五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

汚染砕石

2012年01月23日 | 日々のつれづれに
福島第一原発から出た放射能に汚染された砕石を使った建物や道路などが問題になっています。

なんで砕石を作るときにそのこと(放射能に汚染されている可能性)に考えが及ばなかったのか?
誰かひとりでも測定してみようと思わなかったのか?

今となっては手遅れになってしまった感が強いこの問題ですが、解決の方策はあるのでしょうか?
単なる砕石ならば大量の水をかけて洗い流してしまう(その汚染水は管理する必要がありますが)ことで、ある程度解決する問題ではあるようです。
実際に汚染砕石を使っていても放射能が検出されないのは、そういった“処理”を施したからかもしれません。

しかし、放射能を含んだままコンクリートなどで固めてしまった場合には対応が厄介なものになってしまうでしょう。
最悪は工事のやり直しですが、マンションの基礎などに使ってしまった場合は改修の費用はばく大なものになってしまうことを覚悟しなければなりません。

放射能は目に見えないだけに、汚染地域の資材(食材を含む)を使ったり移動させたりするときには、色々なケースを考えて細心の注意と想像力を持って対応することが重要です。
そのことを私たちに教えてくれた問題でした。
コメント
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