風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

一枚歯下駄

2008-09-06 | 日常
向かいの奥さんが一枚歯下駄を履いて散歩されていた。
一枚歯高下駄を履いての歩行が流行っていることは聞いていたが…。

数ヶ月前、知り合いの女性が、「一日10分間でも効き目がある。これで歩くようになってから腰周りの贅肉が取れてお腹ポッコリが解消…」と言っていた。

その他の効用?として、「この下駄で歩くと自然に姿勢がよくなり、身体のゆがみや姿勢の悪さが矯正されて腰痛や肩こりが解消されていくこともある」という。

最近ではスポーツ選手などが体のバランス感覚を向上させるためと、継続的な集中力を養う道具としてトレーニングに取り入れている、とか。

一本歯の高下駄は昔からあったようで「天狗下駄」といわれていた。理由は、「元々、山伏≒天狗が履いていた」「下駄を横から見ると天狗の横顔に見える(歯が高い鼻にみえる)」などの説がある。

インターネットで見てみると、随分多くのページが出てくる。それだけ注目を浴びているということか。中には、「売切れ御免・入荷待ち」のメッセージが出ているところもある。

「お腹のポッコリ解消」といっていた方が、これをやる前にどれくらい腹周りに脂肪が付いていたかは知らない。が、幸い、今のところ俺の腹はまだこの下駄の世話にならずにすむようだ。