五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

防災士会の定例会

2020年07月07日 | 日々のつれづれに
全国的には織姫と彦星の一年に一度のデートの日。
私にとっては祖父の命日、そして長女の誕生日でもあるこの日。
そんな日に、それらには全く関係の無い、防災士会の定例会が夜ありました。

2月に冬季避難訓練を計画していた時に起きたコロナ騒ぎ。
4月に延期するも、ウィルスが終息せず、そこでもまた中止。
結局、防災士会自体も5カ月ほどお休みして、久しぶりの開催となりました。

定例会でありながら、4月に予定していた総会を兼ねるという異例の会議。
集まったのは全部で16人ほどでしょうか、ちなみに全員で22名です。
昨年度の事業報告、決算報告と監査結果の承認、本年度の事業計画と予算の承認。
議事はスムーズに終了し、ある意味本題でもある情報交換の時間。

ちょうど今、九州などでコロナ禍の中での避難所が開設されていて、必然的に話題もその話になりました。
昨年、町内の避難所を調査した時には、一人当たりのスペースは畳一畳分程度で計算したはずだったのに、今のそれははるかに広いスペースを必要とします。
広い体育館に点在する避難者のベッド。

つまり、今までの避難所の想定では、入りきれない避難者が大量に発生することになるのです。
加えて、ウィルスから身を守るためには、出来るだけ地上から離れた、つまり高い位置で過ごすのが重要、ということで、ニュースなどでもダンボールで作ったベッドが映し出されていました。
でもあのベッド、高価過ぎて財政の余裕のない自治体ではとても避難者の数だけ用意するなんてことはできません。
加えて、冷房と換気をしっかりと行うことも必要になるし、そうかといって汚染された空気がまん延してしまうことも避けなければなりません。
避難所での発病者の手当てをどうするかについても、考えの甘かったことを痛感することになりました。

なんか、もう一度避難所はどうあるべきか?について、始めから考え直す必要がありそうな雰囲気です。
来月からは、町の防災担当も交えて討議をすることになりました。

今年の防災訓練は8月30日の予定です。
訓練の内容については、別の機会に書こうと思います。