまり期待していなかったのですが、奥のほうは花盛りでした。



 にぎやかです。



 なんだかとっても得した気分でしたねぇ~。

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木の実も拾っておかないと…~神代植物公園~

2017年11月11日 | みんなの花図鑑
 11月9日(木)の続きの続きです。



 木枯らしビュービューなので、芝生広場のパンパスグラスの穂もこんな感じ。



 少しは期待していたヒマラヤスギの球果は、残念ながらようやく下の方から開きはじめたところで、まだバラバラになって落ちてきてはいませんでした…。



 でも、なんとこの強風で丸ごと落ちたばかりのものが1つ! これはラッキー!! 名前は「スギ」でもマツ科の松ぼっくりです。
 バラバラになる前に大きさが合う空瓶を探して、来年の「空とぶ魔法のフシギダネ」で見てもらうために閉じこめておかないと!?



 こちらもお気に入りのコウヨウザンの球果。枝ごと落ちる「杉ぼっくり」です。リース用に小さなレジ袋いっぱいは拾っておきました…。



 風に飛ばされたトチノキの黄葉とキヅタの紅葉。
 今年ももう「葉っぱでアート」の季節かぁ…。



 落葉の上にいた「バナナムシ」のツマグロオオヨコバイです。



 はぎ園の陽だまりにはアキアカネが数頭。
 翅は傷んでいましたがまだ元気でした。



 ゲンノショウコの種まき星人ですね!?



 さくら園の冬桜です。



 十月桜も。



 ホトトギスもまだ咲いていました。



 モミジバフウは在庫があるし、秋ヶ瀬公園でも拾えるので写真だけね…。



 スズカケノキの黄葉です。モミジバスズカケになるのかな?



 ウバユリのさく果。うすい翼つきの種がびっしりと入っていますよね。



 ラクウショウです。



 針葉樹園のスラッシュマツは、きれいなものは1つだけでした…。



 車のシートの上で撮っておいたケヤキです。葉っぱ付きの小枝ごと舞う「空とぶ魔法のフシギダネ」ですよねぇ~。
 ちょっと一服してから、植物多様性センターへも寄りましたが、これは次の記事にて。

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オヤマボクチなど~神代植物公園~

2017年11月10日 | みんなの花図鑑
 11月9日(木)の続きです。



 「菊花大会」開催中の神代植物公園ですが、たか爺は通りすがりにちょっと眺めるだけね。写真を撮っていたのも、この「神代花車」だけでした…。



 山野草園のオヤマボクチです。



 「菊花」でも、たか爺はやっぱりこちらのキク科の花のほうが好みですからねぇ~。



 植物多様性センターのほうにも咲いていました。



 この「菊」も山野草園。



 リュウノウギクです。



 ノコンギク。



 ツワブキもキク科ですよね。

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ムラサキセンブリに会いに~神代植物公園~

2017年11月09日 | みんなの花図鑑
 11月9日(木)は、朝一番で健康診断へ。
 身長165㎝・体重51㎏・腹囲71㎝はほぼ昨年と変わらず、血圧は138/88と少し高いまま。年々じじいの血圧が上がるしかないような世の中ですからねぇ…。尿検査・心電図・胸部x線のほうは異状なしでしたが、問題は血液検査の結果が出る10日後です。γ-GTPっていうやつねぇ…。まあ、酒も煙草も死んだらやめるつもりでおります!?


 
 当初は、いったん帰宅して朝食後、光が丘公園か野川公園へヒマラヤスギの球果の様子を見にいってみる予定でいました。まだ少し早いかもしれないけれども、朝から木枯らしビュービューでしたからね。
 そしたら、昨日のブログにムラサキセンブリをアップしている方がいて、しかも「見頃」! 行先を変更して神代植物公園です。



 アングルを変えて。でも、アリさんも来てたのかぁ…。



 同じ株の上の花だけを。やっぱりアリさん付きですけれどもねぇ…。



 こっちの花は大丈夫かな。



 昨年は蕾のときにしか見られなかったので、木枯らしの中でもとりあえず見ることができてよかったぁ~。
 まあ、ムラサキセンブリ目当てでも、神代植物公園なんかに来ちゃったらこれだけで帰るわけにはいきません。あとは、写真の整理をしながらボチボチと…。

