詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

やぶてまり

2012-06-07 | 短歌


<やぶてまり>
ガマズミの仲間。額空木とよく似ているが花弁の数がやぶてまり4枚葉がやや丸いのに比
べ、額空木は花弁が3枚葉がやや細長いというちがいがある。いずれにせよ濃い緑の中
に白い花は良く映える。

森の道やぶてまり咲きこの道を枯葉踏むおと緑に染まり
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動くお店

2012-06-06 | 随筆・雑感


<動くお店>
散歩道はもっぱら通っているジムの近くの水路のあるレンガ通り(CONOBA通り)がお気
に入りである。けやき並木に沿った広い歩行者用の通りでオープンカフェやレストランな
どがおしゃれに並ぶ。月1回ほどフリーマーケットみたいなものが催され、先日はこの動
くお店を見つけた。いろんな手作り小物やクッキーなど並んでいてお店に入るだけでも
わくわくする。家を背負ったやどかりやかたつむりを想像してしまう。
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手紙

2012-06-04 | 


<手紙>

おげんきですか
しばらく声をお聞きしませんが
いかがお過ごしですか。
こちらはもみじの青い葉が重なって
太陽の光にきらきら輝いています。
毎日がいつもと変わらない
繰り返しです。
あ、そういえばジムのコーチが
けがをして、今松葉杖なんですよ
初心者クラスのエアロビクスで
ふくらはぎの筋肉を
断裂したんですって
おかしいですよね。(笑)
あとは、今年もひまわりと朝顔と
初めて植えたコスモスが
どんどん大きくなっています。

元気にやっています。
あなたはおげんきですか、
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へびいちご

2012-06-03 | 短歌


<へびいちご>

もともとは蛇の通り道のような藪に生えるという名前だそうで、可憐な花とかわいい赤い
実にすれば少々気の毒でもある。食用にはならず、道端の季節を感じる植物として見て
あげよう。

道もなきやぶにみのりし蛇苺その赤き実を誰知ることもなく
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駅 レンガ広場

2012-06-02 | 短歌


<駅 レンガ広場>

駅前のロータリーにバスが着くといっせいに靴音が響く。気が付くと話し声もなく、
もくもくと改札口へむかっている。けれどもそこには夕方のけだるい安心感でなく
今日の一日のげんきがつまっている。それを朝日も良く知っている。いい光景だ。

今朝もまた勤めを急ぐ人たちとレンガ広場に朝日は射して
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紫陽花とてんとう虫

2012-06-01 | 


<紫陽花とてんとう虫>

咲きかけの紫陽花に
てんとう虫がいたんだよ
そうだなあ年の頃なら中学生くらいか
まだ黒い制服で
黄緑の花の中にね

きっとね
年上の紫陽花のお姉さんに憧れて
そばに居たかったんだよ

そういう年ごろなんだよ
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