折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ④ ~

2014年12月16日 22時25分22秒 | 大雪

◇ 12月2日、ミュンヘンのホテルの朝、朝食に向かう直前の何気ない時間帯でしたが、家内からポツリ質問が…ワーグナー?

  そうでした、家内のチェックが入ったように、気がついたら得意(!?)のハミングですね、ワーグナーの歌劇「タンホイザー」序曲の冒頭の旋律を口ずさんでいました。

  今回の旅行の前半のハイライトとも言える、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れる朝でしたから、城の主だったルートヴィヒ2世の連想で、知らないうちにワーグナーの曲を…。

  この日はアルプスにも近い標高の高い場所に行く訳ですから、それなりに厚着もして出かけたのですが、冬の旅とは言え、想定にない光景にすぐに驚くことになりました。

 

                                                          2014年12月2日

□ ノイシュヴァンシュタイン城からの眺め、フォルクゲン湖が望めました。

うっすらと雪化粧した冬景色そのものの光景、ずっと心に残っています。

この日は、冬の旅の思い出多い一日でした。

 

□ さて、この日の最初から、ミュンヘンのホテルを出発して20分後辺り、

牧草地帯をバスはひた走っていましたが…

 

□ その20分後には、何とまあ、雪景色に変わりました!

「想定になかった」とは、この一面の雪です。

この先ご紹介する風景は、すべて白が基調となります。

 

□ 午前10時前、この日最初の訪問地の教会が見えてきました。

 

□ うっすらと雪化粧の教会、幻想的でもありました。

おそらく周りは牧草地、そんな中にポツンと佇む教会です。

 

□ ヴィースの巡礼教会(1754年)

ドイツの典型的な教会に見えますが…。

 

□ 撮影禁止でしたが、内装はロロコ様式の華麗な装飾で、わが目を疑うような素晴らしさでした。

なるほど、世界遺産登録というのもうなずけました。

ちょうどミサが執り行われていて、しばし腰を下ろして神父さんの言葉に耳を傾けました。

 

□ 昼食のレストランの窓辺です。

 

  

□ おいしい肉料理中心でした。

 

  

□ レストランの窓の間、つるバラが数輪咲いていました。

 

  

□ 昼食から約30分後、お城に登る起点に下り立ちました。

霧が次第に晴れて行った様子です。

 

□ ノイシュヴァンシュタイン城

登山道の途中から

 

□ この付近のレストランもクリスマス飾り

 

□ たどり着いてお城を見上げたところです。

 

□ 場内見学の入口付近でしたか…

 

□ どこを撮っても素晴らしいお城です。

 

□ この写真の真ん中あたり、谷間に見えるのが「マリエン橋」

ノイシュヴァンシュタイン城が最も美しく見えるというビュー・スポットです。

 

□ ルートヴィヒ2世ゆかりの豪勢な内装・調度品にため息の連続でした。

 

□ お城を後に坂を下る途中、この光景もずっと脳裏に残っています。

 

□ 見学の起点まで降りてきてお城を見上げたら、霧は消えていました。

 

□ ホーエンシュヴァンガウ城

ルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごしたこの城は、

父親のマクシミリアン2世が改築したものだそうです。

 

□ ミュンヘンへ帰るバスの窓から

ノイシュヴァンシュタイン城の立つ辺りの方向

 

□ 走行中のバスの窓からは、なかなか撮りづらいのですが、

牧草地と教会と遠くアルプスの山々、忘れられない光景です。

 

  

  

  

□ ミュンヘンに戻ってからの夕食、毎回食べるものばかりで恐縮です。

家内と私の分だったと思います。

 

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あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ③ ~

2014年12月13日 23時25分03秒 | 大雪

◇ 12月1日午前11時にローテンブルクを発って、次の目的地ミュンヘンへと向かいましたが、途中やはり中世の街並みが残る、ディンケルスビュールに立ち寄りました。

  城壁に囲まれた小さな街でしたが、そこかしこの街並みには中世の息吹が感じられて、静かに佇む古風な街を昼食のみで立ち去るのはもったいない気がしました。

  ミュンヘン到着は午後の4時半くらいなのに、辺りはすっかり日が暮れて、ミュンヘン市庁舎前の広場ではクリスマス・マーケットがにぎやかに開催されていました。

  ミュンヘンは2連泊、ホテルは快適で食事もおいしくて、何よりドイツの都会のクリスマスの賑わいを肌で感じることができて、とても気持ちよく過ごすことができました。

 