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木の実草の実フシギダネ~親子でワンダー~

2017年11月07日 | 秋ヶ瀬公園
 11月5日(日)は、親子でワンダーの「木の実草の実フシギダネ」で子供の森です。光が丘公園での「空とぶ魔法のフシギダネ」の秋ヶ瀬公園バージョンのような感じかな!? 風散布の木の種類は光が丘公園には及ばずとも、いわゆる「くっつきむし」の付着動物散布の草の実の種類は、秋ヶ瀬公園のほうが多いかもしれません。


photo by syuuichi

 前日になって、お子様が体調を崩されてしまった2家族がキャンセルとなり、参加者は2家族9名。通常はキッズ2名以上、ファミリー3家族以上にて開催しているワンダースクールですが、10月にはさんざんな目にあったお天気も良くてもったいないので、予定どおり開催することにしました。キッズアシスタントはしゅういちです。



 駐車場脇のトウカエデからスタートですね。



 今年は、風散布の翼果をたわわにつけております。
 元のファイルが見つからないので、画像は昔作った資料から…。もしかすると、まだ銀塩の時代のプリント写真をスキャナーで取りこんだものかも!? 以下も、資料に貼りつけるためにトリミングしたものをそのまま使ってみたので、画像のサイズはばらばらですけれどもねぇ…。ちょっと見苦しくなってしまいますが、ご容赦ください。



 木の枝をゆすって、くるくる回転する種を飛ばしてみたら、とまっていた葉っぱごとアカスジキンカメムシの幼虫も落ちてきました。



 チカラシバの「ウニぃ~!」は、付着動物散布のくっつきむしです。



 靴下なんかにくっつくと、歩くたびにチクチクとくいこんでくる厄介者ですけれどもねぇ…。



 カツラの黄葉もきれいでした。



 でも、もうかなり落ちてしまっています。


photo by syuuichi

 もちろん、茶色くなったものは匂いもかいでみてもらいましたよ。
 キャラメルみたい? それとも醤油せんべい? どうだったでしょうか!?



 この日は見つかりませんでしたが、「小さなバナナ!」みたいな袋果が開くと、うすい翼がついた小さな種が風に運ばれていきます。



 クビキリギスを見つけた子もいました。
 このまま成虫で越冬するキリギリスの仲間です。


photo by syuuichi

 せっかくなので、「口紅をひいたネズミ男」のお顔も見ておいてね!?



 この子はコカマキリをつかまえました。
 コバネイナゴも見つかりましたね。


photo by syuuichi

 これは、この道の右側にあるメタセコイアを見てもらってから、左側へと移動中です。道の左右で木の種類が変わります。



 右側にはメタセコイア。球果とまわりに翼がついた種ですね。



 左側にはラクウショウ。画像は下見の際のものですが、果たしてこれも風散布といえるのかどうか?


photo by syuuichi

 油の匂いもかいでみてもらいました。
 ベタベタと指にくっついて厄介ですが、決して厭な匂いではありません。


photo by syuuichi

 被食動物散布のムクノキの実を採集中です。



 これは下見の際の未熟な核果。この日は、黒く熟してしわしわになった食べられるものも見つかってよかったですね。


photo by syuuichi

 ユリノキは、サンプルも持参して配布しました。



 集合果と翼果です。


photo by syuuichi

 『葉っぱのフレディ』の木のモミジバフウですね。
 木の実は、台風で折れて落ちていた枝から収穫させてもらいましたよ。



 付着動物散布のくっつきむしの中でも、子どもたちには一番人気のオオオナモミを集めているところです。



 動物にくっつくだけでなく、水も時間も利用している賢い植物ですよねぇ~。



 付着動物散布の草の実は、他にはこのイノコズチやミズヒキが多かったかな。あとは以下に。



 キンミズヒキ。



 コセンダングサ。



 ダイコンソウ。



 チヂミザサ。



 ヌスビトハギ。



 トウカエデの原っぱのトウカエデです。


photo by syuuichi

 ここから後半の模型作りへ。まずはガガイモの舞を見てもらいました。


photo by syuuichi

 「ケサランパサラン」は捕まえられたかな?


