Music Mania

No Music No Life

レスポールは不人気

2023年04月16日 | ギター
最近は出来るだけギター講師動画は見ないようにしている。
これは自己啓発本と同じで、それを見たところでギターが上手くなるわけではないのに、少しだけわかった気になってしまうからだ。
もし動画を見る目的が暇つぶしというなら、お好きにどうぞ。
なので、ギターが弾けない状況(会社内とか出かけ先とか)で、少し時間が空いたときなどに見るのがいい。

で、最近見たギター系YouTubeで「そういえばそんな気がする」と思ったことがあった。
それは、最近レスポールを弾いてる人が激減しているという話。
とくに若い人でレスポールを弾いてる人はほとんど見かけない。
昨年、京都でライブをしたときも、大学生バンドのギタリストはフェンダー系が多く、レスポール、それどころかギブソンを弾いてる人はいなかった。
何年か前に高校生バンドと対バンしたときも、ギブソンはいなかった。
その他対バンで、たまにレスポールやその他ギブソンを弾いてる人を見かけても、それは中高年ギタリストに限られている。

レスポール危うし?なんで減ってしまったのか?


そのギターは正直オススメしません


この理由について、今の若い人が影響を受けるであろうプロギタリストで、レスポールを弾いてる人がほぼいないからだという。
自分の好きなギタリストと同じギターが欲しいと思うのは人の常であるわけで、そういう人たちが使ってるのは、テレキャスやジャズマスターだ。
なので、若いギタリストが買うのもそれらになる。

ではなぜ最近の若手はフェンダー系を使うのか。
おそらく、カッティング主体の演奏が多いから、ではないだろうか。
僕もたまに、ずとマヨやYOASOBIやadoとか弾く時があるが、カッティング主体で、さらに1曲のなかでいろいろな音色を使い分けることが多い。
そういうシチュエーションにおいて、レスポールは使いにくい気がする。

もう一つ付け加えると、ヒデノリ氏が言うには、レスポールやSGは現在のギターテクにおいてすでに時代遅れで、今から使い始めるギターではないという。
なのでレスポールは、メタル系のギタリストからも敬遠されるらしい。
僕は自分のストラト以外のギターを弾くことがほとんどないので、どう使いにくいのかわからないけど、そうなのかもしれない。

個人的には、ギターのカタチでいえばストラトよりレスポールの方がかっこいいと思う。
僕がレスポールをメインで弾いていたのはもう35年くらい前だけど、慣れてしまえばとくに弾きにくいとは感じなかった。
ギター復活してからも、新しく買うならレスポールと決めてたけど、今はストラトの方がいい。