風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

残念だが、くじけない

2012-12-19 | 社会
今回の総選挙は、民主党の失政への怒りと批判が投票率の低下を生み、相対的に自民党を有利にした。もう一つは、自民党が4割の得票で8割の議席を得るという小選挙区制の弊害がもろにでた選挙でもあった。
民主主義の原則からして、得票(率)に応じて議席数が決まる制度にしなければと痛感する。

この選挙で、応援してきた日本共産党が躍進できず一議席減の8議席に留まったことは残念だ。
私が共産党のファンになり、選挙で応援をするようになって、かれこれ50年になる。我ながら、よくここまで一途でこれたものであると思う。そういう意味では、〝筋金入りのファン〟といえるかもしれない。
ふり返ってみれば、半世紀に及ぶファン歴の間にはいろいろなことがあった。躍進して一喜し、後退してする、それぞれに想いがある。一憂も何度も経験してきているので、今回のことくらいではへこたれない。

今回の選挙で安倍自公政権が誕生し、憲法改悪など、一気に日本の政治の右傾化には警戒しなければならないが、果たして、この政権のすすめる方向と多くの国民が願う消費税増税中止やTPP参加反対、原発ゼロの日本、憲法9条守れなどの要求との間に矛盾はないのだろうか。
負け惜しみではありませんが、そう遅くないうちに〝こんなはずではなかった〟という事態になることは避けられないのではないでしょうか。賢明な国民の力を信じて、これからも共産党ファンをつづけていきたいと思います。

我が町(大阪府島本町)では、来春(4月)に町長と町議選が行われます。休んでいる暇はありません。がんばります。

家族を想う歌

2012-12-16 | 趣味
歌のジャンルの分け方はいろいろあると思いますが、今日は家族の絆を歌った「家族を想う歌」6曲を紹介します。
それぞれ味ある歌です。よかったら聴いてみてください。

・「天国からの約束」(沢田美紀):兄と妹
・「鮨屋で…」(すぎもとまさし・あさみちゆき):娘と父
・「君が生まれた夏」(木下あきら):父と息子
・「笑うは薬」(堀内孝雄):夫婦
・「人時(ひととき)」(坂本冬美):父と娘
・「無縁坂」(さだまさし):母と息子

原発事故を報道しつづける新聞

2012-12-10 | 社会
爆発して放射能をまき散らした東電福島第一原発のその後について、マスコミはあまり報道しなくなる中で、ずーと報道して続けている新聞があります。日本共産党の「しんぶん赤旗」の日刊紙です。
事故以来、1年間は毎日報じていましたが、現在は週間になっています。
今日(10日)の紙面には、この1週間の東電発表の記事が載っていました。要旨を紹介します。

・3日 2号機圧力容器の温度計2台が新たに故障。現在36台のうち、監視に使用できるのは14台だけとなった。
・3日 第一原発で働く作業員アンケートで、雇用主以外の指示を受ける「偽装請負」状態が約半もいた。また、雇用時に条件を示した書面や説明がなかったと答えた作業員が約4割。
・6日 東電が提出した作業員の被ばく線量のデーターによると、これまで被爆した作業員は約2万人。年代では10代~80代まで、最高齢は84歳。最高齢作業員の作業内容について東電は「わからな」としている。もっとも被ばく線量が高かったのは40代の東電社員で645.54ミリシーベルト。
 

原発の危険性を指摘しつづけ、原発ゼロを主張し、「原発なくせ」と運動をつづける人たちと連帯して頑張りつづける党の機関紙「しんぶん赤旗」に敬意を表したい。
※しんぶん赤旗ツイッターはここから。

自己流ストレッチ

2012-12-07 | 日常
私がテニスを始めた時に、テニススクールで教わったストレッチを自分流にしたものです。始めてからかれこれ30年くらいになると思います。どれくらい健康のために役立っているかはわかりませんが、今もつづけています。よかったら参考にしてください。
くれぐれも6つの【注意】を守って行ってください。体調のすぐれない時は〝やめよ〟の警告です。中止しましょう。室内でテレビを観ながらでもOKですよ。

