原子力村のペンタゴン”という新語?が流行っている
作ったのは、日本共産党の志位和夫委員長だという。
※「ペンタゴン」とは5角形のことで、アメリカ国防総省の建物が5角形をしているので、こう呼称される。
志位委員長によると、この「ペンタゴン」とは
1つは、電力会社、原発メーカー、大手ゼネコン、鉄鋼・セメントメーカー、大銀行など、原発建設にかかわって大もうけをする財界中枢大企業。
2つは、“ひも付き”政治献金によって、「原発推進」「安全神話」を代弁する政党・政治家集団を作りあげる。
3つは、特権官僚と癒着して官僚を操り、官僚は電力会社に天下りして巨額の報酬を得る。
4つは、一部「有名大学」の研究などに巨額の寄付をばらまき、御用学者をつくりあげる。
5つは、巨大メディアを巨額の広告費で買収し、「原発推進」の広報役にしたてあげる。
いわゆる、財界、政界、官僚、御用学者、巨大メディアの、原発を推進することによって利権を得る5つの集団「原発利益共同体」のことだという。なるほど、このように分析されると、日本の原発推進の問題点がよくわかる。
共産党といえば、先般の九州電力の「やらせメール」をすっぱ抜いたのも共産党の「しんぶん赤旗」だったし、国会で最初にそれを暴露して追求したのも共産党の議員だった。
共産党は国会議員も少なく、その発言や活動は一般のマスコミではあまり報道されないが、オレは一目も二目も置いていいのではと思っている。
※志位委員長の原発問題にかかわる発言はここから(動画途中の55分~1:43分の間)