                                                    2014年12月1日

□ ディンケルスビュールの中心、マルクト広場です。

 

□ 中世の街並みが、ここでもそっくり残っています。 

 

□ このレストランで昼食をとりました。

 

  

□ ローテンブルクでソーセージを食べてから2時間後に、またソーセージ。

なのにおいしく食べられるのですから、旅行ならではの奇跡なのかもしれません。

(きっと、味の違いでしょう)

 

□ 食後には、静かに教会を見物したり…

 

□ こんな静かな田舎の街、もっともっと長く滞在したかったのですが…。

 

                                                   2014年12月1日午後5時頃

□ ミュンヘン市庁舎前、マリエン広場のクリスマス・マーケットです。

 

□ 大きなクリスマスツリーのイルミネーションが、シンプルでも、とてもきれいでした。

 

□ クリスマスの聖歌のコーラスも始まりました。

 

□ ボランティアの聖歌隊のようでした。

 

□ 市庁舎の中庭のジオラマ、これがまた美しくて…。

 

□ ミュンヘンは都会ですから、人出も半端ではありません。

 

□ 行き交う人、人、ひと…でした。

 

□ 時間があまりなくて、どのお店もじっくり覗くことができなくて…。

 

□ それだけが若干、心残りでした。

 

□ ここはグリュー・ワインのお店ですね。

 

□ 様々なファストフードのお店でしたか…。

ハムやソーセージやポテトも、すべてハイ・クォリティです。

 

□ こちらはデパートのショーウィンドー。

 

□ 子どもたちの歓声が聞かれました。

 

□ 素敵な飾りつけが次から次に目の前に現れました。

 

□ 夕食を取ったレストランの入り口です。

 

  

  

  

□ 市庁舎の地下のレストランでしたが、雰囲気がとてもよくておいしくて、

午後5時台なのにお客さんでほぼ満員というのもうなずけました。

 

□ ミュンヘンの人々の防寒具で、ここの寒さがおわかりだと思います。

 

□ 若いお嬢さんたちの、ここは何のお店だったか…。

 

□ ホテルへ向かう前に最後に立ち寄った、グリュー・ワインのお店です。

 

  

  

□ 2014年の文字が入って、きれいなマグカップだと思いました。

 

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あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ② ~

2014年12月12日 23時06分50秒 | 大雪

◇ 11月30日、ハイデルベルクで昼食を終え、ロマンチック街道を「中世の宝石箱」と称されるローテンブルクへ、中世そのものの旧市街の様子に見惚れてしまいました。

  目の前に広がる光景は、100年前の写真とも200年前の絵画ともほとんど差がありませんし、戦災からの復興を含めてよく保存されているという印象を強く持ちました。

  日が暮れてからは、今回の旅行のもう一つの楽しみ、クリスマス・マーケットに繰り出しては、初めて飲むグリュー・ワインのお味に一瞬絶句しそうになりましたが…。

  中世の佇まいを肌に感じたかったら、静かな朝のうちとばかりに朝食の後はフリータイムをたっぷり使って、小さい旧市街をゆったりと散策して回りました。

  
            ※ グリュー・ワイン  主に赤ワインにオレンジピールやシナモンなどの香辛料とお砂糖がたっぷり入った、甘~いホットワイン。

                           ドイツ、オーストリアなどのヨーロッパのクリスマスには欠かせない飲み物です。

 

                                                       2014年11月30日

□ ローテンブルクのクリスマス・マーケット

 

□ 午後4時半頃、辺りは暗くなりつつありましたが、人々がたくさん繰り出しています。

 

□ 歩くだけでも、どこかうきうき気分になる通りです。

 

□ 小さい街の広場なんですけどね。

 

□ 右手前が、確か(!?)泊まったホテルです。

 

□ 翌朝の朝食後、少し街を歩き回りました。

 

□ 静かな石畳の道に、心も落ち着きます。

 

□ 8時を過ぎてようやく明るくなる季節です。

 

□ 城壁の外を見下ろした光景です。

 

□ ここはレストランでしょうか。

 

□ つるバラが少しだけ咲いていました。

 

☆☆☆☆☆     ここからは、クリスマスの飾りつけやお店のご紹介     ☆☆☆☆☆

 

どこが何やらわからないので、ただ載せているだけですがすみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□ 年中クリスマス・グッズを求めることのできるお店です。

 

 

 

□ 孫といっしょだったら、きっと喜んだでしょう。

 

 

 

 

 

