風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

懐かしい風景

2012-11-19 | 日常
     写真は1958年当時の校舎全景・後ろの黒瓦屋根が旧工兵隊隊舎の校舎です(高槻市立第一中学校HPより)
              

久しぶりに、通っていた中学校辺りを自転車でぶらっとしてきた。
卒業後、学校周辺の道を車では何度か通ったことがあったが、ゆっくりと見ることはなかった。

家からは、歩いたら1時間近くかかる道を、雨が降ろううが何があろうが、毎日々自転車の通学だった。
その、通学した道も広く綺麗になっていたり、家が建て替えらるなど、学校周辺の街並みも随分変わっていた。

学校があった辺りは、昔、高槻城があり、ここから北、現在のJR高槻駅辺りまでが城下町だったところ。
戦争中は、高槻連隊が駐屯していて、隊舎や訓練場があり、1947年にこの隊舎をそのまま校舎にして開校された。建物は、頑丈な木造二階建てで、床には油が敷いてあった。一年生、二年生の時は、その校舎で、三年になって新しい校舎に移った。
※上の写真、後方の黒い瓦屋根が隊舎だった建物で、手前の校舎と左の講堂は新しく建てられたもの。

ゆっくりと走ってみると、少なくはなってしまったが、古い家屋などに当時の城下町の雰囲気が残っていて懐かしさに浸った。

      

学校のホームページから校歌を紹介します。歌詞もメロディーもまったく覚えていませんでした。ただ、「真白にかおるカラタチの」の歌詞については、裏門辺りの堀跡土手の垣根にカラタチが植えてあって、春には白い花を咲かせ、晩秋には黄色い実をつけていたをよく覚えています。

【高槻市立第一中学校校歌】
1.緑色こき城跡や
  真白にかおるカラタチの
  花と競わんわがはげみ
  古きをたずね豊かなる
  明日の実りを胸に秘め
  希望新たに意気たかし

2.流れてつきぬ大淀や
  紅顔燃ゆる北摂の
  嵐に強きわが五体
  全校自治の鐘の音に
  青史を飾る共学の
  誇りぞ高きわが母校

やっかいな代物?

2012-11-12 | 日常
3日前、パソコンを起動しようと電源を入れたら、ピーピーという警告音(ピー音が5回して、それが4回繰り返される)が鳴った。あれッと思っているうちに10数秒で音は消えパソコンは正常に立ち上がり、使っていても特に異常はないようだ。
故障か、買ってまだ1年余りしか経っていないのに、ちょっと嫌な気分になった。それも、1年間の無償修理期間を2カ月過ぎた頃に壊れるとは運が悪い…。再起動してみたが直らなかった。

パソコン自体は正常に動作しているので我慢しょうかと思ったが、翌日、D社のホームページの「サポート」に繋いだ。四苦八苦しながらの末に「メールチャット」というところに繋がった。
「メールチャット」?どんなものかもよくわからず、とりあえず不具合の内容を打ち込んんで「送信」をクリックすると、向こうから、不具合の内容についてより詳しく聞くメールが届いた。画面には、このやり取りがリアルタイムで見れるというもの。

対応した人は中国人だ。打ち返されてくる文言にちょっと日本語としておかしなところがあったが、それはどうでもいい、とりあえずの対応策が示された。
指示された、「電源を切り(バッテリーを外し)、ネットケーブルを外してた状態で、電源ボタンを30秒くらい押し続ける」をやってみた。
再度、バッテリー等を取り付けて、起動してみた。おーおー直っている、さすがメーカーのサポートとその時は思った。だが、もう一度シャットダウンして再起動してみたら、またもピーピー音が…。いい加減なサポートにちょっと頭にきた。

翌日、再度「メールチャット」繋ごうとしたが、回線が込んでいるのか、なかなか繋がらない。3、4回目にやっと繋がった。対応したのは昨日と違う中国人、「昨日、そちらの指示された通りにやったが直らない」というと、今度は違う対処方法が示された。「メインメモリーを一度取り外し再挿入してください」というもので、その作業のやりかを解説したURLが貼り付けられている。それを見てやれというのだ。
おいおい!メモリーの差し替えをしようと思ったら、本体の裏蓋を外してやらなければならない。そんなことが、誰でもやれることではないだろうが?とちょっと腹が立った。

幸い、前のパソコン(デスクトップ)のときにやったことがあったので、やってみた。ヘタすると裏蓋を破損したり、静電気の溜まった手でメモリー基板をさわり、メモリーを破損することもあると聞いていたので慎重にやっって終了した。
ドキドキしながら、電源を入れてみた、ピー音はしない、ただ、前回のように2回目にまた再発ということでは堪ったものではない。一度、シャットダウンして再起動してみた。ピー音はしない、成功したみたいだ。ほっとした。

ということで、その後は正常に起動している。今回の「対応策」は一応成功だったようだが、それにしても、なんでこのようなことになるのか、その原因の説明は一切なかった。向こうとしては、そんな難しいことを素人に説明をしても仕方がないと思っているのだろうが、分からなかってもやはり聞きたいものだ。
それにしても、パソコンはよく不具合になるし、素人ではどうしょうもない。便利だが、やっかいな代物だ。

東京を変えよう!

