スペイン男子が、技術テストなるものを実施(5日・7日)
・スペイン体操連盟
新しい採点規則によるレベル評価と、今年最初の期間(春まで、ぐらいでしょうか?)大会へ派遣する選手を決めるもののようで、シニアとジュニアが参加。試技会のようなものでしょうか?なじみのある名前は、
カリオン、プラタ、ディアーロ、バイゴーリ
など。ザパタ、アバド、ミールは含まれていません。いつも気になるどう見ても英語圏の名前ジュシュア・ウイリアムズ、かつてはウクライナ国籍だったらしいYulian Yuzyfyshynという読み方さえわからない選手は含まれています。五輪団体出場の常連で、長年似た顔ぶれのスペイン男子ですが、新旧交代はあるのでしょうか
たいしたネタがありませんが・・・
フランス女子代表の指導陣に、マリー・アンジェリーヌ・コルソン氏(48)が加わりました
・フランス体操連盟
元バルセロナ五輪代表で、ジュニア代表のコーチなどをつとめてきた人物。piloter(操縦する、先導する)、diriger(指揮する、監督する)などの動詞が使われているので、
女子代表監督かなと思います(ちがったらスンマセン)。男女とも指導体制を再編して欧州選手権(5月・ライプツィヒ)に臨むようです。関係者によりますと、2028年ロス五輪も視野に入れた人事だということです。
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先日就任した男子代表監督は、元アトランタ五輪代表の51歳(過去記事)。村田憲亮(40)、村上茉愛(28)ほどではありませんが、若い監督を揃えました。
パラグアイのペーニャ大統領が、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長を訪問しました
・Inside the Games
同国五輪委員会会長らが同行し、2030年ユース五輪の開催をめざしていることなどを伝えたもの。記事によりますと、近年パラグアイではインフラが整備され、大きなスポーツの大会を開催する意欲が高まっているようです。
<これまでと今後のユース五輪>
2010年 シンガポール
2014年 南京(中国)
2018年 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
2022年 新型コロナのため中止
2026年 ダカール(セネガル)
2030年 ?
4年に一度の開催ですが、新型コロナで1回とばし、2030年は第5回になります。当ブログの雑な調べではデンマーク、インドも開催意思があるもよう。
体操と仕事を両立している選手として、フランク・ライケン(オランダ・28)が紹介されています
・International Gymnast
オランダ男子はパリ五輪に団体出場し、ライケンは個人総合の決勝に進みました(予選23位、決勝22位)。どういう人物かというと、
・五輪はリオ、パリに連続出場
・ロッテルダムのエラスムス大学で修士号(戦略経済学)
・国際的な会計事務所プライスウォーターハウスクーパースのアムステルダム支社に勤務
(取引アドバイザリーのシニアアソシエイト)
だいたいの1日のスケジュールは
・朝8時~正午 仕事
・正午~午後3時 体操のトレーニング
・午後4時~8時 ふたたび仕事
記事では「フルタイム」と書いています。最初は大変だったそうですが、今は仕事と体操のバランスを取ることができていると語ります。仕事は財務データの分析などで、数億ユーロに及ぶ企業取引に携わっているとのことです(よくわからないけど、カッコいい感じですね
)
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現役続行予定で、今は欧州選手権(5月・ライプツィヒ)へ向け調整中。世界選手権にも意欲的で、特に2028年自国開催(ロッテルダム)の大会に出られれば最高だとしています。会社や仕事仲間からのサポートに感謝するとも述べていて、仕事環境はとてもいいもようゾンダーランドは現役のうちに医師
になりましたし、オランダすごい・・・
国際オリンピック委員会(IOC)次期会長候補の、気候変動やテクノロジーに関する姿勢が紹介されていますが、もう疲れたので省略して・・・
候補者7人が並んでいる写真をご紹介
・IOC
左から、
ダビド・ラパルティアン(仏)
カースティー・コベントリー(ジンバブエ)
フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(スペイン)
銅像
バッハ現会長
ファイサル・アル・フセイン王子(ヨルダン)
渡辺守成(日本)
ヨハン・エリアシュ(スウェーデン/英)
セバスチャン・コー(英)
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現時点での年齢は、
40代 1人
50代 1人
60代 5人
一般メディアでは、「本命不在」と報じているもよう。国際体操連盟(FIG)会長の渡辺氏、FIG会長選では毎回圧勝でなぜか人気があるので、今回も勝ってしまうのかなどと思ったり・・・よくわかりませんな