photo by syuuichi

 アオギリはサンプルを持参して、飛ばしてみてもらいます。


photo by syuuichi

 マツのサンプルを見てもらっているところかな。


photo by syuuichi

 別名「悪魔の爪」! オオツノゴマです。


photo by syuuichi

 モダマも見てもらいます。



 光が丘公園と違って移動距離が長くなってしまうので、模型作りはちょっとズルして…。ニワウルシの模型飛ばしです。



 紙ラワン。


photo by syuuichi

 アルソミトラの解説中ですね。



 模型飛ばしも。


photo by syuuichi
 
 ロケットラワンの制作中です。



 手投げ。


photo by syuuichi

 輪ゴムを使って。



 この子はけっこう高く打ち上げていましたね。

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ねりま遊遊スクール「空とぶ魔法のフシギダネ」

2017年11月06日 | ねりま遊遊スクール


 もう葉っぱを落としはじめていたイチョウ並木です。
 11月4日(土)は、練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」で光が丘公園へ。毎年11月恒例の「空とぶ魔法のフシギダネ」ですね。



 ユリノキの黄葉もきれいでした。


photo by masapapa

 集合場所のユリノキ広場で、葉が落ちたほうの木に残る集合果を見てもらっているところです。配布用のサンプルも持参しましたが、種飛ばしの写真は撮っていなかったかぁ…。ちょっといびつな回転をする翼果ですね。 


photo by masapapa

 1家族はキャンセルとなり、参加者は6家族13名。
 「ねりまの名木」にもなっているアメリカスズカケノキの実のお話中です。



 いくらでも落ちているので、自分で探してみてください。
 リース等の材料としても売られていて、10個で600~700円ぐらいだったり、30個で1.400円だったり!? まあ、バラバラの痩果になって風に運ばれないと、種としての役目は果たせないわけですけれどもね。


 
 たか爺にとっては、オギのトトロのリース作りの必需品!?
 これは「自然観察を楽しむアート展2013」に出品したものです。



 アオギリは、「心皮」と呼ばれている舟形の葉っぱのような部分がレース状になったものしか落ちていなかったので、サンプルを持参して配布しました。もちろん、実際に飛ばしてみてもらいます。


photo by masapapa

 このあたりから、ユリノキではなくトウカエデの翼果が増えてきます。


photo by masapapa

 トウカエデの木の下あたりですね。
 今年は豊作なので、束のまま落ちているものも含めていくらでも拾えます。アカスジキンカメムシの幼虫も出てきてくれました。持参したメグスリノキの翼果も配布。



 アカシデの果穂やアキニレの翼果も見てもらった後、ケヤキの種探し。
 でも、なかなか見つからない…。事前調査の際にはやたらと落ちていたんだけれどもなぁ…。この子が見つけてくれてから、他の子どもたちも見つけておりました。
 ケヤキの痩果は葉っぱが付いた小枝ごと風に乗ります。葉っぱが翼の代わりになってくれるわけですね。


photo by masapapa

 クロマツはサンプルも持参しました。
 その場で種が残っている球果が見つかって飛ぶところを見てもらえたら最高なのですが、なかなかそう都合よくはいきませんからねぇ…。


photo by masapapa

 持参した種を飛ばして、見てもらいます。
 飛ばした種を拾い集めているところですね。



 大きなスラッシュマツの松ぼっくりも見てもらいました。
 赤と緑はメタセコイアの球果、金はアオギリの種を使ったこんなミニツリーもできるぐらいの大きさです。

 最後にヒマラヤスギへ。
 まだ落ちてはこない球果を見てもらいましたが、このときの写真もなかったかぁ…。丸ごとの球果、種付きの鱗片、種のサンプルも持参して、てっぺんの「バラ」もプレゼントしておきましたよ。
 名前は「スギちゃん」でも、じつはマツ科の「マツコ」です!? 球果だって「デラックス」! でも、「スギちゃん」は一発屋芸人なので最近は…。


photo by masapapa

 謎の生きもの「ケサランパサラン」!?
 後半の模型作りはテーブルで。例によってガガイモの種飛ばしからスタートです。今年のものではないので袋果の中に種が残ってしまって、綿毛だけが舞っていたものもありましたけれどもねぇ…。


