詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

冬の名残り/枯れつづら藤

2021-03-04 | 俳句

<冬の名残り/枯れつづら藤>

カメラを持つとどうしても春の気配を探してしまう。辺りはまだ枯れ色

土手の上の方に葉をおとした漆の木が有りその枝から枯れたつづら藤が

干からびた黒い実を垂れさがらせている。春は梅と水仙と足元の青い草

にだけ来ている。

※青葛籠藤:アオツヅラフジ は野葡萄やエビズルにそっくりの房状の濃紫色の実を

      付けるが有毒植物。青いつるでカゴを編んだりして工芸用に使われる。

コメント (4)
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