◇ 暦の上では二十四節気の立夏に入りましたが、これまでに何日か夏日があったりするものですから、あの猛暑の夏の到来が早まるのではと心配になります。
先週末は再度黄砂が飛来して辺りは若干黄色く霞んで、黄砂やPM2.5にアレルギーがある身には、庭作業も含めて外出を少し控えたりしました。
そうこうしているうちにも、庭のバラは順調に咲き進んで、遅咲きの品種をいくつか残していますが、一番花らしい爽やかな花の姿を振りまいています。
今シーズンのバラでこれまでのところ特筆すべきは、病害虫の被害がほとんどないこと、バラ栽培15年で初めてのことにただ驚いています。
2021年5月9日
□ 庭で地植えの大株は、だいたい5株くらいですが、
そのうちの一つ、ほとんど開花してしまいました。
□ エグランタイン
(Eglantyne S 1994 D.Austin England)
□ ここでもう15年咲いてくれています。
ふわふわの淡いピンクの花に、上品な芳しさが魅力のバラです。
その向こうの黄色いバラも、植えて13年くらいの株です。
5月10日
□ たっぷり日差しを浴びて、濃い黄色い花の色です。
□ ジュード・ジ・オブスキュア
(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
5月8日
□ このバラは雨に濡れると咲き切らないことが多いのですが、
今年の一番花はしっかり咲いてくれる花が多いようです。
5月9日
□ もう一つ大株と言えば、人の背丈のはるか上を行く株です。
いつもは遅咲きでしたが、今シーズンはとても早く咲きました。
□ ティー・クリッパー
(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
上の方の花はなかなか撮りづらいので、この下の方の花は、
雨に濡れて枝がしなってしまい、その先に咲いた花です。
5月10日
□ オールドローズもいくつか地植えにしています。
毎シーズン楽しみにしている、ガリカ系のバラの花が咲きました。
□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー
(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)
バラの中で最も濃い紫色の花だそうです。
□ こちらもガリカ系のオールドローズ、お付き合いはかれこれ12、3年になります。
□ シャルル・ドゥ・ミル
(Charles de Mills G before 1746)
□ ラティスには、香りのオールドローズがほぼ満開です。
□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ
(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)
この香りのオールドローズも12、3年もの長い間健在です。
5月9日
□ 遅咲きのピンクの半八重のバラも、皆につられて咲き始めました。
□ スカボロ・フェア
(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
5月10日
□ 春夏秋とずっと咲き続けるイメージがあります。
今シーズンはどうでしょうか。
□ このピンクの中輪の花もずっと咲き続けています。
□ ハーロウ・カー
(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
リビングのテーブルの私の座席から、一番よく見える所で咲いてくれています。
5月8日
□ 2月に挿し木した、ハーロウ・カーのポット苗ですが、
鉢上げする前に、もう花が咲いてしまいました。。。
5月9日
□ 何年か前に枯らしてしまって、今シーズンがリベンジのバラです。
□ ザ・ピルグリム
(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)
久しぶりに庭に戻って来てくれましたので、何だかホッとしました。
5月10日
□ 濃い赤の色は撮影ではなかなか再現できないのですが…。
□ ムンステッド・ウッド
(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)
5月7日
□ 濃いクリムズン色の大輪の花、とても豪華な感じがします。
□ この日は、もう一つ豪華な大輪のバラが咲いていました。
□ 何色と表現したらいいのか…濃い赤紫色です。
5月9日
□ ウィリアム・ シェイクスピア2000
(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
5月8日
□ 上のバラの咲き始めは、こんな感じでした。
※ バラはまだまだ咲いているのですが、この続きはまた次回に…。
□ アナベルには花芽が見え始めて、顎紫陽花は早くも「開花」です。
花の季節は、先へ先へと進んで行きます。