Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「タイパ」に落ちた男

2023-10-02 13:56:44 | 日記・エッセイ・コラム
「日経電子版」で「『タイパ』に踊った男 ファスト映画事件」という記事を読みました。
この事件はあるユーチューバーの男性が違法でファスト映画チャンネルを開設し、賠償金5億円を請求されたというもの。
彼はこう思ったそうです。

「他の人もやっている」

やっぱり…。かの「赤信号」で始まるフレーズではないですけれど、特に日本人は「みんな」とか「他の人も」という言葉には弱いもの。中高時代は厳しい校則をしっかり守っていた姪ももし6年間地元の学校だったら、周りの影響を受けて制服は超ミニスカートだったかもしれません。
私は見たことがないですが、「ファスト映画」って違法にかかわらず需要があったそうですね。それだけ特に若い人が「タイパ」を重視したことでもあります。
仕事を効率化したり、出かける前にしっかり電車の時刻表を確認するなど、時にはタイパも大切だと思うのです。でも、映画を早送り再生して見るのは行き過ぎると思いますし、最後まで見る方が心に響くし、内容もよく分かると思うのです。あらすじだけ分かるのもつまらないし、かえって見ない方がタイパになるでしょう。自分は全く興味がないのに「みんなの話題について行きたい」という理由だけで時間を使ってしまうなんて虚しいですし、それならもっと自分のために時間を使いたいです。
人気になってお金を得るためだけに使ってしまった時間はもう戻ってきません。やはり悪事には染まりたくないですね。