Music Mania

No Music No Life

フェンダー・ジャパン3カ月弾いてみて

2015年11月08日 | ギター
前に買ったフェンダー・ジャパン(以下FJ)の30周年モデルだけど、3ヶ月使ってみての感想を少し。
音色はトーカイと比べてマイルドでやさしい感じ。
どちらかというとクリアな音色が美しく、アルペジオ時もカッティング時も透明感のあるサウンドだ。
逆に歪ませたときの音色は、ややパンチに欠ける。
リアはハムバッカーなので歪むのはしっかり歪むのだけど、トーカイのシングルと比べてガツンとこない。
この辺はピックアップの問題で、トーカイがディマジオなのに対し、こっちのFJは安物なのだろう。
でも、サスティンの長さはFJのほうが伸びる気がする。



使い勝手という点では、なんといっても22フレットまであるのは素晴らしい。
22フレットなんてそんなに使わないじゃないか、といわれるかもしれないけど、
マイケル・シェンカーとかエース・フレイリーを弾くときは絶対に必要なのだ。
(だったら最初からギブソン系のギター買えよ、という突っ込みはナシで)

それともう一つ、買うときの決めての一つだったのがゴトーのマグナムロックというペグだ。
構造としては、ペグに巻く弦を極力少なくして、アームダウン時の弦のたるみの影響を最低限にしてチューニングを保つ、
というもの。
実際、ペグには半周くらいしか巻いておらず、そのかわり弦が外れないように上からネジで押さえられている。
とくに5弦や6弦なんて、ほとんど引っかかってるだけに見える。
効果のほうだけど、弦の伸びが安定してからなら、少々派手にアームプレイをしてもほとんど狂わない。
ただ、僕はほとんどアームプレイをしないんだけどね。
でもいいのだ。
弦の交換が非常にラクになったから。
これはなかなか優れたものだと思う。



というわけで、けっこう気に入っている。
歪ませたときの音色は、アンプやエフェクトの設定でなんとかなる。
で、今はその日の気分で、FJを弾いたり、トーカイを弾いたりしてるのだった。
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悔いのない杭打ちを

2015年11月01日 | 日常
皆さんもご存じのように、横浜の巨大マンションだが、基礎の杭打ちが悪かったために傾いているという。
一生のうちのもっとも高い買い物が、このような物件だというのは気の毒で仕方がない。

いろいろ言われているように、業界の構造的な問題なのだろう。
僕はそっちの業界の人間ではないけれど、なんとなく想像はつく。

僕が今の家を建てるとき、MホームとA化成の2社から見積もりをとっていた。
僕の印象では、A化成のほうが地盤や基礎について厳しいイメージだったんだけど、それ以外の条件が合わなかったので、
結局はMホームで建てた。
そのとき、土地の地盤を調査をしたところ、やや弱いということで、杭打ちが必要だといわれる。
その杭打ちの値段が予想外に高額で、そんな値段では建てられないというと、
土地の持ち主の業者(この業者も住宅建築をやってるが、僕は土地だけを買った)から、杭打ちは必要ないでしょう、と言われる。
これくらいの地盤なら杭打ちしなくても家が傾くことはない、とのことだった。
しかしMホーム側としては、うちの基準に満たないので、杭打ちは絶対必要と譲らない。
僕としては、こうなったら安全に住みたい、後から後悔したくないので、杭打ちをお願いすることにした。

あれから10数年、家の傾きはない。
たぶん、今後も大丈夫だろう。
僕が建てたときは、まだ神戸の大地震の余韻が残っていたのと、欠陥住宅が話題になってる時期だったので、
メーカーとしてはとにかく品質、安全面について神経質になっていたと思う。

マンションを買う場合は、自分でマンションを建てるわけではないから、地盤のことまではわからない。
業者が安心ですよ、というのを信じるしかない。
いや、売り主は本当に安心だと思ってるだろうし、まさか、データが改ざんされてたなんて思わないだろう。
でも、このデータを改ざんした人って、「皆がやってることだし、問題ないだろう」という感じだったんだろうな。
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