photo by masapapa

 風散布ではありませんがモダマやツノゴマ等も見てもらってから、折紙とクリップを使って「種と知恵くらべ」!? でも、結果は…。


photo by masapapa

 有名なマツやカエデの模型作りも。


photo by masapapa

 ニワウルシの模型を製作中です。



 飛ばしてみます。



 ツクバネの飛び方を見てもらった後は、紙ラワン飛ばし。



 これは本物! アルソミトラです。



 模型も作って飛ばしてみます。


photo by masapapa

 最後は、本物のラワンやフタバガキの仲間の種を見てもらってから、ロケットラワンの模型作りですね。



 まずは手投げで。



 輪ゴムを使って打ち上げます。
 あとは好きなだけ遊んでいってくださいねぇ~。



 アンケートへのご協力、ありがとうございました!
 以下はこの日のアンケートから。

・たのしい。
・色々なたねがしれた。
・思ったより楽しかったり面白かった。
・種のいろいろな飛び方や、何のために飛ぶのかが分かって楽しかった。
・楽しかったです。工作した種をとばすのが面白かったです。種ひろいも楽しかったです。

 まあ、たか爺としては子どもたちが楽しければ何よりだし、親子で楽しんでもらえたらそれだけでもうOKですからねぇ~。楽しければ、子どもたちだってきっと何かを感じもくれていると思います。普段はいつもいい加減なたか爺ですが、「ねりま遊遊スクール」の際には少しは真面目にやっているかもね!?

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オオスズメバチのオス蜂たち

2017年11月06日 | おごせ昆虫と自然の館


 11月3日(金)の帰宅後です。
 里山体験プログラム「ミツバチの話と蜂の子試食会」の際に、たか爺もオオスズメバチのオス蜂を10頭いただいてまいりました。飼育ケースにはキッチンペーパーを敷き、昆虫ゼリーと水を含ませたティッシュペーパーを入れてあります。



 車からおろしたら、真っ先にゼリーに向かった蜂ですね。



 くん爺も、お留守番ごくろうさま! 一応由緒正しきパピヨンなのですが、御年16歳8ヶ月。体重6.2㎏のデブヨンでございます…。



 これは翌日。みんなものすごい食欲です。きれいずきなので、食後には念入りに触覚や足のお手入れもしますよね。残念ながら、早くも1頭はお亡くなりになり9頭に…。長くても寿命1ヶ月というところかな。



 さっそく「空とぶ魔法のフシギダネ」開始前にも、「オオスズメバチと記念撮影」ですね!?

 10月の土日は雨やら台風やらでワンダースクールも開店休業状態でしたが、今月はとりあえず3・4・5日と開催できて良かったぁ~。写真の整理をしながら、ブログのほうはぼちぼちといきます…。

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オギのトトロやフクロウ作り~里山体験プログラム~

2017年11月05日 | ネイチャー=アート

photo by sachibaa

 11月3日(金)は、おごせ昆虫と自然の館の「ミツバチの話と蜂の子試食会」のあと、2家族7名はよしざわ自然農園へ移動。朝日のあたる家のすぐ傍らを流れる越辺川も、いつもの姿に戻っていました。午後はけっこう暑くなったので、着替えがあれば川遊びだってできちゃった感じ!?


photo by sachibaa

 台風21号の際には、右上のブランコにのっている子どもの左側にあるオニグルミの木の根元まで、川の水位も上がったようです…。右下の岸辺にも、その際に流されてきた石ころが転がっていますよね。


photo by sachibaa

 ヒガンバナが咲いていた場所の土も流され、球根が露出していました。


photo by sachibaa

 お弁当を食べてからは、リクエストがあった「オギのトトロやフクロウ作り」です。


photo by sachibaa

 まずは頭になる部分から。


photo by sachibaa

 次に体になる部分を作ります。


photo by sachibaa

 はねた穂はなるべく、ピンセットでおさめてください。ほとんどおさまってくれると思いますが、どうしてもダメなものははさみでカットしちゃってもOKです。


photo by sachibaa

 とりあえず形ができあがったら、下の茎の長さをそろえてカット。穂もカットしてそろえます。あとはぬいぐるみ用の目玉や木の実などを使って、トトロにでもフクロウやミミズクにでも、不思議な生きものにでもなんでも、自由に仕上げてみてくださいね。



 たか爺は今回、頭は普通に丸めて体は羽をあけて作るタイプ。ぬいぐるみ用の目玉と嘴にスダジイを使って、シンプルなフクロウにしておきました。冬にクズの蔓を巻いてリースを作り、フクロウをリースに固定してから脚も付けるのがたか爺流!?


photo by sachibaa

 良くできました!



