折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラの一番花も早々と終わって

2021年05月18日 19時56分23秒 | 立夏

◇ 先週は週の初めの週間天気予報で、雨マークが並んでいるなと思っていたら、5月15日(土)に雷を伴う雨が降り続いて、九州北部は梅雨入りとなりました。

  そして翌16日(日)は、最高気温32度と今年初めての真夏日となり、おまけに夜は気温が下がらずに、蒸し暑くて仕方のない熱帯夜に悩まされました。

  今日は最高気温22度くらいで4月下旬並みの涼しさだったようですが、日中はざーっと雨が降る時間帯があって、これから先も雨マークが続いています。

  天気がこんな調子ですから、今シーズンのバラの一番花も5月中旬にしてほとんど終了、次の二番花が咲き上がるまで、いつものおとなしい庭に戻ります。

 

                                 2021年5月16日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

一番花もあと一輪を残して、これでおしまいです。

しばらくの間、玄関を飾ってくれました。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

同じく、しばらくの間、玄関を飾ってくれました。

 

□ アンブリッジ・ローズは、残っていた4輪も咲き終わりました。

 

□ 花びらは、こうして乾燥させて‥‥

 

□ 家内がポプリ作りに使っています。

スリップスなどの虫の付着していない、きれいな花びらです。

 

□ それから、花後の剪定後の枝で、挿し木をしました。

 

                                       5月18日

□ 5月中旬にして、この紫陽花がこんなに色づいて来たことがあったでしょうか。

 

 

 

□ このところ、急速に色づいて来ました。

 

□ まるでもう6月のような心地がします。

 

□ アメリカアジサイのアナベルも、そのうち真っ白く色づくのでしょう。

 

□ そして、5月はこの花、スパティフィラムの季節です。

実はこの株は、育てて36年目になります。

もう何度も株分けをして来ましたが、部屋になくてはならない存在です。

 

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もう梅雨入り ~ バラの一番花 ~

2021年05月15日 21時53分15秒 | 立夏

◇ 土曜日は夜半から雨が降り出したみたいで、午前中には雨音が強く聞こえる時間帯がありまして、結局は終日雨…雨の季節の到来です。

  今日は予想されていたとおり、九州北部でも梅雨入りしたとのこと、平年(6月4日頃)と比べて20日も早い梅雨入り宣言となりました。

  庭のバラの花は、当然のことながら、雨が降ろうと空が晴れ上がろうと、5月の風もどこ吹く風とばかりに順調に咲き進んでいます。

  それでも季節を感じるものすべてが、早く早くと急ぎ足で目の前を駆け抜けているようで、当方はただ驚くばかり、ちっとも付いて行けていない気分です。

 

                                    2021年5月14日

□ バラの一番花も5月中旬にして、ピークを過ぎて終わりに近づきました。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

この一番花はかなり長く咲いてくれましたが、あと4輪を残すのみとなりました。

花が終わったら剪定して、その枝を使って挿し木をしようと思っています。

 

□ 庭で今一番元気がいいのは、この白い半八重のバラでしょうか。

 

                                       5月15日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ ここに来て、こちらの白い半八重のバラも雨の中を一気に咲き進みます。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 1597)

ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」(1485年頃)に描かれている、

バラの花ということで、憧れて庭に植えてもうかれこれ15年になります。

 

□ クレマチスのアーチの側面に誘引している、ピンクのバラもピークを過ぎました。

このバラを撮影している頃から、雨が強く降り出しました。

 

□ ウィズレー2008

Wisley2008 S 2008 D.Austin England)

 

                                       5月14日

□ 庭で最も遅咲きの部類のバラも急に咲き出しました。

 

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)

 

                                          5月15日

□ その隣では、雨に濡れて顎紫陽花も咲き始めています。

 

                                    5月13日

□ エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England

昨年末に鉢植えから地植えに転向した影響もあってか、一番花はこの一輪だけでした。

 

                                    5月15日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

こちらも鉢植えから地植えに転向した株です。

やはり一番花はこの一輪のみでしたので、二番花に期待します。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

いただいた挿し木苗が成長して、一輪だけ花をつけました。

何年も楽しんだ末に枯らしてしまって、

しかもオースチン社のカタログから外れていて、落胆していましたが、

何年振りかで戻って来てくれて喜んでいます。

 

                                       5月14日

□ この黄色の大輪の花もずっと咲き継いでくれて、何だかとても癒されています。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

 

                                    5月15日

□ アメリカアジサイのアナベルの花芽が、早くも大きくなって来ました。

雨の季節ですものね!

