- 福岡県高校野球連盟は今夏の全国高校野球選手権福岡大会から、負けたチームが持っている必勝祈願の千羽鶴を勝ったチームに譲り渡すことを禁止した。
30年以上続いてきた慣例だが、勝ち進むにつれて増え、持ち運びや飾る場所に苦慮している実情に配慮した。敗れたチームからは「甲子園への思いだけでも引き継いでもらいたいのに」と残念がる声も上がっている。[読売新聞より]
私も昔、二人の息子が野球をやっていた頃折った記憶がありますね。「保護者の家庭一軒当たり○十羽」とかノルマを言い渡されたりして。
大きな文房具店に千代紙を買いに行ったこともあります。数が足りなくて予約したりして。
それはそれで今となれば懐かしい思い出です。
で、この記事ですが、何も禁止にしなくても、と正直に思います。そこまで高野連が通達を出さなければいけないことなのかどうなのか。
確かに記事では、千羽鶴といいながら一つのチームで6000羽も折るところがあるのだとか。出場校が多い中で勝ち続けると小型トラックいっぱいにもなってしまうかもしれませんね。
でも「ごめんね、そんなに持っていけないから選手の数だけ選んで。それだけ持っていくから」くらいのことは言えないのかしらね。
そうして選んだもらった鶴(これを“選羽鶴”と呼ぶ。何という駄洒落的発想!)を甲子園に持っていけばいいのです。
ちなみに山梨県は出場チームがたかだか40チームくらいですから、持って行く鶴の数も知れています。あまりこんな問題は起きていないと思います(マネジャーは大変だろうと思いますが)。