 頭になる部分を作る必要はなかったようですが、ちゃんとトトロに見えるでしょ!? 耳はたか爺がトトロに愛用しているハクモクレンの毛皮のコート、鼻はヘチマの種ですが、なんと笑っている口にはガガイモとシナマンサクを使っております! 子どもたちの発想は、本当におもしろすぎますよねぇ~。お腹の模様と足は、やはりたか爺が愛用しているナンキンハゼとコノテガシワです。


photo by sachibaa

 こちらの耳はカンレンボク。お腹にはユリノキ利用ですね。


photo by sachibaa

 今回はみんななかなかの完成度でしたねぇ~。


photo by sachibaa

 最後に、やっぱり今回初挑戦だったさち婆の作品も載せておいてあげないと!? 頭のはねた穂はあえて残して、あとでリボンか何かで結びたいようです。

 「オギのトトロやフクロウ作り」に関しては、あとは12日(日)の「こんにゃく作り」の午後やキッズフリーにてリクエストしてください。収穫してある穂が残っていたら、12月の「冬はやっぱり土手すべり」の際でもOKです。たか爺もそろそろ形だけは、来年の「自然観察を楽しむアート展」用に10個以上は作っておかないと…。来年の干支の「戌」にもチャレンジしたいところですが、これは無理そうかなぁ…。

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里山体験プログラム「ミツバチの話と蜂の子試食会」

2017年11月04日 | おごせ昆虫と自然の館


 11月3日(金)は越生町。午前中は、おごせ昆虫と自然の館の「ミツバチの話と蜂の子試食会」です。
 3連休初日でひさびさにお天気にも恵まれた週末だけあって、関越道下りの渋滞予測は高坂SA先頭に30㎞・+42分。通常なら関越道利用で1時間、下道だと1時間半というところなので、下道利用で+30分の余裕をもって出発しました。
 でもなぁ…。所沢あたりで下道も動かない…。結局2時間半もかかってしまって、30分遅れの到着となりました。関越道利用だったもう1家族も、所沢ICから東松山ICまで「2時間以上」になっていたため所沢ICで下りて、さらに遅れて到着です。渋滞すると事故も多いですからねぇ…。



 ようやく全員揃った頃かな。参加者は6家族19名。地元越生町の小学生2名と、お爺ちゃんも1名参加していました。
 講師はもちろん、たか爺のハチの師匠のsundogさんですよね。



 試食会には間に合ってよかったぁ~。



 というか、そのようにタイムスケジュールを調整してくれたスタッフの皆様に感謝です!


photo by sachibaa

 さあ、食べてみましょうか!?
 「蜂の子」とはいっても一般的なクロスズメバチではなく、もっと大きなオオスズメバチやモンスズメバチです。蛹もあるでよ! イナゴも食べてみてくださいね。



 こちらのご家族は、まずはパパからチャレンジです。


photo by sachibaa

 子どもたちも続いて。



 このテーブルの子どもたちは、ものすごい勢いで食べていましたねぇ~。


photo by sachibaa

 おかわりかよ!?



 左下はコガタスズメバチの巣で、あとはオオスズメバチの巣盤。
 下に置いてあるのは、関東で見られるスズメバチ6種の標本です。


photo by sachibaa

 観察中ですね。



 この子はオオスズメバチを観察中。
 ケースをさかさまに置いてあるので、新女王蜂かな?



 こちらはオス蜂たちです。



 オス蜂は、自分の手でもつかんでみてね!



 つかめばお腹をくねくねひねって刺そうとするけれども、大丈夫?



 大丈夫だよぉ~。
 だって、蜂の針って産卵管が変化したものだから、オスにはついてないんだもん!