 

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梅雨入り間近なのでしょうか? ~ バラの一番花 ~

2021年05月12日 20時57分27秒 | 立夏

◇ 天気予報のとおり夜半から雨が降り出して、結局ほぼ一日中雨となりまして、気象予報士のお姉さんは、もしかしたら九州北部も近々梅雨入りするかも…とか。

  昨日までの好天に恵まれて、バラを初めとする庭の花達も光り輝くような咲きっぷりでしたが、一転して雨にぐっしょり濡れてしまっていました。

  バラの一番花は、一季咲きを含めてほぼ咲き揃って、これで一旦タイムとなりますが、遅咲きの品種や花期の長い品種は、まだしばらくは楽しめそうです。

  明日は雨がいったん上がりそうですから、バラの花殻摘みや花後の剪定、それに剪定後の枝を使って挿し木を始めようかと思っていたところです。

 

                                       2021年5月11日

□ 雨が降り出す前、まだ日が差していて、爽やかな5月の風にバラの花が揺れていた頃です。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

 

□ アプリコット色した大輪が房になって咲きます。

花期の長い、花持ちの良い品種ですから、もうあと1週間くらいは楽しめそうです。

 

□ このティー・クリッパーの木立のそばで、

もうすぐニゲラ(手前)の開花が始まりそうです。

 

                          5月12日

□ オルラヤと共に切り花にして飾ってありました。

 

                                          5月11日

□ この白いバラは遅咲き品種と言っても、今シーズンは1週間くらい開花が早まりました。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

新旧枝咲きのクレマチス「ヴェスター・プラッテ」の紫色の花とコラボしています。

 

                                       5月12日

□ 今日の午前中の様子ですが、雨にぐっしょり濡れたらこうなりますね。

 

                                       5月11日

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)

昨日ようやく開花が始まりましたが、それでもいつもの年より早いと感じます。

 

□ 紫陽花の花も早いようで、そろそろスタンバイのようです。

 

◇ もう先月のことになりますが、孫娘のKちゃん(9歳、小4)とLINEのテレビ電話で話してましたら、質問されました。

  「じいじ、百人一首、どれだけ知ってる?」

  「30くらいかな、だいぶ忘れたから」

  「うちは二つしか覚えてない。

   『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山』と『千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは』だよ」

  「すごい、二つも知ってるの? じゃあ、次は60番を覚えたらいいよ。超有名だからさ」

  「『大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみも見ず 天橋立』かぁ… 小式部内侍(こしきぶのないし)だって」

  「女の人だよ。とっても有名な和歌だからね」

 

◇ 先日、LINEのテレビ電話で、また百人一首が話題になりました。

  「今ね、十首知ってるんだよ。

   紫式部も覚えた『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな』」

  「おっ、すごいすごい!」

  いつの日か、孫娘たちといっしょにかるた取りで遊べたら楽しいだろうなと、風薫る季節にお正月の頃を思ったのでした。

  それにしても、孫たちに今度会えるのは、いつのことでしょうか。

 

□ この2冊を折にふれて目を通しています。

白洲正子さんの本は、切れ味鋭く格調高いのですが、難解な部分もあって、

読者にある程度古文読解の素養があることを前提に書かれている感じです。

田辺聖子さんの本は、大学で名物教授の人気の講義を聞いているような、

平易で親近感を覚える、とても面白い解説です。

 

□ 左は、清少納言「夜をこめて…」です(私の百人一首より)。

 

  ※ 百人一首で私のお気に入りの和歌です。

          14 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに          河原左大臣(源融)

