折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

紅いバラ、白いバラが咲き始めました。

2018年11月05日 22時13分35秒 | 霜降

◇ 早いもので、11月に入って当地では、この季節らしい穏やかな小春日和の毎日が続いています。

  ただ明け方の気温が10度を下回るようになりましたので、そろそろ暖房が恋しくもなって来たところです。

  先月から秋のバラの返り咲きが始まりましたが、花の数はほんの申し訳程度でも、彩りがややバラエティーに富むようになってきました。

  そうは言っても、例年ならピンクや黄色いバラがもう少し咲いていたはずなのに、特に黄色い花が全く見られず、来シーズンを待つことになりそうです。

 

                                                      2018年11月1日

□ 真紅のバラの蕾が少しずつ大きくなって、顎が開いて来た頃です。

 

                                                          11月4日

□ 昨日の朝には蕾が緩んでいました。 開花の始まりです。

 

                                                          11月5日

□ 真っ赤な大輪の花、夏から約3か月ぶりの開花になります。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

真紅の大輪に黄色いしべが覗いて、華やかさに爽やかさがマッチしています。

 

□ 半八重の房咲きの白バラです。

爽やかな彩りのバラとのお付き合いも、早や10年になります。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

シャッターを切りながら、11月らしい日の光を感じていました。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

上品なピンクの花の姿、この季節にピッタリだと思います。

 

                                                       11月1日

□ 秋の返り咲きは、うちの庭ではめずらしい品種です。

たった一輪でも美しい姿を見せてくれています。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

地植えして10年以上を過ぎて、さすがに枯れ枝も目立つようになりました。

春には新しいシュートも出現したりして、まだまだ好い花をつけてくれます。

わが庭で一二を争う香りのバラ、このとおり健在のようです。

 

 

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少しだけ秋のバラらしさが…

2018年10月29日 21時00分59秒 | 霜降

◇ 10月も残すところあと数日となりまして、吹く風にも漂う雲にも陽の光にも、さすがに秋らしさの漂うこの頃となりました。

  真っ青な青空が広がる晴れの日が多いのは結構なのですが、天気予報では翌日の晴れ予報には、黄砂とPM2.5の注意情報をセットで流しています。

  こちらはここのところ毎日のように片頭痛に悩まされていまして(軽度ですが…)、その黄砂などが原因になっている可能性が高いと思っています。

  ところで不調を極めている今年の秋のバラですが、ほんの数輪でも蕾が見えてしっとりとした秋のバラらしい花が開くと、それだけで素直にうれしくなるものです。

 

                                                     2018年10月28日

□ 昨日の日曜日にピンクの大輪の花の返り咲きが始まりました。

 

                                                              10月29日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 実は背の高さよりかなり上の方に咲いています。

もっと低いところにいくつか蕾がありますが、そのうちに咲き始めるでしょう。

 

□ 真紅のバラ「ヒースクリフ」(ER) そのうち返り咲きが始まるはずです。

 

                                                          10月28日

□ 半八重の白いバラもようやく咲き始めました。

 

 □ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

房咲きですので、数輪でもいいですから同時に咲いてほしいものです。

 

□ こちらも昨日の日曜日、日没前の西日に金木犀の葉が輝いていました。

 

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秋から冬への準備、その始まりです。

2017年11月05日 22時16分57秒 | 霜降

◇ この秋は週末が必ずと言っていい程天気が崩れてしまいまして、休日しか庭仕事のできない身には、やや歯がゆい思いをしました。

  それがこの3連休は久しぶりに好天気に恵まれて、ほんの少しずつですが、冬にかけてやりたいことがようやく始められました。

  今日はお気に入りのビオラの鉢植えをいくつか作ったり、秋になっての作業は初めてですが、来春の草花の種まきをやってみました。

  あとはここ数年であまりに栄え過ぎた(!?)地植えのハゴロモジャスミンを思い切って剪定したり…週末の度に、雑草引きや刈り込みが続きそうです。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

咲き進む半八重の白バラの向こうのアーチは、

この夏も伸び続けた常緑のクレマチス「アップル・ブロッサム」です。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

それにしても、今日は日中いいお天気でした。

 

□ うちの庭では、このピンクの大輪が秋バラの代表です。

 

□ 今回のビオラの植え付けは、こんな黄色の花だったり…

 

□ こんな色だったり…好みですから、いつもとあまり代わり映えがしないのかもしれません。

  

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小さい秋、オキザリスの季節です。

2017年11月03日 22時08分27秒 | 霜降

◇ 文化の日の今日は朝から晴れたり曇ったりの天気で、外出には程好いあんばいということでしたが、特にどこに出かけるでもなく、少しばかりの庭仕事でした。

  庭仕事も夏の間に生え放題、伸び放題だった雑草引きがメインで、単調な作業が延々と続きましたから、嫌になる前に「今日はここまで」としました。

  このところ期待どおりには咲いてくれない今年の秋のバラにため息をついてしまいがちですが、鉢植えの株元に愛らしいピンクのオキザリスを見つけました。

  そう言えば、そろそろバラの冬シーズンのことを考える頃、つるバラの誘引に施肥、植え付けや鉢替えなど、来年5月を夢見ての作業が早や来月の開始です。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D. Austin England)

