パナソニックPDP尼崎工場
昨日の朝、久しぶりに尼崎市の海沿いにあるパナソニックPDP(プラズマ ディスプレイ パネル)工場にビラ(電機労働者懇談会・電機・情報ユニオン発行の生活・職場要求アンケート及びリストラ相談案内)を配布に行った。
リストラで労働者が減っていると予想はしていましたが、その激減ぶりにびっくりした。以前なら連続して工場門前に到着するバスから数十人の労働者がどーと降りてくるのに、この日は多い時でも10人くらい、中には5、6人しか乗っていないバスもあり、バスの本数も3分の1くらい減っているのです。夜勤明けで帰る人を最寄りの駅に運ぶバスの本数も4本になり、これも以前の3分の1くらいになっていた。
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写真:工場に入る労働者(左)ビラ配布する仲間(右)
〝おはようございます。寒い中の出勤ごくろうさま〟〝リストラに負けないで頑張りましょう。困ったことがあれば連絡してください〟と声をかけながらビラを手渡すが、どの労働者も無言で下を向いて工場に入っていく。元気のない姿は寒さのせいばかりではないようだ。
夜勤明けで帰ってきた中に、以前茨木工場で、いっしょに仕事をしたことのある後輩(女性)のKさんがいた。〝いやー久しぶり。元気にしてるのー〟といい、しばらく立ち話をした。「もうあかんわ。残ったわたしらもこれから先はどうなるのかわからへんしー」と。そこには、元気印だった以前のKさんの姿はなかった。「がんばりや。困ったことがあったら連絡してきてや」というのが精いっぱいだった。
海からの冷たい風にさらされての1時間半のビラ配布で体は冷え切っているはずだが、リストラの凄まじい現実を目の当たりにして、無慈悲な大企業のやり方に怒りがこみ上げてきて体の中が熱くなってきた。
日本共産党の志位委員長は先の衆議院予算委員会で質問時間のすべてを使い、この電機・情報産業大手の13万人の人減らしリストラ問題を取り上げた。
NECやIBMなどで行われいる不法な退職強要、ロックアウト解雇の生々しい実態を明らかにし、「目先の利益ばかりを求め、働く人の生活と雇用を破壊するやり方を続けていては電機産業の発展もありえない」と、電機大企業の社会的責任と、これを放置している政府の対応を厳しく追及した。
昨日の朝、久しぶりに尼崎市の海沿いにあるパナソニックPDP(プラズマ ディスプレイ パネル)工場にビラ(電機労働者懇談会・電機・情報ユニオン発行の生活・職場要求アンケート及びリストラ相談案内)を配布に行った。
リストラで労働者が減っていると予想はしていましたが、その激減ぶりにびっくりした。以前なら連続して工場門前に到着するバスから数十人の労働者がどーと降りてくるのに、この日は多い時でも10人くらい、中には5、6人しか乗っていないバスもあり、バスの本数も3分の1くらい減っているのです。夜勤明けで帰る人を最寄りの駅に運ぶバスの本数も4本になり、これも以前の3分の1くらいになっていた。
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写真:工場に入る労働者(左)ビラ配布する仲間(右)
〝おはようございます。寒い中の出勤ごくろうさま〟〝リストラに負けないで頑張りましょう。困ったことがあれば連絡してください〟と声をかけながらビラを手渡すが、どの労働者も無言で下を向いて工場に入っていく。元気のない姿は寒さのせいばかりではないようだ。
夜勤明けで帰ってきた中に、以前茨木工場で、いっしょに仕事をしたことのある後輩(女性)のKさんがいた。〝いやー久しぶり。元気にしてるのー〟といい、しばらく立ち話をした。「もうあかんわ。残ったわたしらもこれから先はどうなるのかわからへんしー」と。そこには、元気印だった以前のKさんの姿はなかった。「がんばりや。困ったことがあったら連絡してきてや」というのが精いっぱいだった。
海からの冷たい風にさらされての1時間半のビラ配布で体は冷え切っているはずだが、リストラの凄まじい現実を目の当たりにして、無慈悲な大企業のやり方に怒りがこみ上げてきて体の中が熱くなってきた。
日本共産党の志位委員長は先の衆議院予算委員会で質問時間のすべてを使い、この電機・情報産業大手の13万人の人減らしリストラ問題を取り上げた。
NECやIBMなどで行われいる不法な退職強要、ロックアウト解雇の生々しい実態を明らかにし、「目先の利益ばかりを求め、働く人の生活と雇用を破壊するやり方を続けていては電機産業の発展もありえない」と、電機大企業の社会的責任と、これを放置している政府の対応を厳しく追及した。