この程、「軍事」に関して権威あるイギリスの「国際戦略研究所」が2012年版「世界軍事年鑑」(ミニタリーバランス)という報告書を発表した。
それによると、2011年の軍事予算上位10か国は次のようになっている。
(順位) (単位10億㌦) (%)
①米国 739.3 45.7
②中国 89.8 5.5
③英国 62.7 3.9
④フランス 58.8 3.6
⑤日本 58.4 3.6
⑥ロシア 52.7 3.3
⑦サウジアラビア 46.2 2.9
⑧ドイツ 44.2 2.7
⑨インド 37.3 2.3
⑩ブラジル 36.6 2.3
その他 24.2
見てわかるように、アメリカ一国で世界の総軍事予算額の45.7%を占めていて、その圧倒的な軍事(費)大国ぶりは歴然です。
また、この報告書では欧州各国には金融危機によって軍事費削減の圧力が強まっていること、米国もオバマ大統領によって拡大しつづけてきた軍事費の削減が始まっていることなどを特徴として挙げている。
一位のアメリカについで中国が二位だが、その差は比べものにならないくらいの差であること、そして、日本と中国の差は、両国の国土面積や人口比で見るならば日本の方がはるかに「軍事大国」だということも分かる。
日本政府やマスコミ、一部評論家らが中国の「軍事大国化」や「脅威」を声高に述べているが、この現実を見れば彼らの意図が別のところにあるように思えてならない。
それによると、2011年の軍事予算上位10か国は次のようになっている。
(順位) (単位10億㌦) (%)
①米国 739.3 45.7
②中国 89.8 5.5
③英国 62.7 3.9
④フランス 58.8 3.6
⑤日本 58.4 3.6
⑥ロシア 52.7 3.3
⑦サウジアラビア 46.2 2.9
⑧ドイツ 44.2 2.7
⑨インド 37.3 2.3
⑩ブラジル 36.6 2.3
その他 24.2
見てわかるように、アメリカ一国で世界の総軍事予算額の45.7%を占めていて、その圧倒的な軍事(費)大国ぶりは歴然です。
また、この報告書では欧州各国には金融危機によって軍事費削減の圧力が強まっていること、米国もオバマ大統領によって拡大しつづけてきた軍事費の削減が始まっていることなどを特徴として挙げている。
一位のアメリカについで中国が二位だが、その差は比べものにならないくらいの差であること、そして、日本と中国の差は、両国の国土面積や人口比で見るならば日本の方がはるかに「軍事大国」だということも分かる。
日本政府やマスコミ、一部評論家らが中国の「軍事大国化」や「脅威」を声高に述べているが、この現実を見れば彼らの意図が別のところにあるように思えてならない。