体の均整と柔軟性を保つストレッチ

【注意】①体が温まった状態で1日に1、2回行う ②各動作は20~30秒間静止する
③呼吸を止めない ④反動をつけない ⑤痛いほどやらない ⑥左右交互に行う


① 左右の開脚(顔は前、上半身が前屈みにならない。伸ばした足先は上に向ける)

② 前後の開脚(手は前足の横に、後ろ足は真っすぐ伸ばす。顔を上げて前を見る)

③ 前斜屈(股を大きく開き、右手は左足先に左手は背中後方に伸ばす)

④ クロス前屈(左右の足をクロスした状態で前屈。足のクロスを交互に)

⑤ 上体捻り(両足を肩幅に開き、両手を水平にして上体を左右に捻る。顔は正面)

⑥ 上体側倒(両手を頭の上に伸ばして組み、上半身を横に倒す)

⑦ 上半身を前後・左右に捻転する。(左右を交互に5回ずつ)

⑧ 腕の抱え込み(左手を右に伸ばし、右手で左肘を手前に抱え込む)

⑨ 頭の後ろから背中に伸ばした左手の肘を右手で右側に引っ張る)

⑩ 腰の後ろでクロスした左手の肘を右手で引っ張る。

⑪ 両手を頭上でクロスしたまま上方に伸ばす。(組み手を変えて)

⑫ 手の平を突き出し、反対の手で指先を上から手前に引く。(以下⑫~⑭は左右交互に)

⑬ 手のひらを上にして前に突き出し、反対の手で指先を下から手前に引く。

⑭ 手の甲を前に突き出し、反対の手で指先を上から手前に引く。

⑮ 肩幅に開いた足の膝を内側に曲げる。(以下、⑮~⑰は左右交互に)

⑯ 足裏の内側を浮かし、外側に体重を乗せる。

⑰ 開脚状態で(上体は垂直に)ゆっくり腰を下ろし、両肘で両膝を外側に押す。

冷たい風に体が熱く

2012-12-06 | 社会
                        パナソニックPDP尼崎工場

昨日の朝、久しぶりに尼崎市の海沿いにあるパナソニックPDP(プラズマ ディスプレイ パネル)工場にビラ(電機労働者懇談会・電機・情報ユニオン発行の生活・職場要求アンケート及びリストラ相談案内)を配布に行った。
リストラで労働者が減っていると予想はしていましたが、その激減ぶりにびっくりした。以前なら連続して工場門前に到着するバスから数十人の労働者がどーと降りてくるのに、この日は多い時でも10人くらい、中には5、6人しか乗っていないバスもあり、バスの本数も3分の1くらい減っているのです。夜勤明けで帰る人を最寄りの駅に運ぶバスの本数も4本になり、これも以前の3分の1くらいになっていた。

 
写真:工場に入る労働者(左)ビラ配布する仲間(右)

〝おはようございます。寒い中の出勤ごくろうさま〟〝リストラに負けないで頑張りましょう。困ったことがあれば連絡してください〟と声をかけながらビラを手渡すが、どの労働者も無言で下を向いて工場に入っていく。元気のない姿は寒さのせいばかりではないようだ。

夜勤明けで帰ってきた中に、以前茨木工場で、いっしょに仕事をしたことのある後輩(女性)のKさんがいた。〝いやー久しぶり。元気にしてるのー〟といい、しばらく立ち話をした。「もうあかんわ。残ったわたしらもこれから先はどうなるのかわからへんしー」と。そこには、元気印だった以前のKさんの姿はなかった。「がんばりや。困ったことがあったら連絡してきてや」というのが精いっぱいだった。

海からの冷たい風にさらされての1時間半のビラ配布で体は冷え切っているはずだが、リストラの凄まじい現実を目の当たりにして、無慈悲な大企業のやり方に怒りがこみ上げてきて体の中が熱くなってきた。

日本共産党の志位委員長は先の衆議院予算委員会で質問時間のすべてを使い、この電機・情報産業大手の13万人の人減らしリストラ問題を取り上げた。
NECやIBMなどで行われいる不法な退職強要、ロックアウト解雇の生々しい実態を明らかにし、「目先の利益ばかりを求め、働く人の生活と雇用を破壊するやり方を続けていては電機産業の発展もありえない」と、電機大企業の社会的責任と、これを放置している政府の対応を厳しく追及した。