浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

2005-12-13 22:24:41 | 出来事
今日は寒かった~。浦安では昼間雪がちらついたそうだ。小学校ではけっこう騒ぎになったらしい。珍しいもんね、雪なんて。
今年の漢字、日本漢字能力検定協会が全国公募して毎年決定する一文字は「愛」だそうだ。「愛」ですか。最近のニュースを見て感じるのは寧ろ「義」の一文字ではないかというのが夫婦の一致した意見だ。鳥インフルエンザ陽性反応、耐震設計偽装問題、そしてジェイコムの株式売買取引。自分だけが儲かればそれでいいと言うのか。何故人を欺く?人の不幸に付け込む?中長期的な企業生命より、明日の食い扶持を取らざるを得ない程飢餓感に覆われている彼らは一体何者なのだろうか。恥じ入るという事がないのだろうか。
また、フランシス・フクヤマは信頼のない社会はコストが高くなると説いていた。信用のおけない相手と取引をするのはコストが嵩む。アメリカが自沈しつつあるのは不信を埋めるコストの重さ故だという。逆に高信頼性社会では、信用にコストがかからない分経済効率もあがるのだという。確かに性善説を前提としてシステムを作ると余計な手順が省けて小さく作れるんだよね。
景気回復が叫ばれる今日この頃だけど、何故かその足を引っ張るような悪意のある出来事が続いていてとても気になる。お互い「義」がある前提で、正直にかつ安心して暮らしたいと思うのが普通だと思うのだが。