◇ 12月2日、ミュンヘンのホテルの朝、朝食に向かう直前の何気ない時間帯でしたが、家内からポツリ質問が…ワーグナー?
そうでした、家内のチェックが入ったように、気がついたら得意(!?)のハミングですね、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲の冒頭の旋律を口ずさんでいました。
今回の旅行の前半のハイライトとも言える、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れる朝でしたから、城の主だったルートヴィヒ2世の連想で、知らないうちにワーグナーの曲を…。
この日はアルプスにも近い標高の高い場所に行く訳ですから、それなりに厚着もして出かけたのですが、冬の旅とは言え、想定にない光景にすぐに驚くことになりました。
2014年12月2日
□ ノイシュヴァンシュタイン城からの眺め、フォルクゲン湖が望めました。
うっすらと雪化粧した冬景色そのものの光景、ずっと心に残っています。
この日は、冬の旅の思い出多い一日でした。
□ さて、この日の最初から、ミュンヘンのホテルを出発して20分後辺り、
牧草地帯をバスはひた走っていましたが…
□ その20分後には、何とまあ、雪景色に変わりました!
「想定になかった」とは、この一面の雪です。
この先ご紹介する風景は、すべて白が基調となります。
□ 午前10時前、この日最初の訪問地の教会が見えてきました。
□ うっすらと雪化粧の教会、幻想的でもありました。
おそらく周りは牧草地、そんな中にポツンと佇む教会です。
□ ヴィースの巡礼教会(1754年)
ドイツの典型的な教会に見えますが…。
□ 撮影禁止でしたが、内装はロロコ様式の華麗な装飾で、わが目を疑うような素晴らしさでした。
なるほど、世界遺産登録というのもうなずけました。
ちょうどミサが執り行われていて、しばし腰を下ろして神父さんの言葉に耳を傾けました。
□ 昼食のレストランの窓辺です。
□ おいしい肉料理中心でした。
□ レストランの窓の間、つるバラが数輪咲いていました。
□ 昼食から約30分後、お城に登る起点に下り立ちました。
霧が次第に晴れて行った様子です。
□ ノイシュヴァンシュタイン城
登山道の途中から
□ この付近のレストランもクリスマス飾り
□ たどり着いてお城を見上げたところです。
□ 場内見学の入口付近でしたか…
□ どこを撮っても素晴らしいお城です。
□ この写真の真ん中あたり、谷間に見えるのが「マリエン橋」
ノイシュヴァンシュタイン城が最も美しく見えるというビュー・スポットです。
□ ルートヴィヒ2世ゆかりの豪勢な内装・調度品にため息の連続でした。
□ お城を後に坂を下る途中、この光景もずっと脳裏に残っています。
□ 見学の起点まで降りてきてお城を見上げたら、霧は消えていました。
□ ホーエンシュヴァンガウ城
ルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごしたこの城は、
父親のマクシミリアン2世が改築したものだそうです。
□ ミュンヘンへ帰るバスの窓から
ノイシュヴァンシュタイン城の立つ辺りの方向
□ 走行中のバスの窓からは、なかなか撮りづらいのですが、
牧草地と教会と遠くアルプスの山々、忘れられない光景です。
□ ミュンヘンに戻ってからの夕食、毎回食べるものばかりで恐縮です。
家内と私の分だったと思います。