          19 難波がたみじかきあしのふしのまも あはでこの世を過ぐしてよとや      伊勢

          31 朝ぼらけ有明の月と見るまでに 吉野の里にふれる白雪            坂上是則

          60 大江山いくのの道の遠ければ まだふみもみず天の橋立            小式部内侍

          61 古への奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひぬるかな             伊勢大輔

 

        女性のこうした和歌もいいなと思います。

          56 あらざらむこの世のほかの想ひ出に 今ひとたびの逢ふこともがな       和泉式部

          57 めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな      紫式部

          62 夜をこめて鳥の空音ははかるとも よに逢坂の関はゆるさじ          清少納言

 

        この方々の和歌も好きです。

          88 なげけとて月やは物を思はする かこち顔なるわが涙かな           西行法師

          97 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに やくやもしほの身もこがれつつ        権中納言定家(藤原定家)

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今シーズンは、順調に咲き進んでいます。 ~ バラの一番花 ~

2021年05月10日 21時17分27秒 | 立夏

◇ 暦の上では二十四節気の立夏に入りましたが、これまでに何日か夏日があったりするものですから、あの猛暑の夏の到来が早まるのではと心配になります。

  先週末は再度黄砂が飛来して辺りは若干黄色く霞んで、黄砂やPM2.5にアレルギーがある身には、庭作業も含めて外出を少し控えたりしました。

  そうこうしているうちにも、庭のバラは順調に咲き進んで、遅咲きの品種をいくつか残していますが、一番花らしい爽やかな花の姿を振りまいています。

  今シーズンのバラでこれまでのところ特筆すべきは、病害虫の被害がほとんどないこと、バラ栽培15年で初めてのことにただ驚いています。

 

                                        2021年5月9日

□ 庭で地植えの大株は、だいたい5株くらいですが、

そのうちの一つ、ほとんど開花してしまいました。

 

□ エグランタイン 

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

□ ここでもう15年咲いてくれています。

ふわふわの淡いピンクの花に、上品な芳しさが魅力のバラです。

その向こうの黄色いバラも、植えて13年くらいの株です。

 

                                       5月10日

□ たっぷり日差しを浴びて、濃い黄色い花の色です。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

 

                                     5月8日

□ このバラは雨に濡れると咲き切らないことが多いのですが、

今年の一番花はしっかり咲いてくれる花が多いようです。

 

                                           5月9日

□ もう一つ大株と言えば、人の背丈のはるか上を行く株です。

いつもは遅咲きでしたが、今シーズンはとても早く咲きました。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

上の方の花はなかなか撮りづらいので、この下の方の花は、

雨に濡れて枝がしなってしまい、その先に咲いた花です。

 

                                           5月10日

□ オールドローズもいくつか地植えにしています。

毎シーズン楽しみにしている、ガリカ系のバラの花が咲きました。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

バラの中で最も濃い紫色の花だそうです。

 

□ こちらもガリカ系のオールドローズ、お付き合いはかれこれ12、3年になります。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル

(Charles de Mills G before 1746)

 

□ ラティスには、香りのオールドローズがほぼ満開です。

 

□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ

(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)

この香りのオールドローズも12、3年もの長い間健在です。

 

                                        5月9日

□ 遅咲きのピンクの半八重のバラも、皆につられて咲き始めました。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

                                    5月10日

□ 春夏秋とずっと咲き続けるイメージがあります。

今シーズンはどうでしょうか。

 

□ このピンクの中輪の花もずっと咲き続けています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

リビングのテーブルの私の座席から、一番よく見える所で咲いてくれています。

 

                                     5月8日

□ 2月に挿し木した、ハーロウ・カーのポット苗ですが、

鉢上げする前に、もう花が咲いてしまいました。。。

 

                                        5月9日

□ 何年か前に枯らしてしまって、今シーズンがリベンジのバラです。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

久しぶりに庭に戻って来てくれましたので、何だかホッとしました。

 

                                        5月10日

□ 濃い赤の色は撮影ではなかなか再現できないのですが…。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                     5月7日