□ 賑やかなクリスマス・グッズの数々、華やかでもありました。

 

☆☆☆☆☆☆   釣り看板もいくつか     ☆☆☆☆☆

 

      

   

   

 

 

□ 来てよかったと思える光景ばかり

 

□ ドイツの中世の街並みってこんなものなんだと、改めて感じ入りました。

 

□ 乗用車を取り除いたら、100年前もほとんど同じでしょうね。

 

□ 朝の冷気に満ちた中、こんな街角を歩き続けて…。

 

  

□ ふと見つけた教会の敷地、記念の一枚を撮っていただきました。

 

□ キリスト生誕の場面のジオラマもよく見かけました。

 

□ 朝食はたっぷりいただいていたのに、

10時半ごろふと入ったお店で(家内の)ビールにソーセージ。

パンも含めて「超」の付くおいしさでした。

 

□ グリュー・ワインのカップ、ローテンブルク版です。

 

□ 楽しいクリスマスの絵付けが微笑ましいのです。

 

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あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ① ~

2014年12月08日 23時00分18秒 | 大雪

◇ 中学生の頃、好きだった地理の授業の影響もあったのでしょうが、外国を意識し始めたヨーロッパの国の一つがドイツでした。

  思いつくままのキーワードは、ベートーヴェン、ゲーテ、ヘルマン・ヘッセ、魔弾の射手(ウェーバーの歌劇)、シュヴァルツヴァルト(黒い森)、ビール、ソーセージ、ライン川…。

  その決め手となった言葉はもちろん覚えていないのですが、いつかは訪れてみたいとずっと思い続けていたところに、今回ようやく足を踏み入れることになりました。

  旅行記とも言えないような細切れなブログ記事になりますが、昨年のイタリアと同様に私の憧れの地の裏返しということで、そのタイトルを引き継ぐことにしています。

  まずはドイツ、ハイデルベルクから。

 

                                                       2014年11月30日

□ ハイデルベルク城から望んだ、旧市街とネッカー川

45年以上憧れていた風景が目の前に広がった瞬間です。

 

◇ 「じいじとばあばは、あぶないから、いっしょにてってをつないであるいてね」 孫娘のKちゃん(3歳2か月)に、そんな言葉で送られてしまいました。

  Kちゃんは道を歩くときに娘にいつも言われているのでしょうね、聞いて吹き出してしまいましたが、もちろんその言葉のとおりになんて、とてもじゃないですが…。

  今回のドイツ・オーストリア9日間の旅は、シューベルトの歌曲「冬の旅」(Die Winterreise)を彷彿させるような、そんな季節の入り口辺りを横切る旅でした。

  11月29日に羽田空港からドイツのフランクフルトに飛んで、それから夜のうちにハイデルベルクへ、その翌朝から彼の地への旅行は始まりました。

 

  

                                                             2014年11月29日

□ 羽田空港を離陸して上昇中、雲の上に突き出たスカイツリーの長い影が印象的でした。

その後のまだ日本の上空だと思いますが、夕日が沈んで行きました。

 

□ フランクフルトには、現地時間の19時(日本時間の翌朝3時)の到着。

 

□ フランクフルト到着から2時間後、ハイデルベルクのホテルのロビーにて。

 

□ この頃(21時)になると、眠くてよれよれでした(日本時間の午前5時、時差8時間)。

あちらはクリスマス・シーズン、アマリリスを美しくアレンジしてありました。

 

                                              2014年11月30日

□ ハイデルベルク城へ、石畳の坂を歩いて登る途中です。

紅葉も終わり、葉の落ちた木々が多くて、その分眺めはよくなります。

 

□ エリザベス門(左)

フリードリッヒ5世から王妃エリザベス・スチュワートへの19歳の誕生日プレゼント!

一夜で造らせて、イギリス出身の彼女をびっくりさせたとか…。

白いテントはクリスマス・マーケットの覆いです。

この門を背景にして写真を撮ると、二人は幸せになれるとか。

充分にしあわせな(!?)私たち、もちろんツーショットなんて、さっさとパスしました。。。

 

□ ハイデルベルク城のフリードリッヒ館(1607年)

大きなクリスマスツリーがよく似合います。

 

□ このワインの大樽(1751年)、直径7mもあるんだとか。

 

□ お城見物を堪能して、旧市街に降りて行きました。

その旧市街からハイデルベルク城を見上げたところです。

 

□ 街を歩いて行きますと…

 

□ クリスマス・マーケットが開催されていました。

 

□ 正午前、結構人が繰り出していました。

 

□ ホテル ツム・リッター・ザンクト・ゲオルク(1592年)

ハイデルブルクに現存する、最古の建物だとか。

 

□ おいしそうなチョコレート菓子は、

これから至る所で目にすることになります。

 

□ クリスマスの飾りつけが、いずこのお店も美しいのです。

 

□ ワイン・ボトルのイメージ?

