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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

漢検合格から10年

2004-11-26 15:19:53 | 漢検(R)

先日こちらにトラックバックしてくださった方のブログを見て、ふと10年前に漢字検定(漢検)2級に合格したことを思い出しました。かなり前のことですが、いまだに忘れられない思い出です。

もともと漢字は大の苦手で、小学校で習う漢字も怪しいほどでした。通っていた高校は英語と国語に力を入れていて、高校1年のときは毎週漢字テストが行われていました。初めのうちは「どうしてこんなことしなければいけないの?」と反発し、ほとんど勉強しませんでした。当然成績は悪く、担任の先生や国語の先生からは怒られっぱなし(笑)。再試験もさせられました。再試験の後は今までの自分に反省し、多少嫌々ながらも少しは真剣に勉強するようになりました。
そんな怠け者が漢検を初めて受けたのが高校2年生のときです。軽い気持ちで3級を受けたところ、日ごろのテストのおかげか一発で合格。この合格で自信がついてか、おそらく本気で漢字を勉強し始めたのはそれ以降だったと思います。さて、3級の次は2級受験(当時準2級はありませんでした)。さすが2級になると四字熟語など、かなりハードルは高かったです。しかし高校3年生の秋、3度目の受験でようやく合格できました。

その当時はけっこう苦労しましたが、今では高校の先生にとても感謝しています。もしそのときに漢字を勉強していなかったら、今ごろはどうなっているかと考えるだけでぞっとします。それに漢検合格のおかげで、「こんなダメな自分でもやればできるんだと」いろんなことに自信がつくようになりました。
最近国語の授業で、漢字の読み書きをきちんと教えない小・中学校が多いという話を聞きます。英語教育にはあれだけ熱心なのに、どうして自国の言葉には無関心でいられるのでしょうか。