ピンクの大輪の株元には…

 

□ 淡いピンクの小さな花、オキザリスが開花しています。

 

□ 何年か前にブログ友さんにいただきました。

 

□ こちらのオキザリスもブログ友さんにいただいた花です。

 

□ バラの鉢植えを覆いつくすようになりましたので、別の場所に移植します。

 

□ あとは、咲いているのはこの半八重の白いバラくらいです。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

このバラは、もうしばらくの間は開花を楽しめそうです。

 

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11月、今年もあと2か月になりました。

2017年11月01日 21時28分51秒 | 霜降

◇ どの月も月替わりは静かに、そしてあっさりとやってきますが、11月となりますとこの年もまた風のように過ぎ去っていくんだなと、今さらながら驚いてしまいます。

  月めくりのカレンダーがあと2枚、紅葉の季節からやがて冷たい北風が吹きすさんだり、雪のちらくつ日さえある、そんな年の瀬を迎えることになるでしょう。

  娘家族が海外での生活を送り始めて早くも半年、私もこの夏が「超」が付くくらい多忙な日々でしたから、改めて月日の経つ、そのスピードに感じ入っています。

  孫娘(Kちゃん、6歳)はインターナショナルスクールに入って1か月余り、英語+2か国語のトリリンガルなカリキュラムを頑張ってるらしく、逆にこちらが励まされます。

 

□ 先月ですが、バイオレットピンクのバラの返り咲きでした。

 

□ フローランス・ドゥラートル

(Florence Delattre S 1997 Guillot France)

玄関先はもう大方日陰になりますので、南側に鉢を移そうと思っています。

勢いのあるつるバラですので、年末にはウッドフェンスに誘引するつもりです。

 

 

□ さて、孫娘のKちゃんは絵本大好きで、自分でもお絵かきがてらに「絵本」を作るみたいです。

数か月前の分ですが、微笑ましい内容にこちらも何だか癒されてしまいました。

 

□ あなうさぎがあなにはいってしまいました。

 

□ あなからでてきました。

 

□ スキになりました。

 

□ ホッチキスで止めてあります。

 

□ ローズヒップがあちこちで色づいて、秋そのものです。

 

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何とも寂しい秋のバラ ~ もう一度立て直しです。

2017年10月29日 21時00分12秒 | 霜降

◇ しばらくの間ブログ更新が滞っている間に、季節は二十四節気で言いますと、白露、秋分、寒露を過ぎて、霜降にまで変わっていました。

  今年は春から夏場にかけて仕事が大変忙しくて、秋になると肩こり等が主因と思われる体調不調が続いて、10月の今頃になってようやく回復してきたところです。

  しかも今月は長雨が何日も続いて、直撃は免れたものの台風接近が2回もあって、あまり庭仕事ができる雰囲気というか、そういう環境ではありませんでした。

  ブログジャンルを「ガーデニング」に設定するのがお恥ずかしい次第ですが、ここ数日咲いていた秋のバラ数輪だけでも…これからバラ庭は少しずつ立て直すつもりです。

 

                                                      2017年10月26日

□ 先週木曜日、朝から晴れたのが久々の感じでした。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

愛らしいピュアなピンクの中輪、見ているとどこかホッとします。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D. Austin England)

このバラは毎月咲いているような印象があります。

ただ、秋のバラとしては、今年は咲きっぷりが寂しいと感じています。

 

□ この白い中輪のバラは、強風で花びらが吹っ飛んでしまいました。

 

□ 元来、こんな風な房咲きです。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ ホトトギスが横倒しになりながらも、ほぼ満開状態、秋深しです。

 

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立冬を前に 毎日少しだけ咲く秋のバラ

2016年11月06日 20時19分18秒 | 霜降

◇ この週末の土曜から日曜日にかけて、当地は最高気温が20度を超えた上にとても好い天気で、庭仕事にうってつけの二日間になるはずでした。

  それがめったに風邪を引くことのない私が金曜日から風邪気味で、結局鉢植えに少し水遣りをするだけの「何にもしない」週末となりました。

 

□ ようやく一株2輪以上の花が見られるようになりました。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

実際もこのようなライラックのような色合い、いつ見てもホッとする花の姿です。

 

□ 地上2mを超えるところに咲いているピンクのバラです。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

真っ青な空の下で、やはり秋のバラは映えます。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

このピンクの大輪も青空の下、文字通り花開きました。

 

□ アンジェラ

(Angela F 1984 W.Kordes Germany)

いつの間にか、たった一輪だけ咲いています。

その向こうにきらりと橙色が見えますが…。

 

 

□ 大きなローズヒップが見られます。

背景はハゴロモジャスミンの葉です(地植え)。

このローズヒップのもとはこんな(↓)花です。

 

                     2016年5月4日

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

うちの庭では最も花数の多い品種ですが、この夏から不調を極めています。

ようやく少しずつ復活しつつあるようです。 

 