 

□ さすが、この国のクリスマスだなと感じ入りました。

 

□ 昼食はこんなレストランで、雰囲気があって素敵でした。

 

□ 何というメニューだったか、忘れてしまいました。

もちろん、おいしかったですよ!

 

  

□ カフェでしょうか、この寒いのに外のテーブルに座るお客さんはいないかも。

バラの花の一輪挿しに、シャッター押す指が反応してしまいました。

 

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12月、今咲いているバラの花と

2013年12月09日 23時20分35秒 | 大雪

◇ 今日は天気予報どおり午後は雨、夕方からは本降りとなりましたが、先月から雨らしい雨の降ってなかった当地では、久しぶりの恵みのお湿りです。

  庭の数少ないバラの花もしっとりと雨に濡れていましたが、若干うなだれ気味で咲いていましたので、数日前の晴れた日の花の様子を載せさせていただきます。

  体調のこと、ご心配をおかけして申し訳ありませんが、眼科で診断の結果、大病院の眼科を紹介されて本日の解決とは至らずに、結果は持ち越しとなりました。

  それでも今日は私たちの記念の日、そんな日にとてもうれしいことがありまして…私たちの2番目の孫、女の子(Kちゃんの従妹)が無事に生まれました。

    ※ これから先は、12月11日に追記しました。

◇ 本日、12月11日に大病院(奇しくも一昨日、孫のAちゃんが生まれた病院です。。。)の眼科に紹介状を持参で受診しました。

  病名は眼筋麻痺の一種の「何とか麻痺」(聞き取れなくて…)というらしくて、眼球(私の右目)を動かすための筋肉(神経)の一部がマヒしているみたいです。

  この場合、脳に腫瘍とかがあってそれが原因で起こるケースも多いようで、私も念のために神経内科でCTスキャンを受けました。

  結果は脳の状態は空っぽ…ではなくて、病変はないとのこと、結局は服薬で経過を見なければならないことになりました。

  顔面を打ったりしなかったですかとの質問もありましたが、どうも疲労やストレスが原因かもしれません(この2年間、バカみたいに働き過ぎ?)。

  現在も左目と右目で見える景色が違いますし、特に手元や近いところは両目では二重に見えますので、来週また眼科(斜視外来?)を受診の予定です。

  おそらく現状にあった眼鏡をとりあえず作ることになると思いますが、深刻な病気が裏に潜んでいたということもないようです。

  ホッとしたのが正直なところですし、これ以上病状が進まないようにと思っています。

  皆様に大変ご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

  

   

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

どのバラも、来年も好い花を咲かしてくれることを期待して…。

  

  

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バラの庭作業をやってはみたものの…

2013年12月08日 22時00分08秒 | 大雪

◇ 週後半の大阪出張を終えて帰って来て、日曜日はゆっくりと庭でバラにまつわるいろんな作業をするはずでした。

  もちろん少しは作業をしたのですが…。

  先月から身体がわずかに変調(おおげさかもしれませんが…)をきたしているようです。

  手始めは約1か月前のある日曜日の朝、目覚めた途端に寝床の中ですごい目まいがして…。

  ひどい目まいはそれっきりで、それから1週間もしたら目まいは全くなくなったのです。

  でも今週初めにまた軽い目まいが頻発して、出張する頃にはほぼ治っていたものの、今度は…。

 

  土曜日の朝ホテルをチェックアウトして、JR大阪環状線の京橋駅で行き交う人々とすれ違うたびに、急にくらくらしてきたんです。

  最初は、メガネがちっとも合っていないという感じでした。

  それも次第に慣れてきたのか、まだ軽症だったのでしょう、昨日はほとんど差しさわりはなく帰って来たのです。

  …が、けさ目が覚めたら見えるものすべてが焦点が結べない感じ、スマホの画面が指で操作できなくて、愕然としました。

  要するに、左目と右目で見る光景が微妙に(でも気になって仕方がないくらいに)違うのです。

  左目では水平に見えても、右目では左側にやや傾いた感じで、これでは両目で焦点が結べないから、どうしても二重に見えてしまいます。

  左利きの私は通常は左目の方が「勝って」いるようで、左と右の見え方の違いはこれまで気にならなかったのです。

  現象的には、それが突然に許容範囲を超えたのだと思います。

 

