国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長(66)が、ウクライナ侵攻後初めてロシアを訪問しました
・Inside the Games
モスクワにある新体操代表の練習拠点を訪れ、バーチャル記者会見をおこなったそうです。かねてからロシアとベラルーシの大会復帰に前向きと伝えられる渡辺会長は、
・ウクライナ侵攻が続くかぎり国際大会出場は禁止すべき
・ただし、戦争を支持しない選手の出場は認められるべき
という考えを明らかにしました。なんか前よりトーンダウンしたなと思ったところ、国際オリンピック委員会(IOC)の会長選をふまえての中立アピールのようです。しかし、現地でロシア関係者、特に侵攻支持者で各地でブラックリスト入りしているニキータ・ナゴルニーと抱擁を交わしたことがネット上で非難を浴びています。
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種目別のW杯大会には、ベラルーシの複数の選手が「中立」(AIN)として出場してメダルも獲得。国歌や国旗は使用できないはずですが、どうしているのでしょうかね?
実質ベラルーシの選手(過去記事)
W杯アゼルバイジャン大会の(たぶん)男子ゆか表彰台。中央ベラルーシ、右ウクライナ(ベラルーシ体操連盟)
W杯アゼルバイジャン大会(6日~9日・バクー)でメダルを獲得した米国男子選手らが紹介されています
・USA Gymnastics
<あん馬>
1. ダン(米) 14.633
2. フープス(米) 14.533
3. イドリソフ(カザフスタン) 14.400
上の写真の左がブランドン・ダン(イリノイ大)、中央がパトリック・フープス(空軍アカデミー)。米国の弱点種目あん馬にはネドロシクもおり、団体でもメダルを狙う国だけに代表入りはどうなるのか・・・
W杯アゼルバイジャン大会(6日~9日・バクー)でメダルを獲得したCHU Yiming(中国)は、15歳の褚一鳴のようです
・新浪財経
今大会中国は5人が出場。黄明淇以外は若手で、「国際大会の経験を積む重要な機会」と書いていますほとんどがシニア国際大会デビューだったもよう
種目別のW杯アゼルバイジャン大会(6日~9日・バクー)決勝後半の結果
・日本体操協会
<あん馬>
1. ダン(米) 14.633
2. フープス(米) 14.533
3. イドリソフ(カザフスタン) 14.400
<跳馬>
1. チェプルニー(ウクライナ) 14.466
2. 黄明淇(中国) 14.416
3. シャラムコウ(中立、ベラルーシ) 14.099
<鉄棒>
1. 松見一希 14.100
2. クアビタ(ベルギー) 13.966
3. 千葉健太 13.933
<平均台>
1. 中村遥香 13.433
2. CHU Yiming(中国) 13.266
3. マイヤー(ハンガリー) 13.133
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4. 岸里奈 12.866
<ゆか>
1. 岸里奈 13.066
2. 徳次亜優 12.900
3. CHU Yiming(中国) 12.766
男女とも日本が大活躍
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鉄棒の表彰台
・ベルギー体操連盟フェイスブック
クロアチアで、軍(正確には「契約予備軍」らしい)所属のアスリートの活躍をたたえ、2025年の新たな契約を結ぶ式典がおこなわれました
・Inside the Games
クロアチアにも軍所属の選手がいるのか・・・体操選手もいるのかな?と思いましたら、いましたよ、ティン・スルビッチ(28)が体操は1人だけのようです
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あん馬のスペシャリスト、フィリップ・ウーデ(38)が、W杯クロアチア大会(4月10日~13日・オシエク)への意欲を語りました
・クロアチア体操連盟
自国開催となる2026年の世界選手権(ザグレブ)でもメダルをとりたいと話し、それが引退ではないともしています。
種目別のW杯アゼルバイジャン大会(6日~9日・バクー)の決勝前半の結果
・Smart Scoring
<ゆか>
1. シャラムコウ(中立、ベラルーシ) 14.600
2. カリミ(カザフスタン) 14.300
3. チェプルニー(ウクライナ) 13.633
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4. 松見一希 13.600
<つり輪>
1. シモノフ(アゼルバイジャン) 14.233
2. MENG Zhiwei(中国) 13.800
3. ディアブ(米) 13.766
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4. 松見一希 13.666
<平行棒>
1. 松見一希 14.200
2. パタニン(カザフスタン) 13.400
3. ベフィッチ(セルビア) 13.033
<跳馬>
1. チュソビチナ(ウズベキスタン) 13.516
2. ベラク(スロベニア) 13.366
3. キッセレフ(スロベニア) 13.283
<段ちがい平行棒>
1. ツィタベス(中立、ベラルーシ) 13.400
2. ハリバール(スロベニア) 13.233
3. 徳次亜優 13.033
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7. 中村遥香 12.500
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松見一希と徳次亜優がメダル。男子ゆかでベラルーシとウクライナの選手が表彰台という事態になりました。後半種目で日本は、
鉄棒 千葉、松見
平均台 中村、岸
ゆか 岸、徳次
が決勝に進んでいます。
先週末、スコットランド選手権がおこなわれました
・スコットランド体操連盟
・International Gymnast
<男子個人総合>
1. ルーベン・ウォード 77.236
2. キャメロン・リン 76.969
3. ヘーミッシュ・カーター 76.536
<女子個人総合>
1. クリステル・レイク 49.167
2. ロティ・スミス 47.068
3. ブルック・エバンス 45.917
男女とも英国代表入りはむずかしいものと推測される内容。「スコットランド代表」として出場できる来年のコモンウェルス・ゲームズ(グラスゴー)狙いでしょうか。英国代表はイングランドに集中する傾向で、パービス以降スコットランド選手の代表入りはないように思います。
種目別のW杯アゼルバイジャン大会(6日~9日・バクー)は予選前半をおこないました
・日本体操協会
日本の決勝進出は、
ゆか 松見(2位)
平行棒 松見(1位)
つり輪 松見(3位)
段ちがい 中村(3位)、徳次(5位)
当初出場予定だった杉野正尭は2月にアキレス腱を断裂し戦列をはなれています
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実質ベラルーシの選手が中立(AIN)として3人出ています
シャラムコウ
ツィタベス
マハレビッチ
上の2人は決勝に進んでいます。
「セントラルスポーツで体育をはじめよう」キャンペーンで、橋本大輝ら所属選手がメッセージ
・セントラルスポーツ
萱和磨、谷川航、三輪哲平、(引退したと思いますが)畠田千愛もおすすめしています
・昨年11月の引退報道(47NEWS)