雨上がりのスギナ
連日、夕方から早朝まで雨が降る。夕立とはちょっと違う。
雨上がりの朝は、草の葉についた水滴が光る。コロコロした水滴を載せているものと、わりとそうでもないものがある。葉の表面に微細な毛が生えているものは、コロコロした水滴が載りやすい。
スギナは特に、まん丸の水滴をつけている。これは雨水が直についてこうなっているのではなく、スギナの「関節」から、スギナ内部の水を排出しているものだと思う。雨の後は特に、スギナがたくさん水を吸っているので、要らない水を出す。こういった草はスギナだけでなくほかにもいろいろある。葉の上ではなく縁にまん丸の水滴をぶら下げているものはたいていそうだ。
なんか、おいしそう……。
雨上がりのサワオトギリ
オトギリソウたちもまた水滴の目立つ草で、これは雨水を載せているようだ。道端のオトギリソウに気づくときというのは、花で気づくのではなく、水滴を載せた葉で気づくのだ。ほかの草が水滴を載せてなくても、オトギリソウは載せていることがよくある。そして、オトギリソウに載っている水滴は、きわだって白く光って見えるのだ。葉の色の関係なのだろう。
雨上がりのイネ科の草
これが何の草なのか分からない。まだまだ修業が足りない。こんな細い葉にもいっぱい水滴を載せているところがすごい。
ピントを合わせることについて(合わせにくいことについて)書こうと思っていたが今日はやめておく。
動画あります