  がっくりきたのは、バラの剪定がスムーズにできなかったこと。

  バラの枝が現実に二本に見えるから、鋏を入れても一本は「虚像」、そちらに鋏を入れても空振りなんです。

  乱視が一気に進んだと言えなくもないでしょうが、あまりに急な変化です。

  いったい原因は何なのか、気味が悪いので明日は朝から眼科に直行しようと思っています。

  この年ですから、相応に身体にいろいろガタがきてるのでしょう。

  この2年あまり仕事があまりに忙しくて、突っ走ってきたツケが回ってきたのかもしれません。

  こんな調子ですから、パソコンに対峙する今もほとんど「片目」で、明日はこの分ではきっと仕事にもならないような気がします。

 

  …という訳で、このブログもしばらくの間、つまり回復するまでの間、お休みをしようと思いました。

  (バラの花が咲いたとか、何かあれば更新もするでしょうが…)

  皆様のブログへのご訪問も控えさせていただきますが、そういうことですのでご心配なさらないで下さい。

  どうぞよろしくお願いいたします。

 

                                                2013年12月8日

□ 気温の高い春ならば、一気に咲き上がる房咲きのバラですが…。

 

□ もう何日も、先月から咲き継いでいます。

咲き進んだこのふわふわな姿は、春の花と同じです。

 

                                            12月3日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

                                                12月8日

□ 陽だまりでは、オキザリスが白い花を咲かせていました。

 

□ そばのヤング・リシダス(ER)の蕾ですが、

これはもう咲けそうにありません。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ(ER)は、この先咲いてくれるでしょうか。

 

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□ ここからは、挿し木苗の鉢増しです。

記録に残すほどのことでもないのですが…。

クイーン・オブ・スウェーデン(ER)、2年経過?

 

□ 中央の背高シュート2本の辺りが、親株になります。

 

  

□ 用土は腐葉土3、馬糞堆肥3、赤玉土(細粒)2、鹿沼土2くらいの割合にしました。

つまり「今あるもの」をブレンドして、元肥を規定量混ぜ込みました。

 

  

□ 混ぜたらこんな感じ、それを手に取ったのが右側の画像です。

用土は、自分で適当にブレンドすることが多いのです。

 

  

□ 太く若々しい枝が今年のベーサルシュート、根鉢を抜いたところです。

植え替え前に水を吸わせるために、このあと30分程度バケツにジャボンでした。

 

  

□ 鉢底網に鉢底石を適量敷いて、用土を入れながら、

水につけておいた苗を埋め戻します。

 

  

□ 用土を入れて、苗をしっかり固めて、念のため支柱を立てて、たっぷり水遣りでおしまい。

 

  

□ ベーサルシュートを残して、他の古い細い茎は剪定しました。

まだ緑色の葉がたくさんついていますので、

シュートの長さを半分に剪定するのは、12月下旬のつもりです。

 

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ここからは、出張時の大阪の様子です(12月6日)。

 

□ 御堂筋の銀杏並木、この先が淀屋橋になります。

 

□ 日銀大阪支店(出張先ではありません)。

 

□ はらはらと銀杏の葉が散っていました。

 

□ 淀屋橋から日銀大阪支店、右は大阪市役所です。

 

□ 淀屋橋から南へ、本町方向になります。

銀杏並木がずっと続いているはずです。

 

□ 出張の仕事を終えて帰り道(梅新南辺り)。

実際にはもっと暗かったのですが…。

 

 

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冬のバラ、ほんの一輪ずつ

2012年12月12日 20時30分20秒 | 大雪

◇ 夕方の帰り道、西の空にほのかに残る黄昏の色が、きりっとした冷気を通して、とても美しく見ることができました。

   晴れ渡った冬の夕暮れは、たとえようもない色に染まっていたりして、そんなところに遭遇したら、それだけで幸運な気分になります。

   昨日バラの蕾だけを載せたところですが、庭を見渡すと実際にはほんの一輪、もう一輪と、バラの花は静かに咲き続けています。

   この秋に時折返り咲いていた橙色のバラが、気温1℃くらいの冷え込みに、心なしか震えるように咲いていたのが印象的でした。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

 朝、まだ辺りが明け切っていないのと、

北寄りの風に小刻みに揺れていて、

このコンパクト・デジカメでは、今一つピントが合いません。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