2012-11-10 | 社会
                 東京知事選挙への立候補を表明する宇都宮健児氏

12月16日投票(告示11月29日)の東京都知事選に弁護士の宇都宮健児氏が立候補を表明した。
今朝の新聞で会見での「訴え」「『人にやさしい東京』をめざして 都政で実現をめざす4つの柱」の全文を読んだ。

宇都宮氏は「訴え」の冒頭で、
「私は、東京の持つ大きなポテンシャルを考えたとき、都知事が本気になって人びとの生活と社会のために働けば、どれほど大きな貢献ができるだろうと考えてきました」
「やさしさこそ本当の強さだと、私は確信します。『上から目線』ではない、人にやさしい東京ー。その実現のために、皆さんとともに働くことを、私は決意しました」

と立候補に至った自身の気持ちを述べている。

そして、「実現をめざす4つの政策の柱」を明らかにして、
最後に1300万人の東京都民に次のように呼びかけた。
「東京は変えられます。人と人が支えあう、もっとあたたかい社会に変えることができます。誰かが変えるのではなく、私たち自身の手で、変えることができます」と。

この「訴」を読んで、鳥肌が立ち、そして涙が出てきた。
これで東京を、日本を変えていく道が開けたという気持ちとともに、なんとしても勝利しなくてはという決意がムクムクと湧いてきた。

【実現をめざす4つの柱】
(1)誰もが人らしく、自分らしく生きられるまち東京をつくります。
(2)原発のない社会へーー東京から脱原発をすすめます。
(3)子供たちのための教育を再建します。
(4)憲法のいきる東京をめざします。


【宇都宮氏の略歴】
65歳。1971年に弁護士登録。サラ金の高金利問題に早くから取り組む。
反貧困ネットワーク代表、2008年末の年越し派遣村名誉村長、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長。
10~11年度、日弁連会長。

※「訴え」と「実現をめざす4つの柱」全文

山の被害

2012-11-05 | 日常
一昨日、裏山を歩いてみて気になった事が二つあります。
一つは「ナラ枯れ」が相当深刻な状態になっていること、もう一つはイノシシのことです。
※「ナラ枯れ」とは、カシノナガキクイムシがナラ・カシ類の幹に穴をあけてせん入し、体に付着した病原菌(ナラ菌)を多量に樹体内に持ち込むことにより発生する樹木の伝染病

ナラ枯れについては、山を遠くから見ても木が枯れて茶色くなっているので、ある程度は分かっていたのですが、実際に山に入ってみて驚きました。木は枯れていなくて葉は青々と茂っているのですが、木の根元から2mくらいまでに虫が侵入した穴が多く見られ、そこから排出された大量のフラス(カシナガが孔道を掘った木くずや糞などの混ざったもの)が見られました(下の写真)。特に直径が50㎝を超えるような古木?がやられていました。

 

ナラ枯れについては、ここ近年、東北や日本海側地方に多く発生していたのですが、2、3年前くらいから京都や大阪でも被害が拡大してきているようで、林野庁はもちろん、民間の自然保護団体などが学者などの協力をもとに調査や対策(実験的に)をやっていますが、今のところ被害のは拡大を食い止める決定的な方法は見つかっていないようです。
以前は、松枯れが大きな問題になりましたが、これについても枯れた木を切るというくらいで、有効な対策が見つからずに、〝枯れるに任せた〟ような状況で、日本の山の松がどれくらいやられたことか。
早く有効な対策が見つかることを願わずにはおれません。

もう一つのイノシシの件ですが、ハイキング道端にイノシシが掘り返した跡があちこちで見られました(ミミズを食べるため)。また、何か所か掘り返した穴もありました(下の写真)。イノシシについては、先般、近くの住宅地にも出没して、役所から「危険情報」が発せられたところです。

 

聞くところによると、田畑の作物はもちろんですが、ゴルフ場の芝生まで食べる(掘返すだけ?)そうです。近年、イノシシとシカの食害の拡大が多く発生していて、個々の農家や自治体でも対策が取られているが、まったくといっていいほど、その効き目がないようで悲鳴に近い声があがっています。

自然環境の保護、人間と野生動物の共生には、まだまだ多くの問題と課題があることを痛感した山歩きでもありました。

山にも街にも秋が

2012-11-03 | 日常
天気が良かったので、久しぶりに裏山をハイキングしてきました。
山にも街にも秋本番という感じでした。
帰りに神社と団地をまわり帰ってきました。

※写真はクリックすると大きくなります。
     
写真左から
①山からの遠望 ②木津・宇治・桂の三川合流点 ③分岐点 ④コアラの親子?(木のコブ)   

   
⑤背割り道    ⑥山のゴルフ場    ⑦若山神社    ⑧若山台団地