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見事に(!?)一輪ずつの秋のバラ

2016年11月03日 21時20分03秒 | 霜降

◇ 11月に入って九州でも北風が吹いて、朝の最低気温は7~8度、とても寒く感じる毎日が続いています。

  文化の日の今日も日中きれいに晴れ上がった青空が広がっていましたが、吹く風は結構冷たく感じられました。

  この時季はちょうどバラの返り咲きのピークを迎える頃ですが、昨年までと比べて開花が少なく、寂しさの感じられる庭の様子です。

  今日咲いている花も、どの品種を取っても計ったように一輪ずつの開花、せめて一株三輪以上は咲いてほしいと思いながら眺めていたのでした。

 

□ 庭で最も広がりのあるシュラブですが、それでも本日は一輪咲きです。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin)

秋の返り咲きでは、いつもしっとりとした趣のある表情を見せてくれます。

 

□ ピンクの半八重のバラ、秋の木漏れ日に輝いて、これもたった一輪…。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

 

□ 充実した蕾がいくつも控えています。

気温が低い日が続いていますので、開花は少し先でしょう。

(まずは緑の顎の部分が開かなければなりません)

 

□ ブラッシュ・ノワゼット

(Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)

スプレー咲きタイプのつるバラも、なぜか一輪しか咲いていません。 

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

この一輪は顎が開いていますので、もう間もなくの開花でしょう。

 

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やはりこの季節らしく

2016年10月29日 15時52分19秒 | 霜降

◇ 昨晩は遅くになって北寄りの風が急に強くなったようで、北側の窓が小刻みに揺れて時折カタカタと音を立てていました。

  そんな風の音で少しは秋らしくなったことを感じますが、明け方の冷んやりとした空気の流れ込みはまだまだ少ないようです。

  庭のバラも蕾をつけたり花が咲いているものをついつい注目しがちなのですが、小さなローズヒップがいくつか見られるのに気がつきました。

  週が明けたら10月も終わり、毎年バラの返り咲きに本格的な秋の季節を感じていましたが、思いがけずに実をつけていたこのバラに感謝したい気持ちです。

 

□ 娘が結婚を記念して私たちにプレゼントしてくれた「安曇野」です。

こんなに実をつけたのは5年間で初めてです。

ローズヒップ、秋そのものの光景です。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

せっかく咲いていたのに、夜半の強風で茎が折れていました。 

 

□ バラの株元からオキザリス「ソフィア」が少しだけ顔をのぞかせています。

 

□ すっきりした趣きで蕾が膨らんできました。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

ライラック色した花の返り咲きを待ちましょう。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

いつもはある程度の返り咲きが楽しめるのですが、

今年は蕾の数そのものが非常に少ないようです。

 

□ ザ・レディ・オブ・ザ・レイク

(The Lady of the Lake S 2014 D.Austin England)

生育旺盛な典型的なランブラーに違いありません。

この時季になって、べーサルシュートが上がって来ました。

来シーズンを前に、ウッドフェンスに誘引しようと思っています。

 

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30年以上も前にとか、45年以上も前のこととか

2016年10月28日 22時18分32秒 | 霜降

◇ 午前中は10月の雨とは思えないくらいの大雨、それが午後にはこれも10月とは思えないようなカンカン照り、そして夕方に再度の雨…暦の上ではすでに霜降なのに…。

  今年の月めくりのカレンダーは実は13枚あったのかもしれないと、首をかしげてしまいそうな、季節はまだ9月あたりを余裕を持って歩いているかのようです。

  庭のバラの秋の返り咲きが今年は全くの不調で、過ぎたるは及ばざるがごとし、夏が暑過ぎるのも、秋が涼しくなさ過ぎるのも考え物だと思っていたところでした。

  そんなことをぼんやりと考えながら、ふと室内に目を遣るとスパティフィラムの白い「花」がいくつか、当たり前のようにそこに咲き始めています。

 

□ スパティフィラム、確か娘よりも「年上」の株のはずです。

 

□ もう何度も株分けをしていますが、元々の株は35年近く経っているはずです。

 

□ 今年はまだまだ「花芽」が次々に現れています。

 

□ さて、一転して、古~いアルバムですが…1970年3月、46年も前。

友達と初めて奈良に旅行したときのもの、猿沢の池です。

高校3年生に進級前の春休みですから17歳、折節くんのようです。。。

 

□ その頃影響を受けていたのが、教科書に載っていたこんな随筆や小説でした。

 

□ 天平の甍…唐招提寺、純粋でしたからたいそう感激したような記憶が。。。

 

□ そして2度目の法隆寺は、親友のお母様との記念写真。

1972年4月のようですから、これでもまだ19歳の春です。

扇子は3年前に法隆寺で求めたもの、これが3代目のはずです。

法隆寺はこれまで幾度訪れたか知れません。

 

□ 数日前にふと奈良にもう何年行ってないかなあと、

古の奈良の都に思いをはせることがありました。

またふらっと出かけたいと思います。

 

 

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