風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

「ノラのひと時」

2014-05-16 | 日常


写真を趣味にしていない私が写真を撮るのは、もっぱらブログ用くらいです。
所持しているカメラは安物の小型デジカメで、ほとんどが「オート」でパシャリです。

この度、写真というかカメラを趣味にされている友人の一人から、「サークルの写真展に出展を」とすすめられたのです。
私自身は、そのサークルの会員でもないし、友人には申し訳ないのですが写真を見るのは好なのですがカメラにはそんなに興味がないのです。
そんなことで、最初は出せるような写真もないので断っていたのだが、ぜひとうことになり承諾することになってしまった。

さて、どんな写真を出すか。パソコンに保存している写真の中からということになったのだが、どれを選んでいいのかわからない。
とりあえず自分の気に入っているのを5枚ほど友人に送って「決めてください」と言っておいたのだが、言われた友人も困ったらしく、やっぱり最後は自分で決めることになってしまった。それが上の写真です。
これは、去年の10月末に八幡市(京都府)の石清水八幡宮に行ったときに参道で出会ったノラのネコちゃんで、3匹くらいが日向ぼっこをしていたのを写したものの中の一枚です。

額を買ってきてもらって、写真も大きくしてもらって・・・すべて友人にやってもらいました。
その写真展が明日、明後日の二日間開かれます。会場は、長岡京市の「町屋」という、江戸時代に紙の商をしていた家屋で、今は市が管理していて、いろいろな催しに使われているところです。

   
この写真に題をつけてといわれ、いろいろ悩んだのですが「ノラのひと時」にしました。
野良ネコの「ノラ」ってそのまんまやんと言われそうですが、ちょっと私の思いがあるのです。その思いは当日に説明します。
さて、観に来てくださる方のコメントはいかがなものか・・・少し気になる写真展前夜です。
それはそうと、あのネコちゃんは今頃どうしているかな?一度しか出会わなかったネコちゃんですが、気になります。
また、会いたくなりました。

日本が危ない!

2014-05-16 | 社会
15日(昨日)、安倍首相は、集団的自衛権の行使を禁止してきた従来の政府の憲法解釈は「適当ではない」として、その容認を検討すると発表した。
記者会見をテレビで見ていて、身の毛がよだつような怖さとともに心底から怒りがこみ上げてきた。

集団的自衛権行使は、日本に対する武力攻撃がなくても、他国のために武力を行使するということ、「海外での武力行使をしてはならない」という憲法上の歯止めを外すこと。こうなれば、日本の自衛隊が戦闘地域まで行って、米軍とともに戦闘行動に参加することになる。これを一内閣の判断で憲法解釈を変えることによって行うというのです。
安倍首相は、集団的自衛権行使は必要最小限度」に限定するかのようにのべているが、どのような場合に行使するかは、時の「政府が判断」すると言っている。こんなことでは、海外での武力行使は際限なく拡大でき、何らの「歯止め」にもならない。

「米艦が攻撃を受けた場合」「米国への弾道ミサイルの迎撃」などの事態にという、現実には起こりえないようなシミュレーションを並べ立て、国民を脅しつけて集団的自衛権行使容認を押し付ける手法に心から怒りを覚える。
安倍首相は、北東アジアの国家間の緊張状態を強調し、そのために「集団的自衛権の」の行使が必要という。しかし、いまこの地域の紛争と緊張を解決するために必要なことは外交戦略で、安倍首相のような外交戦略ぬきの軍事的対応一辺倒では軍事対軍事の悪循環をつくりだし、この地域の緊張をいっそう高めるだけだ。

国会では多数を占める安倍政権だが、彼らのたくらみが思惑通りに進んでいるわけではありません。彼らは、まず憲法九条の明文改憲を狙いましたが、うまく進まず、つぎに憲法九六条の改憲手続きを変えようとしましたが、これにも「邪道だ」との声が起こり頓挫(とんざ)した。そこでこんどは憲法の解釈を変えて進めようというのです。しかし、これに対しても最近の世論調査では、反対の声が6割前後にも増えていて、自民党の元幹部や改憲派の憲法学者、歴代の内閣法制局長官ら広範な人々からも反対の声が相次いでいる。

「海外で戦争する国」への危険なたくらみをくい止めることができるのは主権者である国民の世論と運動。いまこそ、憲法九条に対する立場の違いを超え、「立憲主義を守れ」、「民主主義を守れ」、「日本を海外で戦争する国にしてはならない」この一点での協同をすすめ、安倍内閣の改憲策動を打ち砕こう。