五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
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消費税増税をめぐる自己矛盾 野田首相の信頼感

2012年01月26日 | 日々のつれづれに
耳を疑う消費税増税をめぐる自己矛盾 野田首相の信頼感はユーチューブで地に堕ちた【田中秀征 政権ウォッチ】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

たぶん、今の民主党政権に対するぬぐいがたい不信感を序実に表しているのが、このYouTubeにアップされている2009年の総選挙での野田首相(議員当時)の演説内容でしょう。

「税金の無駄遣いは許さないということです。天下りは許さない、渡りは許さない、それを徹底していきたい」
「消費税5%分の皆さんの税金に、天下り法人がぶら下がっている。シロアリがたかっているのです」
「それなのに、シロアリを退治しないで、今度は消費税を引き上げるんですか」
「シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす、そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。徹底して無駄遣いをなくしていく、それが民主党の考え方です」

私たちはこうした民主党の姿勢に賛同して投票し、それによって民主党は政権を獲ったのではなかったか。

それなのに今、野田首相は当時消費税引き上げを検討していた自民党にすり寄るような所信表明演説を行い、また「消費税増税はマニフェスト違反ではない」とまで言い切る。

首相自身が本心からそう思って言っているのか、それとも財務省の官僚に言い含められたままにしゃべっているのか。
いずれにしても、ことここにいたっては、野田政権は当時の国民の意思をまったく無視して暴走しているといわざるを得ません。
なんとかしなければいけない。
しかし、民主党政権に取って代われる政権が自民党を始めとしてひとつとしてない。
不幸もここに極まった、と思わなければならないのがとても残念で悔しい。
コメント
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