 
 これって意外と、大人だって知らない人たちのほうが多いかもしれません。



 それなら、記念撮影もしておかないとねぇ~。
 でも、素人がオスかメスかを判断することは難しいので、野外で蜂を見つけても良い子のみんなは絶対に真似しないでね!


photo by sachibaa

 次は、sundog師匠特製のハチミツの試食も。


photo by sachibaa

 ニホンミツバチのものもありましたが、全然違いますよねぇ~。



 セイヨウミツバチのハチミツだって、普通に売られている物に比べたらまったく別物のようなので頒布販売も。いつも持ってくるの、忘れちゃうんだからねぇ…。今回は忘れなくてよかったです。もちろん、さち婆もお買い上げでございました!?
 終了後、2家族7名はよしざわ自然農園へと移動。これは次の記事にて。

 最後に、たか爺が昔『子どもと自然大事典』に書いた「ハチと子ども」と、sundog師匠の秋ヶ瀬公園でのモンスズメバチの巣の駆除を見学させてもらった時の旧「ワンダースクール通信」もリンクしておきますね。

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「木の実草の実フシギダネ」事前調査

2017年11月03日 | 秋ヶ瀬公園


 野鳥園のお堀のトウカエデは紅葉しはじめていました。
 11月1日(水)は秋ヶ瀬公園の子供の森です。



 5日(日)の「木の実草の実フシギダネ」の事前調査ですね。



 2週続きの台風やら木枯らし1号やらで、トウカエデの翼果もかなり落ちてしまっています。



 普段は空堀のお堀も、こんな感じですよねぇ…。



 カントウヨメナになるのかな。



 カツラの黄葉も早いですよね。
 落葉の匂いは楽しんでもらえそうでしたが、「小さなバナナ」は見つからない…。



 メタセコイアです。



 ラクウショウですね。子どもたちはどこが違うかわかってくれるかな?



 ラクウショウは紅葉というか、茶葉というか!? でも、けっこうきれいですよねぇ~。



 ムクノキの実は、まだ味見はしてもらえないかぁ…。



 エノキはどうするかなぁ…。



 カラスウリです。



 ハンノキもかなり落ちていました。



 トウカエデの原っぱの大きなトウカエデ。



 今年はやはり豊作です。



 くっつきむしのキンミズヒキは「堅いフック型」。
 この表現はトンボ出版『ひっつきむしの図鑑』より。以下同様です。



 コセンダングサは「逆さトゲ型」ですね。



 ヤブタバコ。



 チヂミザサ同様に「粘液型」。たか爺は決して嫌いな匂いではありませんが、ベタベタしてくっつくタイプです。



 オオオナモミは「マジックテープ」の考案者!? 「堅いフック型」ですね。



 森の中は台風21号による冠水でまだ入れない場所も…。
 当日のルートを考え直さないといけません。



 『葉っぱのフレディ』の木、モミジバフウの「木の実のトゲディ」です!?



 ユリノキも黄葉。



 種もOKですね。



 シラカシかなぁ…。かなり太い枝も折れておりました。



 もう枯れる寸前の樹液にきていたベッコウバエは、同じ場所に3頭。



 帰りに寄ったさくら草公園近くのオギです。
 でも、こんな穂を見てしまったら…。1時間ほど長いものだけを100本以上は集めさせていただきました…。

 2日(水)はおこもりで、ひたすら「フシギダネ」のサンプルやら模型やら資料やら段取りやらの準備ですねぇ…。

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昔のものですが…

2017年11月02日 | 旧NPO法人むさしの里山研究会
 資料の整理をしていたら、なんだかなつかしいものが出てまいりました。このブログのカテゴリー上はそのままにしてありますが、現在はNPO法人ノアとなったNPO法人むさしの里山研究会が作成した「赤とんぼフォトコンテストカレンダー」です。
 「コンテスト」とは言っても、今はなき里山ギャラリーノアに応募作品を展示して来場者の投票によって決めたものなので、たか爺は断然有利だったよなぁ…。里山ギャラリーノアを拠点とした「里山体験プログラム」に、ワンダースクールの会員のご家族が参加してくれていたわけだしねぇ…。



 これは2010年のもの。
 処分する前にスキャナーでとりこんで、ブログにもアップしておきますね。



 こちらは2011年。いずれも夢の平林道で撮ったものかな。こんな撮り方が昔から好きだったようです!?



 これは多分八島山荘に泊まった朝に、八島湿原で撮ったものだと思います。



 こちらは巾着田ですね。



 なつかしい子どもたちも、もうみんな大きくなっちゃったよなぁ~。



 同じく。



 在りし日の里山ギャラリーノアですね。

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