国際オリンピック委員会(IOC)次期会長候補の、「トランスジェンダー問題」に関する考えが紹介されています
・Inside the Games
グレーゾーンや例外を認めない断固たる姿勢をみせているのはエリアシュ氏(スウェーデン/英)。次にはっきりしているのはコー氏(英)ですが、「性転換」の時期によっては認めるというもの。サマランチ氏(スペイン)は男女を明確に区別する方法を決めなければならないとするにとどめています。ラパルティアン氏(仏)とコベントリー氏(ジンバブエ)はとてもあいまいで、「どうするか決めなきゃいけないけど、微妙な問題だから、まあ努力するわ」という程度(←超意訳)
渡辺守成氏、フセイン王子の姿勢はちょっと見当たりませんでした。
私はとにかくわかりづらい表現が大キライなので、すべてにおいて抽象的なコベントリー氏は支持できませんね
岡慎之助(21)が、デイリースポーツの「ホワイトベア・スポーツ賞」を受賞しました
・デイリー
同社の賞だけにかなり具体的で詳しい記事になっています。今後については、
・誰にも文句を言われない体操をめざし続ける
・今年最大の目標は、世界選手権(10月・ジャカルタ)の平行棒での金メダル
・2028年ロス五輪では4冠をめざす
ロスの4冠については、かねてから「団体、個人総合、平行棒、鉄棒」と話しています
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<パリ五輪 平行棒決勝>
1. 鄒敬園(中国) 16.200
2. コブトゥン(ウクライナ) 15.500
3. 岡慎之助 15.300
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4. 張博恒(中国) 15.100(D:6.4、E:8.7)
5. アリカン(トルコ) 15.100(D:6.9、E:8.2)
6. 谷川航 14.133
7. ダウザー(独) 13.700
8. ベルニャイエフ(ウクライナ) 13.300
団体出場国が非常に強い種目。圧倒的に強い鄒敬園(1月に27歳になったばかり)は現役続行が伝えられています。尤浩(中国・32)も強いですが、今回は補欠でした。
国際オリンピック委員会(IOC)次期会長選を前に記者会見がおこなわれ、その中から各候補者のロシアとベラルーシの参加可否に対する考えが紹介されています
・Inside the Games
長すぎてざっとしか見ていませんが、超~ざっくりまとめます。
〇は両国の参加支持、✖は不支持、△はどちらとも言えない(ブログ主にはよくわからない)
〇ファイサル・アル・フセイン王子(ヨルダン・60) → 〇
現在の制裁は五輪憲章違反。制裁の理由はない
〇ダビド・ラパルティアン(仏・51) 国際自転車競技連合会長 → ✖
制裁には理由があり正当。だが、復帰させることを目標とすべき
〇ヨハン・エリアシュ(スウェーデン/英・62) 国際スキー連盟会長 → ✖
現状(制裁&中立選手の参加)を支持。来年の冬季五輪(イタリア)でも継続すべき
〇フアン・アントニオ・サマランチ・ジュニア(スペイン・64) IOC副会長、サマランチ元会長の長男 → 〇
五輪を政治的搾取から守ることが緊急課題。五輪の独立性を守るべき
〇カースティー・コベントリー(ジンバブエ・41) 元競泳選手 → △
中立の維持が重要
〇セバスチャン・コー(英・67) 国際陸上連盟会長 → ✖
今回はこの件にふれなかったが、従来から両国の参加の全面禁止を主張している
〇渡辺守成(日本・65) 国際体操連盟会長 → 〇
今回はこの件にふれなかったが、従来からコー氏とは真逆の態度で、戦時下であってもあらゆる国が参加すべきと主張している
*年齢は会長選の公示時。
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私のショボい英語力ではよくわかりませんが、サマランチ氏はどちらかというと全面参加支持なのかな、と判断。一番はっきりしないのはコベントリー氏で、たぶん現状(制裁&中立選手の参加)支持か?という印象。誤りがあった場合はご容赦願います。会長選は、IOC総会(3月18日~21日)で
ケイラ・ディチェーロ(米・21)がエリートからの引退を表明
・Olympics.com
・Gimnasia Latina
昨年6月、パリ五輪の代表選考開始早々にアキレス腱を断裂。12月には数年痛みがあった「かかと」も手術。順調に回復しているとしていますが、エリートからの引退を決意し、フロリダ大での演技に集中することにしたそうです。2021年東京五輪の補欠。世界選手権などのメダルはありますが、五輪出場は果たせませんでした
ブラジル体操連盟の新会長に、エンリケ・モタ氏が決まりました
・Gimnasia Latina
選手、審判、解説者などの経歴をもつ33歳(写真左)。若っっっ!!
選手時代は(どの種目か不明ですが)国内王者になったこともある人物で、引退後はスポーツディレクターをつとめるなどしたそうです。レセンデ前会長も、「彼にまかせれば大丈夫」(←超意訳)と太鼓判。