□ 濃いクリムズン色の大輪の花、とても豪華な感じがします。

 

□ この日は、もう一つ豪華な大輪のバラが咲いていました。

 

□ 何色と表現したらいいのか…濃い赤紫色です。

 

                                        5月9日

□ ウィリアム・ シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                     5月8日

□ 上のバラの咲き始めは、こんな感じでした。

 

※ バラはまだまだ咲いているのですが、この続きはまた次回に…。

 

 

□ アナベルには花芽が見え始めて、顎紫陽花は早くも「開花」です。

花の季節は、先へ先へと進んで行きます。

 

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雨が降って、オールドローズが咲き始めて ~ バラの一番花 ~

2020年05月17日 19時06分55秒 | 立夏

◇ 週末は結構まとまった雨降りになりましたが、昨日土曜日の午後からは雨はいったん上がって、庭に出てふと気がつくとなつかしい甲高い鳥の声。

  今年は少し早いのかもしれませんが、ホトトギスがおそらく100m以内離れたところ、家の近くのどこかで気持ちよさそうに鳴いていたのでした。

           卯の花の 匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ ♪ 

                                                     (夏は来ぬ 佐佐木信綱:作詞 小山作之助:作曲 1896年)

  もっとも、子どもの頃は、この曲の「なつはきぬ」が、なぜ夏は絹(!)なんだろうと不思議に思ってました(小学生にとっては、ほとんど意味不明の歌)。。。

  さて、雨が降っても上がっても、あらかじめ計画されていたかのようにバラの花は咲き続けていますが、次第にオールドローズが増えて来ました。

 

                                                     2020年5月15日

□ こちらは、いずれも香りのオールドローズです。

 

□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ

(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France

 

□ このブルボン系のオールドローズは、庭で一、二を争う芳香のバラです。

 

                                                      5月17日

□ 雨に打たれても、しっかり咲いてくれています。

 

                                                          5月15日

□ こちらのポートランド系のオールドローズもよく香ります。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France

フランス・ロワール渓谷のシャンボール城に、心が飛んで行きそうです。

いつになったら渡仏したりできるのでしょうか。

 

□ 二番花も楽しめますし、秋にもよく返り咲きます。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボールは、

この芳香のイングリッシュローズのガートルード・ジェキルの交配親でもあります。

 

□ その左側には、15年近いお付き合いのガリカ系のオールドローズが咲いています。

フェンスの左側は、「安曇野」です。

 

□ シャルル・ドゥ・ミル

(Charles de Mills G before 1746)

一季咲き。 野性味あふれる姿がとても気に入っています。

 

                                                      5月17日

□ オールドローズを代表するような花の形だそうです。

花の色は画像の上の方の花に近く濃いピンク、強いダマスクの香りがします。

 

                                                          5月15日

□ こちらもガリカ系のオールドローズ、ポンポン咲きですが、

先日の強風で蕾が50個くらい付いていた枝が折れてしまいました。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France

 

□ 一季咲きですから、濃い紫色の花もまもなく見納めとなります。

 

□ こちらは、アルバ系のオールドローズです。

 

                                                         5月16日

□ アルバセミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

クレマチス「アップル・ブロッサム」の蔓が巻き付いて来ました。

これから先、この半八重の白バラが咲き上がって来るはずです。

ボッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」に描かれているバラと言われています。

 

※ 先日、ご近所の家内のお友達をお誘いしてのティータイムのときは、

こんな感じでバラにまつわるお話とかをご説明して行きました。

 

                                                          5月15日

□ オールドローズのような、芳香のイングリッシュローズが咲き始めました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

                                                     5月17日

□ 新芽が鳥の食害にあって、花芽の成長が遅れました。

これから次々に咲いて行くはずです。

 

□ 雨の中を半八重のピンクの花も咲き始めました。

 

□ スカボロフェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ 透き通るようなピンクの花びらが美しいバラです。

 

□ アメリカアジサイのアナベルの花芽が大きくなって来ました。

 

