五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

都会の雪

2012年01月24日 | 日々のつれづれに
会社勤めをしていた頃、この季節に出張で新潟に出かけたことがあります。

新潟の居酒屋のメニューにはお酒の銘柄がずらりと並んでいて、「雪中梅」や「八海山」などのおいしいお酒を楽しむことが出来ました。という話は横に置いておいて...。

その年は特に雪が多かったのかどうか走りませんが、新潟駅前のアーケードに届かんばかりに雪が積もっていました。
しかし、その傍らをタクシーは猛スピードで走り回り、行き交う人たちも雪など眼中にないような足取りで歩いていました。
「さすがに豪雪地帯で暮らす人たちは雪に慣れている」と感心したことを覚えています。

ところが都心に10センチくらい雪が積もるとさあ大変。
道路や線路の上の雪のために交通機関は軒並み乱れ、凍った道の上を歩く人たちがあちらこちらでひっくり返ったりしてさらに混乱の度を高めます。

当時、長岡から来たお客様に「東京の人たちは雪の上の歩き方を知らない」と言われました。
ポケットに手を入れ、底がツルツルの革靴を履き、身体の重心を後ろにかけた状態で歩いていたら、ひっくり返るのは当然なんだそうです。
私の友人(このブログ見てるかな?)も出勤のとき家の前で滑って足首をくじいた経験があります。

そんな昔のことを思い出しながら今朝のテレビを見ていました。

坂道が上れずにひっくり返ってしまうOL、タイヤを空転させてなかなか前に進まない軽四の貨物車(ローではチカラが強すぎて空転してしまうんですよ)。いつもと同じ光景がそこにありました。
本当に都会の人間は雪に弱い。

天気予報では明日も一部で雪が降るんだとか。
日本海に停滞している低気圧のせいなのでしょうか。

来週は立春。

春はすぐそこまで来ているようですが、気をつけて歩きましょう。特に雪が解けて夜再び凍った朝が危ないですね。
コメント (2)
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