詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

窓辺のバラ

2012-06-18 | 随筆・雑感


<窓辺のバラ>
幸せ色のバラが今年も咲いた。去年の今頃、香里園の駅前でバス待ちの雨宿りをして
いて買ったあのバラである。丈は買った時とほとんど変わらずつぼみを4個もつけている。
花の終わりには必ず摘花して、秋の花の終わりに冬芽(冬眠する芽)の少し上で剪定し
乾かない程度の水やりをして冬越しさせたもの。病気もせず、虫もつかず今年も窓辺の
小さい鉢に綺麗に咲いてくれた。とても嬉しい幸せ色のバラである。
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陶芸教室/鉢もの・仕上げ

2012-06-17 | 陶芸・工芸
 

<鉢もの・仕上げ>
前回、ひもを積み重ねて作った鉢(時間が経っているので程よく乾いている)仕上
げの削ったり延ばしたりがしやすい。まず、鉢の見付け(内側)を楕円形のコテで
きれいなカーブになるように整える。これは、外形の形になるので仕上がりのイメ
ージ通りに整える。次に器の深さと全体の高さを計っておく。(高台の高さが決ま
る)ひっくり返して手で押さえながらカキヘラで形を整えながらただひたすら削る。
私の場合最終部分の丁寧さに若干難があるらしく、なかなか思うようにならない。
白萩か灰釉をかけて以前作った黒天目のものとペアにしたい。
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白百合

2012-06-17 | 短歌


<白百合>
カサブランカに代表されるような華やかさよりやや小ぶりの百合の花が優しいイメージ
が有っていい。絹のような肌さわりの白いゆりは奥の深い白さと静謐さを兼ね備え心を
なごませてくれる。「ゆり」の名前は球根の鱗片から来たようだが、声に出してみるとと
ても優しい響きが有る。日本の現代女性はばらや牡丹などよりこの方がイメージが合う
と思うがどうだろう。

百合の咲くこの花苑に降る雨の音なき白き雫はやまず
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花かご

2012-06-16 | 短歌


<花かご>
ある方にお花をいただいた。ピンクのばら・ひまわり(特にお気に入り)・ピンクの
ガーベラ・ピンクのカーネーション、そして名前を知らないスカイブルーの小さい花。
籠の中にみごとにデコレーションされている。ピンクでアレンジメントされたこの花
を贈ってくれた方のやさしい気持ちが色に出ている。少し照れてどぎまぎしている
私を想像されただろうか、またそれを「うふふ」とごらんになっているお茶目なとこ
ろのある方でもある。

花かごのばらやひまわり花達のさえずるようなハミング流れ
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逆光

2012-06-16 | 随筆・雑感


<逆光>

物の形や色を感じることができるのは光があたっているから。当然の事だけれども、
その光の当たり方で随分と感じられる印象が変わるものである。写真の世界で良く
使われる言葉に順光と逆光が有り順光は普通に正面から光の当たっている状態で
逆光は自分から見て対面から光の当たる状態。逆光で写真をとると意外と形や色が
はっきりして印象的なものになる時が有る。花や草木は時に試すとおもしろい。
但し絞りはプラス気味にしないと、全体陰になりつぶれるので気を付けている。
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みどりのかぜ

2012-06-15 | 


<みどりのかぜ>
すずらんのさくころに
みどりのかぜはうまれている
きたのくにのもりのおくで
ちいさなすずのおとがして
きのはがさらさらすれあって
みどりのかぜはうまれている

うまれたばかりのみどりのかぜは
おおきなきの
はっぱやえだにまとわりついて
もりのかみさまが
もうふいていいよって
いうのをまっている
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やくそく

2012-06-14 | 俳句

                