□ そして、日に日に山紫陽花が色づいて来ています。

 

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赤や黄色の色様々に ~ バラの一番花 ~

2020年05月13日 22時30分11秒 | 立夏

◇ 5月も早くも中旬に入って来まして、先月末に開花した庭のバラも、いよいよ佳境に入って来た感があります。

  ただ今日は最高気温が29度まで上がって、強烈な陽ざしを浴びては、さすがにバラの花びらも午後にはしおれ気味のものがありました。

  タイトルは童謡「紅葉」の2番からの引用ですが、赤や黄色やピンクのバラが次々と咲き上がって、狭い庭も1年で最も賑わいを見せています。

  中にはそろそろ散り始めたバラもありますが、まだまだ蕾の青い品種もあって、この先しばらくは初夏の優雅な彩りと香りを楽しめそうです。

 

□ 右手前に赤いバラ、左端にもかすかに赤いバラ、そして中央下方には黄色いバラ・・・。

中央のアーチがクレマチス「アップル・ブロッサム」 新しいつるがどっさり乗っかってます。

 

□ 右側のバラの花に、もう少し近づいたらこんな感じです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

□ ディープ・クリムズンという花の色、かなりの大輪です。

 

□ ヒースクリフの隣りがこのピンクの花、早咲き品種です。

 

□ ガートルードジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

朝方がとても美しくて、大輪でしかも整った花の姿、感じ入っています。

 

余談ですが、この花の名前の「英語読み」がどうも苦手です。

Gertrude Jekyll … 英語は発音が難しいですよ。

年の数だけ練習してもイギリス人のようには言えません。

(8歳の孫娘に、いつも笑われています)

 

□ アーチの側面に誘引しているのは、以前にもご紹介しました、ピュアなピンクのバラです。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ 冒頭の写真で、左側にかすかに見えていた赤いバラです。

 

□ ムンステッドウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

実物はもっともっと深い赤ですが…庭で最も暗い深紅のバラです。

ガートルード・ジェキルはイギリスのガーデン・デザイナーの名前ですが、

彼女自身のガーデンの名前が「ムンステッド・ウッド」だそうです。

 

□ そして黄色いバラ、蕾の8割くらいが開花しました。

 

□ ポエッツワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□  ジュードオブスキュア

(Jude The Obscure S 1995 D.Austin England)

こちらは、黄色と言ってもバフイエローという色だそうです。

まずは一輪だけ咲いていました。

 

□ 先日から咲き続けている、アプリコット色した大輪です。

 

□ アブラハムダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

□ その隣では、香りのオールドローズが開花しています。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France

この先、この辺りではオールドローズがいくつか咲き始めるはずです。

 

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赤系統のバラが咲き揃って ~ バラの一番花 ~

2020年05月13日 22時16分12秒 | 立夏

◇ 今日は朝から真っ青な空が広がっていて、まさに五月晴れの一日、日中ずっと雲一つない天気で気温も25度まで上昇しました。

  ただ残念ながら、この季節は黄砂やPM2.5に対して呼吸器系が敏感に反応することがあって、私にとっては憂鬱な時季でもあります。

  そんな訳でおそるおそるといった感じだったのですが、久しぶりにここから30km先の里山に、車で湧水を汲みに行って来ました(今日は大丈夫でした…)。

  さて、庭のバラもずいぶん咲き進んで来ましたが、赤系統(真紅、深紅、赤紫…)のバラが咲き揃って、文字通り庭の華やかさに花を添えている感じです。

 

                                                      2020年5月12日

□ 細い枝に大輪の花が咲き始めました。 

 

□ ヤングリシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

花の色はディープ・ピンクだそうですが、赤に近い色に見えます。

 

□ 庭で初咲きのこの花も、いくつか咲き継いでいます。 

 

                                                          5月13日

□ ガブリエルオーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

この花の色も、カタログではディープ・ピンクだそうです。

 

                                                          5月12日

□ 赤系統のバラは、経験上は花持ちが良い品種が多いように思えます。

 

□ ウィリアムシェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

バラ大百科には「花の色は黒赤紫色から青みを帯びた紫色に変化する」とあります。

 

□ 数日前から超の付くような、しっかりとした大輪の花が咲いています。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

花の色はディープ・クリムゾンということです。

 

□ 実際は画像よりもっと暗い深紅なのですが…。

右下のクレマチスは、新旧枝咲きのウェスタープロッテです。

 

□ ムンステッドウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

花の色は、ディープ・ベルベッティ・クリムゾンとあります。

 

                                                          5月13日

□ もうかれこれ2週間くらい咲き続けている、とても優秀なバラです。

こうして見ると、葉っぱの健康の大切さも再認識します。

 

□ ダーシーバッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

花の色は、クリムゾン・ピンク まさに「色々」あるものです。

 

                                                          5月12日

□ アルベリックバルビエ

(Albéric Barbier HWich 1900 Barbier France)

さてさて、赤に対抗する白いバラは…今咲いているのはこれだけです。

 

□ 早いもので、顎紫陽花が少しずつ色づいて来ました。

 

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雨が降り出す前に ~ バラの一番花 ~

2020年05月09日 20時59分11秒 | 立夏

◇ 今日は午後から雨、それもざーっと音がして、やや強い降り方の時間帯がありました。

  確か先週の日曜日の雨もそんな降り方でしたが、今の時季らしい雨降りなのでしょう。

  前回のブログ更新の続きみたいな感じですが、咲き進んだバラの翌日の花の様子です。

  やたら強い風に吹かれたり、降りしきる強い雨に打たれたり、それでもバラの花は健気に咲いて、幸せな季節だと実感します。

 

□ 庭から絶えて久しい深紅というか、赤紫色したバラが戻って来ました。

15年前にバラ栽培を楽しみたいと、そのきっかけになったバラです。

 

□ ウィリアムシェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

今シーズンは、挿し木作りに励むつもりです。

 

□ アプリコットピンクの爽やかで麗しいバラの花も咲いていました。

 

□ アンブリッジローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ 庭のバラで癒しの花の代表だと思っています。

 

□ 素朴なピンク色したオールドローズが咲き始めました。

 

□ レーヌ・ビクトリア

(La Reine Victoria B 1872 J.Schwarz France

この冬3カ所に地植えしました。

それぞれに愛らしい花を見せてくれることを願っています。

 

□ ウィズレー2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ ダーシーバッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England

午前中の曇り空のあと、午後からは雨になりました。

 

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日を追うごとに咲き進みます ~ バラの一番花 ~

2020年05月08日 21時19分33秒 | 立夏

◇ まだ5月の上旬を暦は進んでいますが、眩しい庭のバラの花を眺めていますと、とてもそんな時候とは信じられなくて、5月も中旬以降の頃のように思えます。

  5月に入って1週間程度、これまで何度も夏日が記録されるくらい気温が高く、5月の風の爽やかさよりも、初夏の暑さを直に感じる日が多いような気がします。

  今日は午後から急に南風が強く吹きまして、おそらく2~3時間程度でしょうか、吹き荒れた後には、バラの木立が1本だけぽっきりと折れていました。

  もう植えて10年以上になる一季咲きのオールドローズ、それも一番枝ぶりのいいところで折れて、蕾も50個くらいありましたが、仕方なく9本分を挿し木にしました。

 

□ けさ真っ先に目についたのが、この黄色いバラの花でした。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

□ 昨日はこんな感じ、次第に開きかけていたところでした。

 

□ ピンクのつるバラのすぐ下の方、鉢植え4年目くらいの花です。

 

□ アーチの側面に誘引のピンクのバラです。

 

□  ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

特に朝の時間帯には、しっとりとピュアなピンクが映える気がします。

 

□ これから1週間くらい、アーチの側面は上の方までこのピンクの花で賑わいます。

 

□ 今日は、アプリコット・ピンク色したバラが咲きました。

 

□ アンブリッジローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

穏やかな佇まいでも、個性的な花だと思います。

 

