詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

はる色/土佐水木

2021-03-16 | 俳句

<はる色/土佐水木>

梅の花が終わり桃やあんずや桜が咲き始めると合わせたように日向水木

も咲き始める。卵の黄身の色した花は群れて、重なって咲くのでとても

楽しい。花は小さいけれど一輪一輪に春を包んでわらいさざめく。

 

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遅すぎた桃の花

2021-03-15 | 俳句

<遅すぎた桃の花>

桃の花は意外と開花がおそい。この辺りでは桃の節句にはまだつぼみも

固く、咲いているのは花屋の店頭くらいだ。3月14日のホワイトデーに

勘違いしたようにかわいい花を見せている。

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春ふわりふわり/杏・あんず

2021-03-14 | 短歌

 

<春ふわりふわり/杏・あんず>

おはよう地球。うれしいはるだよ~

杏も李も桜もこぶしも。春の花達がいっせいに咲きだした。

いつまでも冬眠してなどおられない。

こたつから抜けて外へ出ようか!きらきらと柔らかい春が舞っている。

 

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猫かぶり/ねこ柳 その後

2021-03-13 | 俳句

<猫かぶり/ねこ柳 その後>

つくしを探しに行ったついでに以前撮影したねこ柳の様子を見に行った。

な、ななんと!あのかわいらしい「ぬこ」が百花繚乱のお姉さんに変貌

しているではないか!しかも身をくねらせて秋波を送って来る。

あのもふもふはどこ行った・・・「アンタ猫かぶってたな!」

 

 

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土筆咲く やっぱり春だ!

2021-03-12 | 俳句

<土筆咲く やっぱり春だ!>

近くに原っぱがある。土地の持主の方の果樹園らしい・・と言っても

うめ、桃、栗、柿、銀杏が1~2本づつ植えられているだけ。

小道から少しだけ高台になった枯草と若い草が入り混じった果樹園と

の境目の斜面に土筆が良く生える。

探しに行くと去年の落ち栗がころがっているそばに2本も生えていた。

やっぱり春だ!

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満天星冬芽

2021-03-11 | 短歌

<満天星冬芽>

満天星の寝起きは悪い。世間の梅は散り桜はもう咲こうとしているのに

満天星の赤い冬芽はまだ固く、春などどこ~と言った風情である。

満天星のよさは白い小さな花と秋の紅葉にあるが、冬の裸木の立ち姿も

捨てたものじゃない。樹形がまるで盆栽のように面白いのだ。そして

細い枝の先に冬芽の小さな赤い点々がアクセントになっている。

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花のありか/沈丁花

2021-03-10 | 短歌

 

<花のありか/沈丁花>

いよいよ春本番。梅の花が終わり桜に先駆けて沈丁花のにかおりが漂う。

近所は今八分さきぐらい。香りの強い花は秋の金木犀と春の沈丁花。

薄闇の中でも「あ!沈丁花だ」とわかる個性的な香りである。強い香り

は本来苦手だが金木犀のむせかえるような香りに比べたらまだ上品だ。

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柳青める/芽吹き

2021-03-09 | 俳句

 

<柳青める/芽吹き>

私のウォーキングはさっさと歩くのではなくしんどくなったら休む。

あくまでも脚力と運動能力のリハビリ目的なので歩数などは数えない。

あの電柱までとかあの信号までとか自分を励ましながら歩く。

長~い一本道なので遠くまでよく見える。最近学校横の一本しかない

枝垂れ柳が枯れ枝からうっすら色づいて来た。芽吹きだ!よし今度は

あの柳まで歩いて一息つこう。芽吹きは私に元気をくれる。

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あのはるのひに なのはなきいろ

2021-03-08 | 俳句

<あのはるのひに なのはなきいろ>

ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ

なのはにあいたら さくらにとまれ ・・・

 

もんしろちょうをみた ひらひら ひらひら

なぜここに さいたなのはな しってたのかな

 

びょういんのまど かびんのなのはな

あのはるのひに きぼうもつれて

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金色のひかり/ミモザ

2021-03-07 | 短歌

 

<金色のひかり/ミモザ>

おはよう地球。おはよう心から春になり切れない人達。

3.8は国際婦人デー 卑弥呼の時代よりこの世を照らすのは女性たち。

イタリアやフランスの男たちのように感謝の心をこめてミモザを贈る。

関東は緊急事態延長になってしまい春の声を聴いても素直に喜べない

日々。解除になった地域ももうひとつ暖かくなれない。この金色の光

であまねく照らし消し去ってもらえないだろうか。

 

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寒戻り/琉球緋桜

2021-03-06 | 俳句

<寒の戻り/琉球緋桜>

近所、徒歩3分の辺りにある緋桜。普通の桜に比べかなり早く開花する。

南方系の桜らしく色はあざやかなピンク。遠くからでも目立つ。

花はトランペット状の花が下向きに開く。寒緋桜とも緋寒桜とも呼ばれ

るが彼岸桜とは全くの別種。5日は啓蟄、虫の姿はまだみかけないなぁ。

6日は下弦の月 終日雨予報で全く期待出来ない。

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めじろのささ鳴き

2021-03-05 | 俳句

<めじろのささ鳴き>

”ささ鳴き”というのは本来ウグイスがホーホケキョときれいに鳴く前に

藪の中などで地鳴きする短いさえずりを指す。しかしめじろの機嫌よく

仲間を呼ぶ短いさえずりを何と呼ぶか知らない。チューィ、チューイと

鳴く恋の歌でなく機嫌のよい時になくチュチュチュ♪みじかいさえずり

も聞いているとこちらも嬉しくなる。椿に蜜を求めて来ためじろたちが

まさにそれで、目の前で写真におさまってくれた。

めんどりやすずめが餌を見つけてヒナを呼ぶ短いあの鳴き方である。

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冬の名残り/枯れつづら藤

2021-03-04 | 俳句

<冬の名残り/枯れつづら藤>

カメラを持つとどうしても春の気配を探してしまう。辺りはまだ枯れ色

土手の上の方に葉をおとした漆の木が有りその枝から枯れたつづら藤が

干からびた黒い実を垂れさがらせている。春は梅と水仙と足元の青い草

にだけ来ている。

※青葛籠藤:アオツヅラフジ は野葡萄やエビズルにそっくりの房状の濃紫色の実を

      付けるが有毒植物。青いつるでカゴを編んだりして工芸用に使われる。

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ひなの花/ももの節句

2021-03-03 | 俳句

 

<ひなの花/ももの節句>

三月三日 桃の節句 女の子のおまつり。

いつまでも可愛くて、きれいで、すこやかでありますように。

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弥生立つ/花の節句

2021-03-02 | 短歌

<弥生立つ/花の節句>

この冬は寒さよりもコロナコロナに振り回されて終わるようだ。

気が付くともう3月、今までの日本の祭りや祝い事がどこかへ霧散して

しまったようで季節感に乏しい日々である。  桃の節句を控え、桃花を

探しに行ってみたが。まだふくらんだピンクのつぼみだった。代わりに

「おかめ桜」という寒緋桜と豆桜を掛け合わせた早咲の満開を見つけて

春を感じてきた。※おかめ桜:近くの病院の庭に咲いていた。

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