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No Music No Life

ポール来日公演中止について思うこと

2014年05月24日 | 音楽
ポール・マッカートニーの来日公演が、本人の体調不良のため全公演中止と相成った。
楽しみにしていた人は本当に残念なことだと思うが、こればかりは仕方がないだろう。
30年来のファンである僕の友人も、夫婦で大阪公演に行く予定だったが、とても残念がっていた。

ポールの来日公演が中止になるのは、これが3回目である。
1975年と1980年、来日公演が予定されていたが、薬物関連でキャンセルになっている。
とくに1980年のときは、チケットも発売され、ポールも一旦来日したものの、大麻所持で現行犯逮捕されている。
実にガッカリ率の高い人だ。

そういえば、70年代のブラック・サバス、UFO(マイケル・シェンカー期)、ローリング・ストーンズが来日していないのは、薬物絡みだからだろうか?
そのくせシン・リジィはよく来日出来たものだ。

今回のライブ中止について、最も損をしたのは、オークションでプレミアチケットを買った人だといわれる。
元々ポールのコンサートチケットは高額である。
とくに武道館公演のチケットは、高すぎるといっていい。
正規の値段で、S席80000円、アリーナ100000円。
えっ?
桁を間違ってはいけない。
S席8万円、アリーナ10万円だ。
これがオークションになると、30万とか40万の値がつけられ、それでも何人もの入札があったという。

オークションで高額チケットを落札し今回大損した人について、ツイッターや2ちゃんでは「ざまぁみろ」という声が多い。
そりゃそうだ。
本来抽選にて公平に取り引きされるべきチケットを、金の力で不可能を可能にするなんて、気分のいいものではない。

それに対して、正規でチケットをとり、地方から新幹線やホテルの予約をとって待っていた人は、本当に気の毒だ。
ポールには一日も早く元気になってもらい、早い時期に代替公演をやってもらいたい。


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