□ これは挿し木苗、親株は何年か前に枯らしてしまいました。

できたら挿し木にして、増やしておくことが大事に思えます。

 

□ そのアンブリッジ・ローズの鉢植えの隣りですが、

先日ご紹介済みですが、いま最も花付きのいいバラです。

 

□ オリビアローズオースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

□ まだ蕾がいくつかありますので、しばらくは楽しめそうです。

 

□ ダーシーバッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England

真紅のバラは、もう1週間以上咲き続けています。

この写真の右の方、紅いバラの蕾が開きかけていますが・・・

 

□ ウィリアムシェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England

何年振りかで庭に戻って来ました。

明日にでも開花しそうです。 

 

□ こちらでも、ピュアなピンクのバラが咲き始めています。

 

□  ハーロウカー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

□ このバラのすぐそばの顎紫陽花ですが、

もう大方、花の「形」が出来上がっています。

 

今咲いているバラの花は、すべてイングリッシュローズです。

これからオールドローズやモダンローズも次々に開花してくるはずです。

 

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早咲きタイプのバラが咲き続けて ~ バラの一番花 ~

2020年05月06日 20時53分55秒 | 立夏

◇ 昨日5月5日はこどもの日、暦では二十四節気の立夏ということで、ついこないだが立春だった感じですのに、あれから3か月・・・季節はもう夏に入って来ました。

  4月下旬に咲き始めた今シーズンのバラの一番花は、まさに初夏そのものの陽気に誘われてか、主として早咲きの品種が順調に咲き上がっています。

  いつものシーズンより1週間は早いバラの開花ですが、赤白に続いてピンク系統の花の色に幅が出て来まして、一番のバラの季節に入ったと実感します。

  新しく庭に迎えたバラもあれば、復活のバラもあったり、親株が枯れてもその挿し芽からの株が育って充実の花を咲かせたものも・・・15年目のバラの季節です。

 

                                                           2020年5月6日

□ バラは全体の3分の1程度が開花して、少しばかり賑やかな雰囲気になりました。

左手前、庭で初咲きの品種の開花が始まりました。

 

                                                           5月5日

□ 昨日には蕾がここまでほころびて、開花の途中という感じでした。

 

                                                           5月6日

□ ガブリエルオーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

大苗初年度の開花ですので、今のところ蕾の数は少ないですが、

明るいピンクの花がとても愛らしい感じがします。

 

                                                           5月5日

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」を誘引しているアーチ、

そのアーチの側面に誘引しているバラの開花も始まりました。

 

                                                           5月6日

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ クレマチスのつるがかなり伸びて来て、バラの枝に絡まりつつあります。

そんなこと、どこ吹く風のバラの花にも見えますが・・・。

 

□ 前回にご紹介した早咲きの品種も、次々に咲き進んでいます。

 

□ オリビアローズオースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

 

□ 途中雨が降りましたが、それにもめげずに美しい花の姿が見られます。

 

□ 一方で真紅のバラも次々に開花して来ました。

 

□ ダーシーバッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

 

□ コガネムシの幼虫による根っこの食害から復活のバラです。

一番花が終わったら、せっせと挿し芽をやってみるつもりです。

 

                                                       5月5日

□ 昨日はこれくらいの蕾、やや開きかけていました。

 

                                                           5月6日

□ アブラハムダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

 

□ このバラは、もう15年近くのお付き合いになります。

アプリコットピンクの大輪の花、まさに癒しのバラだと思っています。

 

□ 今年は蕾の数が若干少ないのですが、大好きな香りのバラの開花です。

 

□ ガートルードジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

                                                          5月5日

□ 昨日は花びらが2枚ほど開いたところで止まってましたが・・・

 

                                                           5月6日

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

ライラックピンクのおしゃれな感じのするバラです。

 

                                                           5月5日

□ 黄色系統のバラも咲き始めましたが、昨日の蕾の様子です。

 

                                                           5月6日

□ たった一日で蕾から開花へと、この違いです。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England) 

 

□ 庭で一番の大輪のバラ、西日に照り映えていました。

 

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