この秋もっとも長い間、たくさんの花が咲き続けました。

あといくつか蕾が残っていますが、

咲くことができるかどうか…。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

切り花にして家の中に入れないと、もう開花は無理かも。

 

□ オキザリスも、朝方はこんな感じです。

このところ、日中に咲いている姿を見ることができません。

 

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こう寒いと、さすがに花は

2012年12月11日 22時39分58秒 | 大雪

◇ 二十四節気の大雪(今年は12月7日)をいつの間にか過ぎて、ここ九州でも早くも雪のちらつく季節となりました。

  私の住んでいる隣町の別府市の奥にそびえる鶴見岳(1374m)は、うっすらと雪化粧をして余計に寒々とした山容に見えました。

  週末から東京・大阪と回って来ましたが、淀屋橋のビルの温度計(電光掲示板)が日中7℃を指していまして、冷たい風の舞う大阪の街も久しぶりでした。

  こんな日々が続いていますから、バラもずっと蕾のままでもう何日でしょうか、雨予報で寒さも和らぐ週末に、もしかしたら今年最後の花が見られるかもしれません。

 

□ これがピエール・ドゥ・ロンサール(LCl)とは、ピエール自身も気がついてないかも(!?)

 

□ そんなこともないでしょうが、蕾はこの三つだけ。

返り咲きのない品種(一季咲き)のはずでした。

 

□ レディ・オブ・メギンチ(ER)も、もう10日くらいこのままです。

 

□ 今日は、山(鶴見岳)も…

 

□ 海(別府湾)も、日が照っていても寒々としていました。

 

  

                                           12月9日

□ 出張の合間に、孫のKちゃん(1歳3か月)と一日遊んできました。

 

 

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初冬の青空の下で

2011年12月18日 22時38分58秒 | 大雪

 

◇ 昨日今日とここ九州も真冬並みの寒さで震えあがっていますが、明け方は零度近くまで気温が下がったようです。

  いつの間にか12月も半分過ぎてしまいまして、現在は年賀状を急がねばならない時期になっています。

  何とか明日明後日には投函できるくらいまで漕ぎつけましたが、一つずつ着実に片づけなければならないものがあとに控えて、これが年末です。

  庭でこれから片づけないといけないものと言えば、つるバラの誘引とかの諸々の冬支度、わずかですがようやく今日から取り掛かることができました。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

最高気温が10度に満たなかった土曜日でした。

澄み切った冬の青空をバックに、眩しい太陽を遮って。

 

  

□ 左:土曜日 右:日曜日、つるバラの誘引を開始しました。

右の画像のあと、細い枝をもう少しだけ剪定をしましたが、

日没が迫っていたので誘引の途中の一枚です。

画像の中、向かって左はマダム・アルフレッドゥ・キャリエール、右はロココです。

そして、中央手前の赤いバラは…。

 

□ L.D.ブレスウェイト

(L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)

 

□ ノック・アウト

(Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)

北側の日陰では、真っ赤なバラが静かに花開いています。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

春夏秋、そして冬の入口まで、

繰り返しいくらでも咲いてくれたバラです。

 

□ ミニサイズのシクラメンをいくつか植えてみました。

 

 

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シーズン最後を飾るバラ

2011年12月07日 00時07分27秒 | 大雪

 

◇ 今朝の職場で自分の席を立とうとしたら、椅子と机の間から太く短い脚が出そびれて、右脚の脛をスチール机の角でしたたか打ちつけてしまいました。

  「15分座っている間にどうも太り過ぎたみたいで、座席の隙間から脚が出なくなっちゃって…」なんて、同僚の女性に真顔で嘆いたら、笑い転げてました。

  きっと、15分どころか、そのずっとずっと以前から、折節は太りに太っていると思っているのだろうなと…それにしては昼食は普通に喉を通りました。

  さて、出勤前の朝の空は晴れ渡り、日の出は7時2分にもかかわらず辺りも明るくなっていて、久しぶりに平日朝にバラの写真を撮れたのでした。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

今シーズン最後でしょうか、可憐に咲いていました。

 

□ 4日前、いかにも開花しそうな頃です(12月2日)。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

少し背が高くなりましたが、秋もずっと咲き続けています。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebraition S 2002 D.Austin England)

一輪咲くの忘れてたとばかりに、中輪サイズで開花です。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D. Austin England)

前回の更新でご案内のバラ、これが「満開」でしょう。

 

 

 

コメント (10)
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