今朝のNHKのニュースで、アメリカ原子力規制委員会のトップ、ヤツコ委員長にNHKが単独インタビューした内容が伝えられていた。
この中で、ヤッコ委員長は、東京電力福島第一発電所の事故への対応を巡る、当委員会の内部の議事録(事故後10日間、3000ベージ分)を公表したことについて、「当局の対応を検証する歴史的な記録だ」「どうすれば、よりよい対応を取れたかを検証するための、歴史的に重要な記録だ」と述べ、情報公開は当然だと強調したという。
また、委員会が先月、アメリカで34年ぶりの新たな原子炉の建設計画を承認した際、5人の委員のうち自分だけが反対したことに対して、「新しい原子炉を建設するのであれば、当然、福島の事故から学んだ教訓がすべて反映されたものでなくてはならないと考えた」からと説明したという。
これに比べて、事故後今日までの日本の政府や関連組織の対応はどうだったか。
原発事故直後に立ち上げられた政府の原子力災害対策本部の議論の議事録がまったく残していなかったこと、認識後も放置され続けてきたこと、しかもこの事実が明らかにされたのはやっと今年の1月25日になってから。
事故を起こした原発の検証もまったくできない状態なのに、野田首相は早々と「収束」宣言を行った。そして、電力会社と一緒になって「安全神話」を振りまいてきた原子力保安院や、安全委員会の「ストレステスト」でOKがでたからと、「再稼働」を強行しようとしているのです。
この違いは何だ! こんなことでいいのか! 今日も朝から血圧が上がりそうだ。
この中で、ヤッコ委員長は、東京電力福島第一発電所の事故への対応を巡る、当委員会の内部の議事録(事故後10日間、3000ベージ分)を公表したことについて、「当局の対応を検証する歴史的な記録だ」「どうすれば、よりよい対応を取れたかを検証するための、歴史的に重要な記録だ」と述べ、情報公開は当然だと強調したという。
また、委員会が先月、アメリカで34年ぶりの新たな原子炉の建設計画を承認した際、5人の委員のうち自分だけが反対したことに対して、「新しい原子炉を建設するのであれば、当然、福島の事故から学んだ教訓がすべて反映されたものでなくてはならないと考えた」からと説明したという。
これに比べて、事故後今日までの日本の政府や関連組織の対応はどうだったか。
原発事故直後に立ち上げられた政府の原子力災害対策本部の議論の議事録がまったく残していなかったこと、認識後も放置され続けてきたこと、しかもこの事実が明らかにされたのはやっと今年の1月25日になってから。
事故を起こした原発の検証もまったくできない状態なのに、野田首相は早々と「収束」宣言を行った。そして、電力会社と一緒になって「安全神話」を振りまいてきた原子力保安院や、安全委員会の「ストレステスト」でOKがでたからと、「再稼働」を強行しようとしているのです。
この違いは何だ! こんなことでいいのか! 今日も朝から血圧が上がりそうだ。