<やくそく>

twitterを離れて1週間みなさんお元気だろうか。

少し離れてみると朝のおはようを皆に言わないとなんとなく物足りない。

そして、それぞれの語り口に特徴があるのに気付く細い頼りないみんな

との約束。また逢う日まで。今日もみなさんいい日でありますよう。

細い糸 切れるなクモの はりせんぼん

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泰山木

2012-06-13 | 短歌


<泰山木・たいさんぼく>
モクレン科 花・葉・樹形が大きく立派なことから中国山東省の泰山になぞらえられた名
前だとか。悠然とした姿と名前から中国原産と思ってネットで調べていたら北米原産だっ
た。先日の陶芸の鉢は素人なりにこの花のイメージで作っている。

すごもりの真白き鳥のかたちして泰山木の花うずくまる

しずしずと泰山木の花はこもれり
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紅一点

2012-06-12 | 随筆・雑感


<紅一点>
男のなかに女が一人。とか、ひときわ目立つ存在。に使われる。言葉自体も非常に鮮やかな
印象が有る。中国の「詠柘榴」と言う詩「万緑叢中紅一点」が語源と言われる。それとピッタシ
の場面に出会い思わず見入ってしまった。花こそ薔薇と柏葉紫陽花だったけれど。まさに緑
と白を従えた「紅一点」だった。
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紫陽花

2012-06-11 | 


<紫陽花・・・弾き語り歌詞>

あじさいは心変わりするからきらい
金曜なのに降る雨で
傘は泣いてるし長靴はぬれるし
きれいにカールさせた
くりいろの髪までのびちゃうし
雨粒をひとつひとつ目で追うのも
・・・・もう あきちゃったし

電車は二本も過ぎて行ったのに
時計もしらんかおをして
あじさいの咲いてる駅前で
あいつを待っている5時23分
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チロリアンランプ

2012-06-11 | 短歌


<チロリアンランプ>
浮釣木。赤い丸いがくが花だと思っていた。先端にちらりとのぞく黄色い部分が花弁なん
だそうな。花期は長く初夏から晩秋ぐらいまで。濃い緑のなかに1cmくらいの赤い花がた
くさん釣り下がっている姿は微笑ましく、かわいい。

うきつりの花はかきねのすきまより赤くまあるくゆらゆらと咲く
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陶芸教室 鉢物

2012-06-10 | 陶芸・工芸
   

<陶芸教室 鉢物>

陶芸作陶の日、マグカップと勘違いしていて形を考えて無くあわてる。仕方なく
以前失敗して植木鉢になった鉢にリベンジ。白萩釉を使うつもりでいつもより丁
寧に成型。イメージのコンセプトはタイサンボクの花。写真は順に できた器・
高台削り(ほかの方)・作陶風景(皆さんかなり手先が器用です。)次回仕上げ。
白土・径15㎝×高さ10㎝
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姫女苑

2012-06-10 | 短歌


<ひめじょおん>

道のあちこちに姫女苑が咲いている。抜いても抜いてもなくならないしぶとい雑草なんだ
そうで、あまり歓迎されていない。蕾がうなだれていないのと、花がこぶりなのでこれは
姫女苑。春紫苑はつぼみがうつむき、茎は空洞。花期も少し早い。しかしながらよく見る
ときれいな可愛い花だ。今とても親しみを感じている。

道の端に並びてゆれる姫女苑その花ゆえのいのちの限り
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休息

2012-06-09 | 随筆・雑感


<休息>
twitterをしばらく休む。ナマケグセが出たのかな。たくさんの方にフォロー頂いて
いるのに申し訳ない。去年の今頃行った「モクモクファーム」のオープンテラスで
半分居眠りしながらコーヒーなど飲んで頭をクリアにできたらいいだろうなと思う。
twitterへの復帰は夏の終わりごろか、そのころになってみないとわからない。
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大葉紅柏/おおばべにかしわ

2012-06-08 | 短歌


<おおばべにかしわ>

別名大葉赤芽柏 高さ1~3mほどになり、若葉が紅色・サーモンピンク・パステルオレ
ンジ・グリーンと変化していく美しい色で知られている。枝分かれは少なく切り花用とし
ても用いられる。葉は大きいもので10㎝ほどの丸い葉。赤芽柏とはかなり異なる。

ひらひらと木立の中にべに柏蝶舞うごとくただようごとく
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