五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

Rothmansのポルシェ

2012年06月17日 | ミニカー
このブログを書いているまさに現在、フランスではル・マン24時間レースが開催されています。
ハイブリッドカーで参戦したトヨタTS030は2台ともリタイヤし、同じくハイブリッドカーのアウディが表彰台を独占しそうな勢いですが、その話はこっちに置いておいて...。

写真は、最近入手したポルシェ962C。1987年のル・マンに参戦したクルマのミニカーです。
中古品を入手したのでリアウィングやサイドに「Rothmans」(ロスマンズ)のロゴが大きく入っていますが、実はこのロゴのデカールは新品購入時は貼られてはおらず、本体に添付になっているのです。





というのもロスマンズは英国のたばこメーカー(今はケントやダンヒルで有名なBATという会社に買収されて、ブランド名だけが残されています)で、世界的なたばこの広告規制の流れの中で、メーカー自らが自主規制してしまっているのです。
しかし、デカールの無いままでは文字通り「間が抜けた」感じになってしまうので、別添付している(メーカーはこれさえも正式にはうたっていない)のだそうです。
下記はデカールを貼ってないロスマンズ・ポルシェ(手前側が956L、後方が962C)です。最初の写真と比べてみてください。



「たかがおもちゃにそこまでしなくても」と思わないでもありませんが、メーカーとしては批判の“槍玉”に上げられるのを恐れたのでしょうが困るのはコレクター。

今回のものは、デカールが貼ってあったからいいようなものの、自分で貼ることの出来ない不器用な人間には、そのまま飾っておくことしか出来ないので、実車の感じが損なわれることびただしいものがあります。
取引制限を20歳以上にした「成人向け商品(うわっ!この表現)」でもいいですから、デカール貼りされた製品を売って欲しいものです。

私の場合には、デカール貼りの上手な友人がありますので、彼の腕を“当てにして”デカール貼り無しのミニカーを入手していますが、そういう幸運な人ばかりではないので、何とかしてほしいなあと思います。
コメント
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