詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

一重の山吹

2016-04-22 | 俳句


<一重の山吹>

通勤の途中にプチ峠が有ることは以前書いた。何のことはない小さな雑木林の有る
丘を越えるだけのことだが、雑草や自然の林を好きな私にはいろんな植物の宝庫な
のだ。道沿いの笹薮の薄暗がりの中、山吹が「バーッ」と咲いているのはまるでその
場所がスポットを浴びたように明るく思えた。
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蓮華の咲く頃

2016-04-21 | 


<蓮華の咲く頃>

そろそろ田んぼの苗床の準備なのか苗代掻きが始まった。田んぼにはあちこちに
蓮華の一叢が雑草のなかに浮島のようにうかんでいる。私は思い出を遡行しなが
ら眺めている。
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カラスの豌豆

2016-04-20 | 俳句


<カラスの豌豆>

ミニチュアのえんどう豆みたいなもので青いさやの実だけ取り除き口に含んで
吹くと「ぴー」と鳴る。子供たちの呼び名は「ぴーぴー豆」この方が解りやすい。
小学校低学年と思われる子らがもっと小さい子に鳴らし方を教えている。形こ
そ違え遊びの継続が年長から年少へとなされるのを微笑ましく見ていた。
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松葉海蘭咲く

2016-04-19 | 短歌


<松葉海蘭咲く>

家の近くの土手の斜面に松葉海蘭(まつばうんらん)が咲き始め 早速撮影した。
群生地は有るらしいのだがこの近辺ではほとんど見当たらない。 花径7mmほど
のこのブルーの花は雑草にしては立派な名前と姿を持っている。日当たりの良い
草地などを好む帰化植物。道端に咲いていても目立たないので気づく人も少ない。
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花水木・赤

2016-04-18 | 俳句


<花水木・赤>

数年前働いていたギャラリーの入り口横に一本の若い花水木が有った。花がほとんど
咲かないので夏場に脚立に登り剪定をした。次の年花がたくさん咲いた。 ただし花は
はるか上のほうで見上げなければならなかった。今、近辺の花水木が満開になりつつ
ある。なるべく垂れている枝を探し花のご機嫌をうかがう。
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綿毛になって

2016-04-17 | 



<綿毛になって>

タンポポの綿毛はとてもポエミカル。

いろんなイメージが風に乗って旅をする。

そのままのカタチでも見飽きない

「ふわふわ」は明日はどこへ飛ぶのだろう。

タンポポの綿毛は未来だけでなく過去へも旅をする。

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たんぽぽ野原/鼓草

2016-04-17 | 俳句


<たんぽぽ野原/鼓草>

※鼓草:たんぽぽの古名。鼓の鳴る音が今の呼び名の元になったとか(webより)

田んぼのあぜみちやちょっとした空地は今たんぽぽの天国。子供たちがいくら花束を
作っても摘み切れぬほどの花盛りである。まさか、いい年をして花束も無いだろうから
この黄色いじゅうたんを目で楽しむ。

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朧月/上弦

2016-04-17 | 俳句


<朧月/上弦>

春の空は柔らかい。芽吹いたばかりの公孫樹も、そして眠ったような空の色も。
リーフグリーンにライトブルーはよくマッチする。白い月のホワイトも。
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桃の花/目覚め

2016-04-17 | 俳句


<桃の花/目覚め>

おはようちきゅう。おはよう雨の朝。

外は柔らかい春の雨です。 先日(3月半ば)挿し木をしたネコヤナギ、2本とも
根付いたようです。1本は葉っぱも出ずつんつるてんだったので駄目だったか
なと思っていたのですが地中から芽が2本!メチャうれしいです。以前取り上
げた川沿いのネコヤナギで多分いらない部分を切り捨てられていたものです。
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パステル色/木香ばら

2016-04-16 | 短歌


<パステル色/木香ばら>

木香ばらの一番美しいとき。5分咲きくらいがいちばんいい。このばらは枚方市駅
へ向かう途中のとあるコーヒーショップのテラスを囲んでいるもの。素敵な場所。
いましばらくは身近な場所やいたるところでお目にかかれる色合いも形もとても優
しい雰囲気を持っている

九州で地震災害に遭遇された方々一日も早く眠れる夜が来ますように。。
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スイトピー

2016-04-16 | 俳句


<スイトピー>

おはよう地球。おはようみなさん。 今日も元気で一日を送れますように。

熊本の被害はじわりじわりと広がっています。なにとぞ早くおさまりますように。
自然災害の強烈なパワーの前に人間のなんと無力なものか。それは文明という人間
の人的に構築したものがいかにもろいものかよくわかります。これ以上ひどくなりませ
んようにと祈るばかりです。植物はなにもなかったように花を咲かしています。
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惜春

2016-04-15 | 俳句


<惜春>

白木蓮は清楚な白さで人を魅了する。少し遅れて咲く木蓮(紫木蓮)はきりりとした
大人を思わす気品が感じられる。花柳界のお姉さん達のすきのない立ち振る舞い
を見ているような切れ味がある。

熊本大地震に遭われた皆様心よりお見舞い申し上げます。20年前の阪神大震災を
体験しました。大好きな神戸の街も変わってしまいました。そして今、新しい神戸が
生まれています。一日も早く、余震がおさまり復興ができますようお祈りしています。
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むらさき花菜

2016-04-14 | 俳句


<むらさき花菜>

私の周りでは何故か保育園や幼稚園でよく見かける花。 菜種の仲間で種をまくと
勝手に大きくなり花を咲かす感じの手のかからない花なので幼児の多い所に向い
ているのかもしれない。こぼれ種で毎年目を出すので手軽なのかも。土の良しあし
で花の大きさも付き具合もかなり異なるのもご愛嬌。
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椿の里

2016-04-13 | 短歌


<椿の里>

椿園の中は好みの花のそばへ近づけるように小道が作られている。自然の形で生育
しているとのことだから人が勝手に踏み固めた道なのかもしれない。 おおかたの椿は
すでに盛りを過ぎてひっそりとしている。樹の梢の方から渡り鳥が立ち寄っているのだ
ろうお互いを確認するように鳴き交わす声が降ってくる。
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ピンクのつぼみ

2016-04-12 | 短歌


<ピンクのつぼみ>

花桃の季節である。そう言えば桃の花は桜より咲いてる期間が長いような気がする。
よくいうと、花持ちが良いそんな感じである。花桃は果実を採る桃と違い、花が大きく
花弁も総体的に多い。つぼみの開きかけはとてもかわいく、生まれたての赤ちゃんの
にぎりこぶしみたいなイメージがある。赤ちゃんのにぎりこぶしは桜餅のような大きさ
で一人前にちゃんと指が生えていて申し訳程度の爪までついている。
そんなイメージと結びつくかわいらしさ持っている。
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