五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ミニカーの陳列台

2012年01月27日 | ミニカー
ミニカーのコレクションがだいぶ増えてきて、飾る場所に困るようになったので、古い本棚を陳列台に改造することにしました。
当初は簡単にシートを貼ってすまそうと思ったのですが、棚の形状をよく見るとそう簡単でもなさそうだったし、裏面に糊が付いているカラーシートはけっこうなお値段なので方針を転換、塗装することにしました。

用意したのは下記のもの。
ローラーと受け皿はもともと家にあったもの、刷毛とペイント(アイボリーの水性塗料)、下地塗り用のプライマー・スプレー、マスキングテープは近くのホームセンターで買ってきました。



まずは本棚の中身を出して棚を空にし、棚板や棚受けなども取り除きます。(というか棚受けを外さないと、1.8メートルもある棚板を外すことができませんでした)
次に棚の周りの塗装しない部分を新聞紙とマスキングテープで隠しておきます。
そして塗料がよく塗れるように下地用のスプレーを吹いておきます。こうしておくと塗料が浸み込むことを防いでくれるのです。
ただし、有機溶剤が入っているので換気には注意しなければなりません。



プライマーが乾いたら(大体二時間くらいでしょうか)、いよいよ塗装を行います。
缶の中の塗料を受け皿にあけ、ローラーと刷毛とで塗っていきます。広い部分はローラーで一気に、隅っこなどは刷毛でていねいに塗っていきます。
ちゃんと下地処理がしてあれば一回塗りでいいのですが、プライマーの塗り方によってムラができるので念のため二度塗りを行います。
水性塗料は薄める必要がなく、手や衣服についても簡単に洗い落とすことが出来るので便利です。
下の写真は塗装が終わったばかりのもの。棚受けの板も塗装して仮に差し込んであります。



同じように棚板も塗っておきます。
1.8メートルの棚板(2枚)はローラーで塗れば簡単、あっという間に塗り上げることが出来ます。
これで塗装は完了。翌日までこのままで乾燥させます。(冬場なので長めに時間を取りましょう)



塗装が乾いたらマスキングをすべて外し、棚受けを取り付けて棚板を乗せます。
このとき塗装面を傷つけないように注意して作業を行います。
一枚板の棚板は思った以上に重く、慎重に行わなければならず少し大変でした。
まあ、塗装を引っかいてしまったら、筆などで塗っておけばいいので神経質になることはありません。



これでとりあえずは完成です。やれやれ。
せっかくなのでミニカーをいくつか置いてみました。
アイボリーの色に黒い台座が引き立って見えると思うのですがどうでしょうか?



こんな感じで一つの棚に10台くらいのミニカーを置くことが出来るようです。全部で60台分くらいでしょうか。
すぐに満杯になってしまいそうなので、ホームセンターで棚と棚の間に取り付ける棚板と金具も買ってきました。
棚板は厚さ5.5ミリの合板(長さ90センチ×幅30センチ)を15センチ幅にカットしてもらいました。カット料金は何と30円!でした。