浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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アトラス

2005-12-09 00:39:42 | 出来事
昨日のみずほ証券の取引は電話での買い注文を営業担当が入力ミスしてたという事のようだ。それがあろう事か300億の大損と、株式市場の混乱に繋がるとは。あなおそろしや。いろいろ問題はあるのだろうけど、間違ってやった事みたいだし、潔く買い戻しているその姿勢は当然とはいえ評価されよう。あとはただ早期決着を期待しましょう。

我が家では池上永一の「シャングリ・ラ」の恐ろしい程の先取り感が話題になっているのだ。炭素市場でバブルを再燃させ子供の玩具の如く市場経済を弄ぶ投資化たちといい、幼児誘拐、神隠し、そして物語の主役の一つである首都圏に覆いかぶさるように聳え立つ巨大な建造物はその名も「アトラス」。それを建造しているのが「アトラス公社」だったりとか報道されるニュースと奇妙な一致が続いてる。
本書は日本という国の死と再生についての物語なのだが、果たして....