ギターにお金をかけすぎてる人ほど、実はそんなにギターを弾いていない気がする。
もちろん当てはまらない人もいる。
とくにプロギタリストの人はそうだ。
しかし本業が他にある、つまり趣味の時間が限られている人で、ギター本体や周辺機器にお金や労力をかけすぎてる人は、その分ギターを弾く時間が削られてしまう。
僕の知ってる人で、曲が覚えられないという人や、コピーが苦手という人、わりと高い確率ですごく高価なギターを持ってたり、すごくたくさんのギターを持ってたりします。
これはギターに限った話ではなく、高価なカメラ、たくさんの交換レンズを持ってるのに大して写真を撮っていなかったり、ものすごく高級なオーディオ機器を持ってるのに、レコードもCDもあまり聴いてなかったり、給料の大半をクルマの改造に使ってるのに、走行距離がとても少なかったりする、というのはよくあることだ。
少し前にiPhone15がタイプCになったことをすごく喜ぶ人のことを書いたけど、そういう人の中には少なからず「使うことより、モノを買うことが重要」な人がいると思われる。
僕はモノそのものより、それをどう使うかの方が重要だと考えるタイプである。
ギターでいえば、どんな曲を弾くのか、どれくらい上手く弾けるか、聴く人にどう響かせるか、が大事で、ギター本体にはそこまで関心がない。
関心がなさすぎて、ギタリスト同士の会話についていけないことも多い。
カメラも同様。
僕は一時期写真撮影の趣味をしていたけど、やはりカメラ本体より、どんな写真を撮るか、いい写真を撮るためのセンスやテクニック、天気、太陽の位置、季節、時間帯、人物であれば顔の表情や服と背景の色といったことにこだわった。
僕がこういう思考になったのは、たぶんお金がなかったからである。
お金がたくさんあれば欲しいモノが買えるけど、ないから買えない、あるいは安物しか買えない。
それでも、それを楽しみたいのなら、腕やセンスを磨くことで、高価なモノを持ってる人に対抗することが出来る。
結果的に高価なモノを持ってる人に対抗出来たのかどうかはわからないけど、お金がなくても楽しむ術は身についたと思う。
安物を使ってることは恥ずかしいことではない。
僕はことあるごとに、自分のギターはフェンダー「ジャパン」であることを強調している。
決して「USA」であるかのようにはいわない。
もし、もっともっと上手くなれば、人は僕が使ってるギターを「USA」だと勝手に思うかもしれない。
そしたら、僕はこういうのである。
「5万円くらいで買ったジャパンですよ」と。
もちろん当てはまらない人もいる。
とくにプロギタリストの人はそうだ。
しかし本業が他にある、つまり趣味の時間が限られている人で、ギター本体や周辺機器にお金や労力をかけすぎてる人は、その分ギターを弾く時間が削られてしまう。
僕の知ってる人で、曲が覚えられないという人や、コピーが苦手という人、わりと高い確率ですごく高価なギターを持ってたり、すごくたくさんのギターを持ってたりします。
これはギターに限った話ではなく、高価なカメラ、たくさんの交換レンズを持ってるのに大して写真を撮っていなかったり、ものすごく高級なオーディオ機器を持ってるのに、レコードもCDもあまり聴いてなかったり、給料の大半をクルマの改造に使ってるのに、走行距離がとても少なかったりする、というのはよくあることだ。
少し前にiPhone15がタイプCになったことをすごく喜ぶ人のことを書いたけど、そういう人の中には少なからず「使うことより、モノを買うことが重要」な人がいると思われる。
僕はモノそのものより、それをどう使うかの方が重要だと考えるタイプである。
ギターでいえば、どんな曲を弾くのか、どれくらい上手く弾けるか、聴く人にどう響かせるか、が大事で、ギター本体にはそこまで関心がない。
関心がなさすぎて、ギタリスト同士の会話についていけないことも多い。
カメラも同様。
僕は一時期写真撮影の趣味をしていたけど、やはりカメラ本体より、どんな写真を撮るか、いい写真を撮るためのセンスやテクニック、天気、太陽の位置、季節、時間帯、人物であれば顔の表情や服と背景の色といったことにこだわった。
僕がこういう思考になったのは、たぶんお金がなかったからである。
お金がたくさんあれば欲しいモノが買えるけど、ないから買えない、あるいは安物しか買えない。
それでも、それを楽しみたいのなら、腕やセンスを磨くことで、高価なモノを持ってる人に対抗することが出来る。
結果的に高価なモノを持ってる人に対抗出来たのかどうかはわからないけど、お金がなくても楽しむ術は身についたと思う。
安物を使ってることは恥ずかしいことではない。
僕はことあるごとに、自分のギターはフェンダー「ジャパン」であることを強調している。
決して「USA」であるかのようにはいわない。
もし、もっともっと上手くなれば、人は僕が使ってるギターを「USA」だと勝手に思うかもしれない。
そしたら、僕はこういうのである。
「5万円くらいで買ったジャパンですよ」と。