山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

マルバマンネングサとメキシコマンネングサ&梅雨明けが遅いことについて

2021-07-17 | 植物

マルバマンネングサ(在来種) 7月上旬

アスファルト道路のわきにずーっと黄色い道ができていて、どうせメキシコマンネングサだろうと思ったけど、よく見たら葉が違う。マルバマンネングサという在来種のようだ。

マルバマンネングサ(在来種) 7月上旬

メキシコマンネングサ(外来種) 5月

メキシコマンネングサは5月にやはり道路わきで咲き誇っていた。これまでその花を知らなかったのだけど、結構都市部ではびこっているらしい。その名から分かるように外来種である。この仲間は似たものが多くて、コモチマンネングサという外来種もよくあるが、そちらは道路わきではなく庭の隅の若干湿ったところにはびこる。

よって、マルバマンネングサも外来種かと思ったら、在来種なのだった。

在来種のこの手のものはほかにヒメレンゲという、5月頃渓流で水しぶきを浴びながら咲く魅力的なやつがある。最近見てない……。

動画あります 2分30秒から

OGPイメージ

山麓夕散歩 7月上旬山里風景ヒグラシ鳴いて小川の横にオレンジのヤブカンゾウや薄黄色のオダマキが咲き乱れ

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今日は割とよく晴れている。梅雨の間ずっと、朝は晴れ、午後は雨、夕方雨が上がるという毎日だった。今日は一日中晴れるらしい。

梅雨明けを調べたら昨年は何と8月1日だった。今年は梅雨入りが早かったので、梅雨明けが遅く感じるけど、別に遅くもない。子どもの頃に比べて梅雨明けがだんだん遅くなっている気がする。子どもの頃、夏休みは7月21日からだったが、その前の2週間ぐらい?は半日で学校が終わり、田んぼの中の道をぶらぶら帰ったものだった。そのとき雨が降っていた記憶はない。いつも暑くて、田んぼの用水にハンカチを浸してそれを顔に当てて涼を取ってたことを思い出す。暑いとはいっても今のような死にそうな暑さではなかった。家に帰ると母がひやむぎを作って待っていた。当時はひやむぎのつゆなどお店に売ってなくて、母は毎日花かつおでだしを取っていたので、家の中にしょうゆだしのいいにおいがただよっていた。現代はいろいろな既製の食品ができたことで生活から香りが失われていると思う。

田んぼの中を帰ったなどと言うとものすごい田舎のようだが、名古屋市内だった。いい時代だったなあ……。

でも今もいろいろ便利でそういう意味でいい時代だ。